白坂道子 : ウィキペディア(Wikipedia)
白坂 道子(しらさか みちこ、1935年10月28日 - )は、日本の女性声優。北海道札幌市出身(小樽市出身とする文献もある山中恒『餓鬼一匹: ボクラ少国民前夜』2003年、137頁。)。81プロデュース所属。
経歴
札幌市立豊水小学校(現:札幌市立資生館小学校)時代の5年生の時に、卒業式で在校生総代として祝辞を読む時の皆から募集した祝辞の作文をはっきりと大きい声で、皆の前で聞こえるように読む課題で、子供たちにコンクールをしていた。その時に書いて、読むコンクールの時に選ばれており、人前で声を出すことが初めての経験だったという。札幌市立中島中学校時代の1年生の時に、近くにNHKがあり、担任の教師に「ちょっとNHKに行ってごらん」と言われて、男子の友人と2人が行っていたところアナウンサーが現役を引退して、子供を集めて、声を出して読むという一つの試みをしていた。芥川龍之介の作品を念入りを出してたくさん声に出して読んでおり、10人くらい子供を集めて芥川の『杜子春』、『トロツコ』、『白』、『蜜柑』といったかっちり書かれていた文章に対して声を出して読むことを1年近くグループでしていた。1990年時点では、それが、何か役者の道に繋がっているような気がしているという。北海道札幌南高等学校時代は放送部に所属していた。
かつてはNHK札幌放送劇団の研究生を経て、芸術祭文部大臣奨励賞受賞を機に白坂 道子|語り工房、東京放送劇団、プロダクションエム・スリーに所属していた。同時期に俳優座養成所第13期生として入所し、3年間演技の基礎を学んでいた。
人物
特技は東北弁。趣味はシャンソン。
出演
テレビアニメ
- おばけのホーリー(1991年、おばあさん)
ラジオドラマ
- パイロットファーム
人形劇
- あつまれ!じゃんけんぽん(ノンタ)
- 大きくなる子(ノンタ、ケンの母)
- 銀河少年隊(ロップ(第二部以降))
- のびのびノンちゃん(タヌ君の母)
- こどもにんぎょう劇場
- 「パンをふんだ娘」(インゲルの母)
- 「バラモンとトラとジャッカル」
- 「最後の一葉」
ナレーション
- うず潮
- からだであそぼ
- くらしの歴史
- スタジオパークからこんにちは
- 虹
- 挽歌
- 転落の詩集
- ドキュメンタリー
- むかし男ありけり (1984年、RKB毎日放送) - 檀一雄の足跡を辿る 本作は同年芸術祭 (文化庁) テレビドキュメンタリーの部 優秀賞受賞
ラジオ
- 漢詩をよむ
- 古典講読
- 朗読の時間
吹き替え
映画
- 怒りの河(ローラ〈ジュリー・アダムス〉)
- ジェニーの肖像(ジェニー・アップルトン〈ジェニファー・ジョーンズ〉)
- 令嬢画伯(ダイナ・シェルトン〈シャーリー・テンプル〉)
テレビドラマ
- 刑事コロンボ 権力の墓穴(マーガレット・ハルプリン〈ローズマリー・マーフィー〉)
アニメ
- バッキーとペピート(バッキー)
外部リンク
- 語り工房(深沢彩子との朗読ユニット)
- 白坂道子のプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/17 13:08 UTC (変更履歴)
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