コラターラ・シバ : ウィキペディア(Wikipedia)
コラターラ・シヴァ(Koratala Siva、1975年6月15日 - )は、インドのテルグ語映画で活動する映画監督、脚本家。代表作には『』『Srimanthudu』『』『Bharat Ane Nenu』『デーヴァラ』があり、これまでにナンディ賞、サントーシャム南インド映画賞を受賞している。
キャリア
共産主義を信奉する社会活動家の家庭に生まれ、成人後はソフトウェアエンジニアとしてIT業界で働いていたが、映画界に進出して親族ののもとで助手を務め"Koratala Siva interview". Times of India. 2013-03-12.、『Okkadunnadu』『Bhadra』『Munna』『ブリンダーヴァナム 恋の輪舞』『Oosaravelli』では脚本家として台詞の執筆を務めた。しかし、脚本家の仕事は報われる機会が少ないことに不満を感じて監督に転身し、2013年にプラバース主演の『』で監督デビューして興行的な成功を収めた。2015年にはマヘーシュ・バーブ主演の『Srimanthudu』を手掛け、こちらも興行的な成功を収めている。
2016年はモーハンラールとN・T・ラーマ・ラオ・ジュニアを起用した『』を手掛け、14億ルピーの興行収入を記録するヒット作となり、監督デビュー後に3作続けて興行的な成功を収めている。2018年には再びマヘーシュ・バーブを起用して『Bharat Ane Nenu』を製作し、興行収入16億4000万ルピーを記録するヒット作となった。2020年からはチランジーヴィ、ラーム・チャラン父子を起用した『Acharya』の撮影を開始し、2022年に公開されたものの批評家からは酷評され、興行成績はキャリアの中で最低の結果に終わった。2024年はN・T・ラーマ・ラオ・ジュニアを主演に起用した『デーヴァラ』をと共同で製作し、40億ルピーの興行収入を記録するヒット作となった。
フィルモグラフィー
年 | 作品 | 監督 | 製作 | 脚本 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2002 | Girl Friend | ||||
2005 | Bhadra | ||||
2007 | Okkadunnadu | ||||
Munna | |||||
2010 | ブリンダーヴァナム 恋の輪舞 | ||||
2011 | Oosaravelli | ||||
2013 | |||||
2015 | Srimanthudu | ||||
2016 | |||||
2018 | Bharat Ane Nenu | ||||
2022 | Acharya | ||||
2024 | Krishnamma | ||||
デーヴァラ | |||||
受賞歴
年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
---|---|---|---|---|
フィルムフェア賞 南インド映画部門 | ||||
『MIRCHI/ミルチ』 | rowspan="6" | |||
テルグ語映画部門監督賞 | ||||
テルグ語映画部門作品賞 | 『Srimanthudu』 | |||
テルグ語映画部門監督賞 | ||||
テルグ語映画部門監督賞 | 『ジャナタ・ガレージ』 | |||
『Bharat Ane Nenu』 | ||||
南インド国際映画賞 | ||||
テルグ語映画部門作品賞 | 『MIRCHI/ミルチ』 | rowspan="6" | ||
テルグ語映画部門監督賞 | ||||
テルグ語映画部門作品賞 | 『Srimanthudu』 | |||
テルグ語映画部門監督賞 | ||||
テルグ語映画部門作品賞 | 『ジャナタ・ガレージ』 | |||
テルグ語映画部門監督賞 | ||||
IIFAウトサヴァム | ||||
テルグ語映画部門作品賞 | 『Srimanthudu』 | rowspan="2" | ||
テルグ語映画部門作品賞 | 『ジャナタ・ガレージ』 | rowspan="2" | ||
テルグ語映画部門監督賞 | ||||
ナンディ賞 | ||||
2013年 | 『MIRCHI/ミルチ』 | rowspan="4" | ||
2016年 | 大衆長編映画賞 | 『ジャナタ・ガレージ』 | ||
サントーシャム南インド映画賞 | ||||
『Srimanthudu』 | ||||
ジー・シネ・アワード・テルグ | ||||
2019年 | 台詞賞 | 『Bharat Ane Nenu』 | ||
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/04/24 13:34 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.