朴葵姫 : ウィキペディア(Wikipedia)
朴 葵姫(パク・キュヒ、、1985年9月16日- )は、韓国の仁川広域市で生まれ、韓国と日本で育ったクラシックギタリスト。
経歴
パクは3歳の時から横浜でクラシックギターの勉強を始めた。9歳の時に韓国ギターコンクールの青少年部門で第1位を獲得し、その後も国内外のコンクールで次々と第1位を獲得した。15歳で日本に移住(但し国籍は、未だに韓国籍である)。2004年に東京音楽大学に入学し、日本のクラシックギタリストである福田進一、荘村清志に師事し、その後ウィーン音楽大学でアルバロ・ピエリに師事した。小澤征爾指揮のオペラツアーに参加したほか、2009年には東京の白寿ホールで開催された「ギター・フィエスタ」に参加した。2012年10月にはニューヨークのカーネギーホールでも演奏した。
コンクール入賞歴
パクは国際コンクールで異例の数の優勝を果たしている。
2005年 韓国ギター音楽コンクール 第1位 2007年、ハインツベルク国際ギターコンクール第1位および聴衆賞受賞 2008年、ギター春の国際コンクール、第1位(パクは女性として初めて第1位を獲得し、このコンクールの歴史上アジア人として初めて第1位を獲得した) コブレンツ国際ギターコンクール第2位 2009年、リヒテンシュタイン・ギター・フェスティバル、国際リヒテンシュタイン・ギター・コンクール、第1位 2009年、2011年ミケーレ・ピッタルーガ国際クラシックギターコンクール第2位 2010年、アグスティン・バリオス国際ギターコンクール第1位 2012年、アルハンブラ国際ギターコンクール、第1位および聴衆賞 2014年 1月エドモンド・ジャーコウスキー記念ギター・コンペティション。
ディスコグラフィー
- スエーニョ(Sueño , スペイン語で「夢」の意。2010)
- ソナタ・ノワール(フランス語で「黒いソナタ」の意、2012)
- ギターリサイタル(2013)
- エル・ウルティモ・トレモロ(イタリア語で「究極のトレモロ」の意、2013)
- サウダージ(2014)
- ハーモニア(2018)
- ル・デパール(2021)
- 手紙(2022)
- ザ・ライブ(2023)
- バッハ(2024)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/09/17 00:41 UTC (変更履歴)
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