礼真琴 : ウィキペディア(Wikipedia)

礼 真琴(れい まこと、12月2日『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、103頁。ISBN 978-4-86649-223-0。 - )は、宝塚歌劇団星組に所属する男役。星組トップスター礼真琴、舞空瞳ら臨む宝塚星組公演5カ月遅れて開幕 日刊スポーツ。。

東京都江戸川区、東海大学附属浦安高等学校出身。身長170cm。血液型O型。愛称は「まこっつあん」、「こと」、「こっちゃん」。

来歴

2007年、宝塚音楽学校入学。

2009年、宝塚歌劇団に95期生として首席入団次期星組トップスターに礼真琴、トップ娘役に舞空瞳 日刊スポーツ。。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台。その後、星組に配属。

若手時代から歌・ダンス・芝居と比類なき実力で注目を集め、2013年の「ロミオとジュリエット」で新人公演初主演。その後も3度に渡って新人公演主演を務める。

2014年の「かもめ」でバウホール公演初主演。同年の全国ツアー公演「風と共に去りぬ」では、ヒロインのスカーレット役に抜擢。

2015年、北翔海莉・妃海風トップコンビ大劇場お披露目となる「ガイズ&ドールズ」で、再び女役アデレイドを演じ、女役の大役が続く。

2016年の「鈴蘭」で2度目のバウホール公演主演。続く「こうもり/THE ENTERTAINER!」より、星組新3番手に昇格。

2017年、紅ゆずる・綺咲愛里トップコンビ大劇場お披露目となる「THE SCARLET PIMPERNEL」より、新生星組の2番手となる宝塚星組新トップの紅ゆずる、役作りに珍アピール デイリースポーツ。。続く「阿弖流為」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初主演エンターテイメント性に溢れた礼真琴の初東上主演作品!宝塚星組公演『ATERUI-阿弖流為-』 宝塚ジャーナル。。

2019年の「アルジェの男/ESTRELLAS」で全国ツアー公演初主演。同年10月14日付で星組トップスターに就任。入団11年目でのスピード就任、令和、そして95期から誕生した初のトップスターとなった。相手役に102期首席入団の舞空瞳を迎え、共に首席入団のトップコンビ誕生ともなった。同年の「ロックオペラ モーツァルト」(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL公演)で、トップコンビお披露目。

2021年、「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」での演技が評価され、文化庁芸術祭賞の演劇部門新人賞を受賞。

2023年の「1789」を、体調不良により途中休演【宝塚】星組トップ礼真琴が当面休養 東京宝塚劇場公演は15日から中止、代演で19日から再開 日刊スポーツ。。代役は暁千星が務めた。

2024年、4か月の休養期間を経て、「RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜/VIOLETOPIA」より本格舞台復帰を果たす【宝塚】星組トップ礼真琴、休養から復活 4カ月ぶり舞台で暁千星と“激ムズ”インドダンスも 日刊スポーツ。宝塚歌劇星組トップ・礼真琴「RRR」開幕 キレッキレのダンス「ナートゥ」で復活アピール スポーツ報知。。

人物

父親は元サッカー日本代表の浅野哲也である。

主な舞台

初舞台

  • 2009年4 - 5月、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』(宝塚大劇場のみ)

星組時代

  • 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』
  • 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - 新人公演:侍従長ヨハン(本役:夏樹れい)/急使(本役:漣レイラ)/サムソン(本役:麻央侑希)『BOLERO』
  • 2010年4 - 5月、『激情』『BOLERO』(全国ツアー)
  • 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座) - 愛
  • 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - 新人公演:ウォルター(本役:如月蓮)
  • 2011年1 - 2月、『メイちゃんの執事』(バウホール・日本青年館) - 大門
  • 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - ビーナス、新人公演:ルーア神父(本役:涼紫央)『めぐり会いは再び』
  • 2011年8 - 9月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - ビーナス/代役:ボールソ(本役:壱城あずさ)美弥るりか休演に伴う配役変更で、8/20〜23は壱城あずさの代役としてボールソ役を演じる。『めぐり会いは再び』 - シリウス(博多座・中日劇場)
  • 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - マイク、新人公演:ライナス・コールドウェル(本役:真風涼帆)
  • 2012年3 - 4月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!』(ドラマシティ・日本青年館)
  • 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - ミゲル、新人公演:アンジェロ(本役:十輝いりす)『Celebrity』
  • 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ローラン『Celebrity』(全国ツアー)
  • 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - ルーチェ、新人公演:フォーマルハウト(本役:美稀千種)『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - ヴァルゴオムA/プティタミ、新人公演:エトワールオム(歌手)、ヴァルゴオムA(本役:十輝いりす)/アルデバラン(本役:真風涼帆)/スコルピオ、ロワ・ド・エトワール(本役:柚希礼音)
  • 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 石繍雲『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
  • 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - ベンヴォーリオ紅ゆずると役替わり。/愛鶴美舞夕と役替わり。、新人公演:ロミオ(本役:柚希礼音) 新人公演初主演
  • 2013年9 - 10月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!II』(東京国際フォーラム・博多座)
  • 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - ウジェーヌ、新人公演:ナポレオン・ボナパルト(本役:柚希礼音) 新人公演主演
  • 2014年5 - 6月、『かもめ』(バウホール) - コンスタンチン・ガブリーロヴィチ・トレープレフ(コースチャ) バウ初主演
  • 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - パット・ボローニャ、新人公演:イヴァーノ・リッチ(本役:柚希礼音)『パッショネイト宝塚!』
  • 2014年11 - 12月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - スカーレット 全国ツアーヒロイン
  • 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - マルセリーノ・フェデリコ、新人公演:アントニオ・デ・オダリス伯爵(本役:柚希礼音)『Dear DIAMOND!!』 新人公演主演
  • 2015年6 - 7月、『大海賊』 - キッド『Amour それは…』(全国ツアー)
  • 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - アデレイド、新人公演:運転手(本役:天希ほまれ)
  • 2016年1月、『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』(バウホール) - リュシアン バウ主演
  • 2016年3 - 6月、『こうもり』 - アルフレード/開幕の紳士『THE ENTERTAINER!』
  • 2016年7月、『One Voice』(バウホール)
  • 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 八木永輝『ロマンス!! (Romance)』
  • 2017年1月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(東京国際フォーラム) - ムケーシュ
  • 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ショーヴラン
  • 2017年7 - 8月、『阿弖流為-ATERUI-』(ドラマシティ・日本青年館) - 阿弖流為 東上初主演
  • 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - エーリッヒ・ケストナー『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
  • 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 徳三郎『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
  • 2018年8 - 11月、『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)』 - 捲殘雲(ケンサンウン)『Killer Rouge/星秀☆煌紅』(梅田芸術劇場・日本青年館・國家戯劇院・高雄市文化中心至徳堂)
  • 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - フロリアン・ザイデル『ESTRELLAS(エストレージャス)〜星たち〜』
  • 2019年5月、『アルジェの男』 - ジュリアン・クレール『ESTRELLAS(エストレージャス)〜星たち〜』(全国ツアー) 全国ツアー初主演
  • 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - リー・ロンロン/孫悟空『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』

星組トップスター時代

出演イベント

CM出演

受賞歴

  • 2013年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
  • 2014年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2013年度新人賞『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7。
  • 2017年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2016年度努力賞『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
  • 2020年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 男役賞
  • 2021年、第76回『文化庁芸術祭賞』 - 演劇部門新人賞
  • 2022年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2021年度優秀賞『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。

注釈

出典

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/12 10:59 UTC (変更履歴
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