ショーナ・ヒース
英国出身。ブライトン大学の服飾デザイン学科を1997年に卒業後、アートディレクターとして「Vogue」などファッション誌の撮影や、ディオールを始めとしたハイブランドのウィンドウディスプレイ、マルニ、ランバン、プラダなどのオートクチュール・コレクションショーのセットを手がけ、多岐に渡る活動を展開する。
著名な写真家ティム・ウォーカーとの20年以上に及ぶコラボレーションにより、セットデザイナーの草分け的存在としてファッションフォトの世界で注目を獲得。
ヨルゴス・ランティモス監督作「哀れなるものたち」(23)で映画に初参加し、ジェームズ・プライスとともに奇想天外なセットの数々を手がけて第96回アカデミー賞の美術賞を受賞した。短編映画「Eye Ear You」(22)でメガホンをとった経験も持つ。