土屋和彦 : ウィキペディア(Wikipedia)

土屋 和彦(つちや かずひこ、1964年2月18日 - )は日本のフリーアナウンサー。アリエス所属。

来歴

東京都出身。日本大学文理学部卒業。

元々俳優を目指していたが、俳優としてはなかなか芽が出ず、25歳の時、ホテルのアルバイトの際に出入りの婚礼司会者を見て、自分も出来そうだと思い司会者(アナウンサー)の道へ方向転換。東京アナウンスアカデミーに通い始め、志生野温夫率いるシオノ事務所の門を叩く。

ロッテオリオンズが千葉に本拠地を移転して千葉ロッテマリーンズとなって2年経った頃(1994年頃)に衛星放送のベンチリポーターを務めたのがスポーツ実況アナウンサーとしてのキャリアの始まり。当時は衛星放送の黎明期でスポーツ実況アナウンサーの人手不足が叫ばれていた時期で、様々なスポーツ実況に関与した。

麻雀実況についてはMONDO21(現・MONDO TV)で2002年に放送された「麻雀 BATTLE ROYAL」以来、同局で放送される麻雀番組(モンド麻雀プロリーグ)で20年以上に亘って実況を担当。第3回名人戦での小島武夫の九蓮宝燈和了など、数々の場面を実況している。現在麻雀配信でプロ雀士が実況を務める機会が多い中、アナウンサーとして麻雀実況に携わっている数少ない人物でもある。

2017年までシオノ事務所に所属していたことが確認できているが、後にアリエスに移籍している。

挿話

  • シオノ事務所に入った際、社長の志生野から「テレビ局の制作現場はどうなっているのか勉強して来い」と告げられ、午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ系)のアシスタントディレクターとして番組制作に携わっていた時期がある。2年経ってディレクターになるように誘われたが、アナウンサーを目指していることを理由に断っている。
  • 麻雀番組の実況・進行役を務めるに当たって勉強材料に用いたのは片山まさゆきの「打姫オバカミーコ」だという。

現在の出演番組

  • モンド麻雀プロリーグ(MONDO TV)実況担当

過去の出演番組

特記なき限り実況担当

  • おはよう!ナイスデイ(フジテレビジョン)リポーター
  • CTCダイナミックスポーツ(千葉テレビ放送)マリーンズ戦実況担当
  • 歌謡選抜(群馬テレビ)司会
  • ビリヤード番組(スポーツ・アイ ESPN)
  • USPGAシニアツアー(ゴルフネットワーク)
  • 月刊ゴルフギア情報局(ゴルフネットワーク)
  • サッカー中継(Jリーグ/セリエA/リーグ・アン、スカイパーフェクTV! 他)
  • 交通情報(NHKラジオ)
  • 長野オリンピックカーリング(NHK-FM)
  • JLCレースライブ(日本レジャーチャンネル)
  • ATPツアー・マスターズ1000シリーズ(GAORA)

映画

  • 麻雀放浪記2020 - 麻雀五輪の実況アナ役
  • 甲州快童トライ☆オン TheShortMovieずら! - 輝雄役

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/01 22:37 UTC (変更履歴
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