横澤丈二 : ウィキペディア(Wikipedia)
横澤 丈二(よこざわ じょうじ、1964年11月5日 - )は、東京都出身の演出家・脚本家・映画監督・俳優・歌手。株式会社ヨコザワ・プロダクション代表取締役。劇団四重奏主宰。日本芸能マネージメント事業者協会会員・日本音楽著作権協会会員。大嶽部屋東京大竜会理事。
来歴・人物
日本大学第三中学校・日本大学第三高等学校卒業。高校1年よりクラリネットを北爪利世に師事。日本大学芸術学部を経て、1986年に無名塾に入塾。数々のテレビ・映画・舞台に出演。
1990年、株式会社ヨコザワ・プロダクション設立、ヨコザワ・アクターズ・スタジオ(俳優・声優養成所)を開設。1992年に現在の劇団四重奏を旗揚げ。
映画『エクソシスト』を舞台化するにあたり、原作者である、ウィリアム・ピーター・ブラッティと対談を実現している。後に、横澤丈二が脚本・演出を務め、舞台公演を行っている。
2001年11月に結婚。家族は妻と娘が2人いる。
出演作品
ラジオ
- 2007年4月〜2008年3月:ラジオ日本 敏と直樹と丈二のガッツリナイト
- 2010年7月〜2012年3月:葛飾エフエム放送 山口かおると横沢丈二の二人の世界
- 2009年10月〜2012年3月:葛飾エフエム放送 ドラマ・シンフォニー
- レインボータウンエフエム放送 石川敏男の勝手に演歌応援団長
- 2012年4月~:レインボータウンエフエム放送 ラジオドラマ甲子園
- 2017年8月~:エフエムびざん「眉山の風よ!阿波の踊りに吹け!」イレギュラー出演
ドラマCD
- ラジオ日本「エクソシスト事務所」
- いんちきブラザーズ「いんちきマンショー」
オーディオブック
- Audible
- 『日本一の幽霊物件 三茶のポルターガイスト』(幻冬舎文庫)
主な脚本
テレビ
- 2011年:TBS月曜ゴールデン 十津川警部シリーズ44「特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜」
- 2013年:TBS月曜ゴールデン 西村京太郎サスペンス「探偵・左文字進16〜他人になった女〜」
- 日本テレビ ぶらり途中下車の旅(構成)
ラジオドラマ
- 2007年4月:ラジオ日本 「エクソシスト事務所」(「敏と直樹と丈二のガッツリナイト」内)
- 2009年10月:かつしかFM 「恋愛遊戯」短編もののオムニバスドラマ、アニソン魂 ラジオミュージカル「アニ魂」・ラジオ御伽草子「春蝉」・他(以上全て「ドラマ・シンフォニー」内)
- 2013年4月:レインボータウンエフエム放送 「ラジオドラマ甲子園」 「眉山の風よ!阿波の踊りに吹け!」(レインボータウンエフエム放送・エフエムびざんで放送中)「黄昏の風のなかに君がいた」ほか(以上全て「ラジオドラマ甲子園」内)
舞台
- エクソシスト、エクソシスト・リハーサル、エクソシスト・リハーサル2
- 脚本・演出を手がけた舞台「エクソシスト」「エクソシスト・リハーサル」「エクソシスト・リハーサル2」は、原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティから日本における上演権を得て作られたものである。
- 1992年:『蝿の王』ウィリアム・ゴールディング原作
- 1993年:『蝿の王』再演ウィリアム・ゴールディング原作
- 1994年:『クチュリエ』
- 1995年:『逆さ屏風は恐ろしや』
- 1996年:『少年を売る店』平成8年度文化庁芸術祭 参加作品
- 1997年:『エクソシスト』ウィリアム・ピーター・ブラッティ原作
- 1998年:『短い尺度計の告白』『逆さ屏風は恐ろしや』再演
- 1999年:『下を向くゼブラ』『石の下の記録―短い尺度計の告白―』大下宇陀児原作
- 2000年:『月光石‐ラインストーン‐』
- 2001年:『エクソシストリハーサル』ウィリアム・ピーター・ブラッティ原作
- 2002年:『ダンディライオン』
- 2003年:『猿の手 NEEDFUL CHANCES』ウィリアム・ワイマーク・ジェイコブズ原作
- 2004年:『美しき心のなかに』メアリー・シェリー原作
- 2005年:『ゴールデンムーン』ブラム・ストーカー原作
- 2006年:『越前蟹が渡る頃』三軒茶屋スパーク1演劇祭最優秀作品賞 受賞・『美しき心のなかに 〜ディレクターズ・カット版〜』メアリー・シェリー原作
- 2007年:『不倫の晩餐会』『越前蟹が渡る頃』再演
- 2008年:『エクソシストリハーサルII』ウィリアム・ピーター・ブラッティ原作
- 2009年:『能代・お菊』(全国ツアー)
- 2012年:『思案橋悲恋』(全国ツアー)
- 2013年:『あたたかな手拍子が聞こえてくる山々…美唄』『冬の美唄…それは悲哀を運ぶ月の舟』
- 2015年:『横澤丈二 50's Birthday LIVE』
- 2016年:『『美唄炭鉱物語』シリーズ2016音楽ライブ第二弾』
映画
- 美唄炭鉱物語シリーズにおいて、すべての脚本・監督を行っている。
- 2013年:映画『美唄物語〜不思議のヤマの男たち〜』
- 2014年:映画『美唄物語2〜それは時空を超えるヤマ〜』映画『美唄物語3〜哭き枯れたヤマ〜』
- 2015年:映画『美唄物語4〜恨(ハン)888〜』映画『美唄物語5〜怒りの人民裁判〜』
- 2016年:映画『美唄物語6〜続・怒りの人民裁判〜』映画『美唄物語7〜我路 その愛〜』
- 2017年:映画『美唄物語8〜我路 その愛〜』
- 2022年:映画『炭鉱町ブルース(仮)』
書籍
- 2023年:『日本一の幽霊物件 三茶のポルターガイスト』(幻冬舎文庫)
- 同年に映画化。映画『三茶のポルターガイスト』全国ロードショー
- 2024年:『30年間事務所に出た幽霊が教えてくれた 死後の世界』(KADOKAWA)
連載
- 知的好奇心の扉TOCANA『オカルトの棲む稽古場』(2022年3月~)
音楽
- 舞台『越前蟹が渡る頃』エンディング曲「これってシアワセ?…$♂♀」C/W「さざなみの声」JOYSOUND 舞台「越前蟹が渡る頃」『これってシアワセ?…$♂♀』横沢丈二
- 「美唄炭鉱物語」シリーズ
- 各作品、イメージソングについては作詞、テーマソング・挿入歌については作詞・作曲を行っている。
- 編曲は宮下文一。ディレクターは前田克美。コーラスはJIVEが担当。
- 朗読劇『あたたかな手拍子が聞こえてくる山々…美唄』
- テーマソング「黄昏の美唄」
- 朗読劇『冬の美唄…それは悲哀を運ぶ月の舟』
- イメージソング「愛の旅・美唄」
- テーマソング「冬の月・美唄」
- 映画『美唄物語〜ふしぎのヤマの男たち〜』
- イメージソング「星伝説・美唄」
- テーマソング「美唄のヤマへ」
- 映画『美唄物語2〜それは時空を超えるヤマ〜』
- イメージソング「我路の灯火・美唄」
- テーマソング「泣かないと決めた春」
- 映画『美唄物語3〜哭き枯れたヤマ〜』
- イメージソング「許しの大地・美唄」
- テーマソング「黄昏の風我路・美唄」
- 映画『美唄物語4〜恨(ハン)888〜』
- イメージソング「生きてこそ美唄」
- テーマソング「亡き風景が誘う美唄」
- 映画『美唄物語5〜怒りの人民裁判〜』
- 挿入歌「美唄哀歌」
- イメージソング「ひまわり・美唄」
- テーマソング「北炭の駅・美唄」
- 映画『美唄物語6〜続・怒りの人民裁判〜』
- 挿入歌「沈まぬ太陽・美唄」
- イメージソング「走馬灯・美唄」
- テーマソング「影法師・美唄」
- 映画『美唄物語7〜我路 その愛〜』
- 挿入歌「祖国の河」
- 主題歌「我路(わがみち)」
- 主題歌「海峡」
- 映画『美唄物語8〜我路 その愛〜』
- 挿入歌「我路哀歌」
- 主題歌「地底船」
- 主題歌「祖国」
- ラジオドラマ『眉山の風よ!阿波の踊りに吹け!』
- 主題歌「眉山の風に!」
- 徳島県にある眉山ロープウェイ(阿波おどり会館/山麓駅)のゴンドラ内で聴くことができる。
- 主題歌「眉山の風に!」
- 映画『新・三茶のポルターガイスト』エンディングテーマ「水底の愛」※各音楽配信サイトで配信
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/23 04:05 UTC (変更履歴)
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