福井利佐 : ウィキペディア(Wikipedia)
福井 利佐(ふくい りさ、1975年 - )は、切り絵作家。静岡市立高等学校、多摩美術大学デザイン学部グラフィックデザイン学科卒業。
静岡県静岡市(現在の駿河区)出身。実家は祖母の代からの美容院で母も美容師。
中学生の頃に「切り絵クラブ」に入り、切り絵の基本を学ぶ。その一方で高校時代はバスケットボールに夢中となった。
繊細かつ大胆な表現描写を用いた作品を多く発表している。広告、ポスター、映像、装幀など、アートワーク・コラボレーション作品を発表している。2013年「Life-Sized」POLA MUSEUM ANNEX(東京)、2016年「Ki Ri Ga II RISA FUKUI Exhibition」MICHEKO GALERIE(ドイツ・ミ ュンヘン)で個展を行うなど、国内外で活躍している。
夫はイラストレーターの今井トゥーンズ。二児の母。
主な作品制作
- カバーアートワーク制作。
- 「J-WAVE TIMETABLE 2012」カバーアートワーク制作。
- NHK-BS「猫のしっぽカエルの手」オープニングタイトル制作。
- 「ポリティコン」桐野夏生著 表紙アートワーク制作。
- 「婦人画報」表紙・切り絵制作。
- NHK-BS「太宰治短編小説集『グッド・バイ』」映像作品制作。(アニメーション制作:TYMOTE)
- 「TARACHINE」オリジナル切り絵 ムービー発表 (映像制作:STUDIO 4℃)
- 「中島美嘉写真童話集BOX(DVD込)」の装幀デザイン / アートワーク制作
- 「OSAMU TEZUKA×RISA FUKUI by UNIQLO」コラボレーションTシャツ (4型)
- 「i(アイ)」三菱自動車とのコラボレーションモデル開発
- 「蜘蛛女のキス」(今村ねずみ、山口馬木也)舞台ポスター制作。
- 「MVA 05 by SPACE SHOWER TV」メインヴィジュアル制作 (映像/広告関連)。
- 「Letユs MUSIC TOUR 2005」のツアーパンフ、グッズ、舞台装飾等制作。
- 「MUSIC」中島美嘉のジャケットアートワーク制作
- 「TOKYO COLLECTION 04」にて「ALMOND」コラボレーション作品制作 / 参加。
- 「And A + Reebok」の企画で、スニーカーを2型発売 (欧米も販売) 。
展覧会・個展
- 福井理佐 切り絵展 絢爛「能」(駿府博物館/2019年)
- 宝生流「和の会」ファイナル公演にて10年間の軌跡展示(宝生能楽堂/2018年)
- 福島ビエンナーレにて高村智恵子の生家にて個展(2018年)
- 線で魅せる切り絵 福井利佐作品展(富士川・切り絵の森美術館/2017年)
- Ki Ri Ga II /RISA FUKUI Exhibition(MICHEKO GALERIE/2016年)
- 福井利佐展 - 進化する切絵の世界 -(金津創作の森アートコア/2014年)
- Life-Sized(POLA MUSEUM ANNEX/2013年)
- "Ki Ri Ga" RISA FUKUI(MICHEKO GALERIE、Munich/2012年)
- 切り絵を魅せる~福井利佐の世界(駿府博物館/2012年)
- 『ポリティコン』切り絵原画展(2011年)
- 紙のかたち展ー切って魅せるー(虎屋ギャラリー/2011年)
- KI RI GA / Risa Fukui exhibition vol.2(2008年)
- Yi Dong(2007年)
- YUMEJUYA EXHIBITION(2007年)
- 第11回 NHKハート展(2006年)
- RISA FUKUI Exhibition Vol.1(2004年)
- Beautiful Japanese Heart Project(2004年)
- IMAJUKU ASAMI -exhibition-(2003年)
- VERSUS Exhibition 2001(2001年)
- JACA日本ビジュアルアート展(1999年)
主な受賞歴
- JACA日本ビジュアルアート展特別賞受賞 (1999年)
主な出版物
- 福井利佐 能楽作品集「NOH」(福井利佐事務所、2019年)
- 福井利佐切り絵作品集「 KIRIGA」(青幻舎、2012年)
- 「たらちね Tarachine 切り絵原画集 ~映像作品「たらちね」の舞台裏~(DVD付)」(ボーンデジタル、2008年)
- 「KI RI GA 福井利佐切り絵作品集」(情報センター出版局、2007年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/27 12:03 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.