ベン・コリンズ : ウィキペディア(Wikipedia)
ベン・リーヴズリー・コリンズ(Ben Lievesley Collins、1975年2月13日 - )は、イギリスのレーシングドライバー。イングランド・ブリストル出身。
レース実績よりも、むしろ後述するテレビ出演歴で有名なドライバーである。
略歴
1995年にイギリスのフォーミュラ・ヴォクスホール・ジュニアに参戦してレースデビュー。1996年から1998年にかけてはイギリスF3に参戦したほか、1999年にはインディ・ライツ、2000年にはフランスF3に参戦しているが、目だった成績は残していない。2001年以後は主にスポーツカーレースへ散発的に参戦している。
2003年からは、英国放送協会(BBC)の人気自動車番組『トップ・ギア』において、ペリー・マッカーシーの後を継いで覆面ドライバーのザ・スティグ(2代目)役を務めていたが、2010年9月にイギリス国内で出版された自叙伝において、BBCとの契約に反して「自分がスティグの正体である」ことを明かしたため、BBCとの契約を打ち切られた。しかし、2011年7月放送のシリーズ17エピソード6に出演。”元”スティグと紹介され、番組中でも2代目スティグは彼であったことが公表された。
その後2010年10月には、『トップ・ギア』のライバル番組であるチャンネル5の『フィフス・ギア』の司会者陣に加入し、同番組でスティグ時代とよく似たテストドライバー役を務めている。
映画のスタントドライバーを務めることもあり、特に映画『007』シリーズでは『007 カジノ・ロワイヤル』『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』と3作品連続でスタントドライバーに起用されている『トップギア』の元覆面ドライバーが、映画『007』最新作のスタントドライバーに! - autoblog日本版・2012年5月15日。2012年11月には、前述の『トップ・ギア』が「ジェームス・ボンド50周年スペシャル」を放送することになり、同番組に「元スティグのスタントドライバー」として再び登場した。
レース戦績
ル・マン24時間レース
年 | チーム | コ・ドライバー | 使用車両 | クラス | 周回 | 総合順位 | クラス順位 |
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2001年 | GBR チーム アスカリ | ZAF ヴェルナー・ルプバーガーFIN ハリ・トイヴォネン | アスカリ・A410-ジャッド | LMP900 | 134 | DNF | DNF |
2002年 | ZAF ヴェルナー・ルプバーガーUSA T. J. ベル | アスカリ・KZR-1-ジャッド | LMP1 | 17 | DNF | DNF | |
2011年 | GBR RML | GBR マイク・ニュートンBRA トーマス・エルドス | HPD・ARX-01d | LMP2 | 314 | 12位 | 4位 |
2014年 | USA クローン レーシング | USA トレーシー・クローンSWE ニクラス・ヨンソン | フェラーリ・458イタリア GT2 | GTEAm | 325 | 30位 | 10位 |
著書
- 『The Man in the White Suit』(2010年、ISBN 978-0007327966)
外部リンク
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