アンダーソン・パーク : ウィキペディア(Wikipedia)

アンダーソン・パークAnderson .Paak、本名: Brandon Paak Anderson、1986年2月8日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オックスナード出身のミュージシャン、R&Bシンガー、ソングライター、音楽プロデューサー、マルチ奏者。ソロ活動の他に、レコードプロデューサーのKnxwledgeと共にNxWorries(ノーウォーリーズ)や、ブルーノ・マーズとのコラボレーション・プロジェクトであるSilk Sonic(シルク・ソニック)としても活動する。またアンダーソン・パークは、エレキギター、ベース、ピアノ、キーボード、ドラムスなど様々な楽器を演奏し、The Free Nationalsのヴォーカリストとしても活動している。

2012年にミックステープ『O.B.E. Vol.1』をリリース。2014年にアルバム『Venice』でデビュー。2016年の2作目『Malibu』は第59回グラミー賞の最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバムにノミネートされる。2018年には3作目『Oxnard』をリリース。第61回グラミー賞では楽曲「Bubblin」が最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞した。2019年には4作目『Ventura』をリリース、第62回グラミー賞の最優秀R&Bアルバム賞を受賞し、楽曲「Come Home」は最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞した。2021年にはブルーノ・マーズとの楽曲「Leave the Door Open」をリリースし、全米ナンバーワンヒットを記録した。2022年6月に行われたBTS「Proof」のロケでゲスト出演しドラムを担当した。

来歴

2012年、ミックステープ『O.B.E. Vol.1』をリリースする。

2014年、デビューアルバム『Venice』(ヴェニス)をリリースする。

2016年、2作目のアルバム『Malibu』(マリブ)をリリースする。収録曲「Come Down」は人気を集めアメリカでゴールドディスクに認定された。アルバムは第59回グラミー賞の最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバムにノミネートされ、アンダーソン・パークは新人賞にもノミネートされた。7月28日にリリースされたマック・ミラーの楽曲「Dang!」にフィーチャリングで参加、同曲は人気を集めアメリカでゴールドディスクに認定された。10月21日、音楽プロデューサーのKnxwledgeとのユニットNxWorries(ノーウォーリーズ)のアルバム『Yes Lawd!』をリリースする。

2018年、3作目のアルバム『Oxnard』(オックスナード)をリリースする。翌年の第61回グラミー賞では楽曲「Bubblin」(アルバム未収録)が最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞した。

2019年、4作目のアルバム『Ventura』(ベンチュラ)をリリースする。第62回グラミー賞では最優秀R&Bアルバム賞を受賞し、楽曲「Come Home」は最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞した。

2020年、楽曲「Lockdown」など数枚のシングルをリリース。第63回グラミー賞では「Lockdown」が最優秀ミュージックビデオ賞にノミネート、最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞を受賞した。

2021年3月5日、かねてから噂されていたブルーノ・マーズとのコラボレーション・プロジェクトであるシルク・ソニック(Silk Sonic)名義で初の楽曲「Leave the Door Open」をリリースする。この曲はアンダーソン・パークにとって初の全米ナンバーワンシングルになるなど、世界的なヒットを記録した。

2022年に開催された第56回スーパーボウルのハーフタイムショーにサプライズゲストとして出演した。エミネムの代表曲の1つ Lose yourself にドラムで参加している。

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • Venice / ヴェニス (2014年)
  • Malibu / マリブ (2016年)
  • Oxnard / オックスナード (2018年)
  • Ventura / ベンチュラ (2019年)

コラボレーション・アルバム

  • Yes Lawd! (with Knxwledge, as NxWorries) (2016年)
  • An Evening with Silk Sonic (with Bruno Mars, as Silk Sonic) (2021年)

受賞歴

来日公演

  • 2016年
    • 9月20日 東京 渋谷 WWW X
    • 9月21日 東京 恵比寿LIQUIDROOM
  • 2018年
    • 7月29日 新潟 苗場スキー場 - Fuji Rock Festival
    • 7月31日 東京 豊洲 PIT

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/15 09:30 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「アンダーソン・パーク」の人物情報へ