コウメ太夫 : ウィキペディア(Wikipedia)

コウメ太夫(こうめだゆう、本名:赤井 貴(あかい たかし)、1972年4月20日 - )はSMA NEET Projectに所属する日本のお笑いタレント。東京都杉並区出身。旭川大学経済学部中退。

略歴

1972年4月20日、東京都で生まれる。父は芸能プロデューサーの本間昭三郎、母は元女優の深見恵子(東映ニューフェイス・第1期生)。本人曰く、親戚には医者や政治家などがおり、教育熱心な家庭で、子供の頃は家庭教師を4人付けられていた。

1995年、梅沢富美男劇団に所属し明治座などの舞台に立った。女形をしていた時期もある『CIRCUS MAX』2014年8月号(KKベストセラーズ)「プチ鹿島の芸人人生劇場 第11回・コウメ太夫」(57ページ)より。。1997年、お笑いに転身。2000年から「赤井貴」名義で外山某とJUMP‐2000というコンビを組み、ボケを担当。のちにコンビを解消、単独でアマゾネースを名乗っていた。2005年、『エンタの神様』(日本テレビ系)に初出演、小梅太夫としてブレイク。

2006年5月10日にCD『小梅日記』(CRCP-10138)を日本クラウンから発売。発売した週のオリコンチャートでは初登場36位を記録した。因みに売り上げ枚数は20,000枚(推定)。CDの内容は曲ではなく「エンタの神様」で行っている「小梅日記」のネタを3トラック分、カラオケバージョンを3トラック、計6トラック収録。

自身の「着うた」が30万件ダウンロードとなり、ゴールド配信大賞を獲得。直後に60万件ダウンロードを突破しプラチナ配信大賞を受賞した。その後、80万件ダウンロードも突破している。

2007年6月18日、同年2月に元OL(作家・泉美木蘭)と婚姻していたことが報道され、2007年7月7日、第一子となる男児が生まれたと報道された。2009年、占い師に「小梅をコウメに変えないとトラックに轢かれるわよ!」と言われ- withnews(ウィズニュース)芸名をコウメ太夫に改名。泉美木蘭の手記で、同年離婚したことが公表された。なお、長男の親権はコウメが持っている。2013年8月3日に神奈川県相模原市で行われた『第1回ムーンウォーク世界大会』のお笑い部門で準優勝。

2017年3月11日、リニューアルオープンした荻窪タウンセブンの屋上でお笑いライブを行った。これはコウメ自身が荻窪界隈にゆかりのあることから実現したもので、コウメ曰く「子供の頃にタウンセブン屋上の遊具で遊んでいた」とのこと。

福岡県田川郡川崎町のプロモーションビデオに起用され、2017年9月25日正午にPVが公開された福岡・川崎町プロモーションビデオ制作プロジェクト - facebook。同町出身で同じ「小梅」の名を持つ民謡歌手・赤坂小梅と芸名、容姿が酷似していることや、誕生日が同じということから起用されたが、コウメ自身はこれを「不思議な偶然」と語っているhttps://twitter.com/dayukoume/status/912189678089994242。

2018年以降もテレビへの露出は多くはないが、全力!脱力タイムズ(フジテレビ系列)を中心に多少の出演機会がある。

現在は(小梅の)母、一人息子との3人暮らしである。

人物像

少年時代に見たマイケル・ジャクソンの『スリラー』の映像に感動し、マイケルに憧れて歌って踊ることが好きだった。この当時は専ら邦楽よりも洋楽を好んでいた。14歳で「歌って踊る人生を送るのにはピッタリだ」と思ったことからジャニーズ事務所のオーディションに応募。しかしいくら待てども返事が無かったことから、直接事務所へ出向きそこで落選したことを知った。この時「まさか…」と思ったとのこと。2019年12月31日に日本テレビ系列で放送された、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」の劇中にて、マイケルの楽曲「ビリー・ジーン」に合わせ、キレキレのダンスを披露した。

ピーク時の月収は400万円あったが、2009年当時の月収は平均して2万~3万円。『エンタの神様』出演当時は週5本の営業があったが、同番組終了後は月1本に減少。その後4800万円のアパートを購入し、月35万の家賃収入で生活。アパートを経営しているが利益が出るまで30年かかるという。マネージャーの実家が不動産関係の仕事をしていることから、色々アドバイスを受けるという。

コウメ本人は、父親がコウメ大夫である事から息子が虐められるのではと危惧していたが、息子本人はむしろ肯定的に受け止めている。

親しい芸能人は山路徹、AMEMIYA、ヒロシ、たかまつなななど。また、2013年10月に交通事故で死去した桜塚やっくんとは特に親しかった。

芸風

コウメ日記』(こうめにっき)とは、コウメ太夫の一連の漫談スタイル。着物、白塗り、ゴム製かつらという姿で、女声を模した奇矯な裏声で「チクショー!!」や「ウレチー」などと喚き散らすというキャラクタースタイルを基本とする。「わたくし、狂い咲き小梅太夫と申します。徒然なるままに書き散らした『コウメ日記』、お聴き下され~」の口上で始まる。ネタ冒頭では中村美律子「島田のブンブン」のイントロが使われている。『エンタの神様』には2008年まで25回出演していた。

『エンタの神様』には2006年11月18日の出演から4ヶ月間ほど出演していなかったが、2007年3月10日に永島知洋(お先にどうぞ)と関根和美と一緒に「小梅太夫 with High! Cheese」のユニットとして同番組に出演した。ネタは小梅日記と同様の自虐ネタだが歌の調子は変わっており、ほぼすべて同じ音程でラップ調だった。さらに、ネタとネタの間に地声でのトークを挟んでいる。また、2007年7月7日放送分の同番組で同じユニットで登場したが、顔が白塗りから黒塗りに変わり髪もモジャモジャになった。ネタは同じくラップ調だが、ダンスの披露を織り交ぜていた。

2007年9月22日放送の『エンタの神様』に出演した際には、宇宙人にさらわれて改造されたという設定で顔全体が銀色に染められていた。また、2008年2月16日の放送では天国に逝った死神という設定として出演し、顔の色は白に戻されていた。その後は出演しない期間が続き、これ以降『エンタの神様』に出演する際には毎回異なるネタを披露するようになった。

「小梅日記」以後は、「ロック・コウメ太夫」やマイケル・ジャクソンを模した「ジャクソン太夫」、連獅子、お坊さん、「どっきり八兵衛」(「どっきり、どっきり、どっきり八兵衛」「ドッキーン!」などの台詞が特徴)など様々なキャラクターに扮してネタを披露している。また2012年頃からは、『チクショー一週間」というスケッチブックを用いたネタも行っており、内容は『コウメ日記』のスタイルを踏襲したものである。藤本敏史はこのネタを含めコウメが出演した「テベ・コンヒーロ」2012年5月29日放送分を録画したものを自宅で30回見たと『テレビブロス』2012年15号(東京ニュース通信社)にて語っている。

「一発屋」「スベリ芸人」として認知されており、前述の藤本にはよくモノマネされているほか、藤井健太郎(TBSテレビ演出家)が関与する番組にはたびたび登場している。

近年はTwitterで「まいにちチクショー」と題し、毎日ネタを投稿している。そのネタは極めてシュールなものになっており、営業で共演したマヂカルラブリーには「もはや哲学的」「お笑いを超えた何か」と評されている。

出演番組

テレビ

  • ガチンコ!(TBS)‐コウメ太夫として活動する以前に、本名の赤井貴名義かつ素顔で出演。
  • 水曜日のダウンタウン(TBS)不定期出演。
  • エンタの神様(日本テレビ)- キャッチコピーは「狂い咲きの艶道(あでみち)」
  • 100人の偉人 美女編〜ニッポン人が好きな100人の美人〜(日本テレビ)
  • 1億3000万人が選ぶベストアーティスト2006(日本テレビ)
  • 笑っていいとも!(フジテレビ)
  • ハロー!モーニング。(テレビ東京)
  • とくばん(2007年3月22日、TBS)
  • うたばん(2007年6月28日、TBS)
  • はなまるマーケット(TBS)
  • オールスター赤面申告!ハプニング大賞(TBS)
  • お笑い図鑑 ハマヌキ(tvk)
  • なつめぐ堂(CBC)
  • ちちんぷいぷい(MBS)
  • スーパーチャンプル(中京テレビ)
  • 週刊赤川次郎(テレビ東京)
  • マツケン・今ちゃん・オセロのGO!GO!サタ(フジテレビ)
  • お笑いジェットコースター(TBS)
  • 中井正広のブラックバラエティ(日本テレビ系)
  • ゴッドタン(テレビ東京)
  • 「ぷっ」すま(テレビ朝日)
  • ヤレデキ!世界大挑戦(TBS)
  • エンタの天使 第10回(2009年5月27日、日本テレビ) - キャッチコピーは「コウメ太夫の彼氏」。歌舞伎の「助六」のパロディ助六の名前で出演
  • 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(2009年11月27日、日本テレビ)
  • キズナ食堂(2009年7月、TBS) - 以降定期的
  • 全種類。(2010年6月8日、TBS) - 江原にお悩み相談
  • おとなの学力検定スペシャル小学校教科書クイズ!(2010年9月20日、日本テレビ)
  • お笑いワイドショー マルコポロリ!(2011年1月16日、関西テレビ)
  • テベ・コンヒーロコウメ太夫で笑ったら即芸人引退SP(2012年5月29日、TBS)
  • ロンドンハーツウラでこんなことやってましたSP(2012年6月27日、テレビ朝日)
  • ものまねグランプリ「ものまねショートSHOW!」(2012年12月25日、日本テレビ) - ジャン・レノのものまねを披露。8秒でアウト。
  • スター☆ドラフト会議(2013年3月5日、日本テレビ)
  • 嵐にしやがれ(2013年3月16日、日本テレビ)
  • 芸人報道(2013年10月28日、日本テレビ)
  • スッキリ!!(2014年1月27日、日本テレビ)
  • 有吉ゼミ(2014年1月27日・2015年2月23日、日本テレビ)
  • オドロキ見たいテレビ びっくりぃむ(2014年10月26日、テレビ朝日)
  • 解決!ナイナイアンサー(2014年12月2日、日本テレビ)
  • 2014→2015 ツキたい人グランプリ〜ゆく年つく年〜(2015年1月1日、フジテレビ)
  • チーム有吉〜◯◯したら即引退スペシャル〜(2015年1月9日、TBS)
  • 有吉の壁(2015年4月7日、日本テレビ)
  • おはスタ(2016年6月7日、テレビ東京)
  • 全力!脱力タイムズ(フジテレビ) - 不定期
  • オールスター後夜祭(2018年4月1日・10月7日・2019年4月7日、TBS)
  • もしもツアーズ(2019年3月16日、フジテレビ) - 「今が見頃!2大梅まつりツアー」の回にちなんで出演。
  • ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(2019年12月31日、日本テレビ)
  • SWITCHインタビュー 達人達(2021年7月10日、NHKEテレ)- 清水崇(映画監督)との対談。

CM

インターネット

MV

  • YANAKIKU「FUNK★JAPAN」(2016年)
  • オメでたい頭でなにより「あられ雛DANCE!!」(2017年)
  • 佐藤広大「Baby Baby Baby feat. SWAY」(2017年)
  • UNICORN「スペースカーボーイズ」(2021年)

テレビドラマ

  • ルパンの娘 第2シリーズ 第3話(2020年10月29日、フジテレビ) - 寸借詐欺師・御子柴保 役

配信ドラマ

  • SPECサーガ黎明篇『Knockin'on 冷泉's SPEC Door』2話(2021年、Paravi)- 本人役

SNSドラマ

  • 対決落語(2021年) - 落合健一役

映画

  • 劇場版 忍者じゃじゃ丸くん(2020年8月28日公開、トリプルアップ) - さくらの父親・渡辺 役

テレビアニメ

  • あはれ!名作くん(2019年4月12日、NHK Eテレ) - カブ 役

ゲーム

  • デュエル・マスターズ プレイス -機怪人形ガチャック 役

ディスコグラフィ

シングル

小梅太夫名義
  1. 『小梅日記』(2006年5月10日発売、日本クラウン)
小梅太夫 with High!Cheese名義
  1. 『純情!サクラ吹雪』(2007年3月7日発売、日本クラウン)
  2. 『BLACK and WHITE』(2007年6月20日、EPICレコード)
  3. 『帰ってきたヨッパライ』(2007年11月28日、EPICレコード)

アルバム

  1. 『小梅歳時記』2007年2月7日発売(日本クラウン)

参加楽曲

  • 餓鬼レンジャー「チクショー!! feat. あっこゴリラ & コウメ太夫」(2019年、アルバム『ティンカーベル 〜ネバーランドの妖精たち〜』収録)

DVD

  • ちょっぴり恥ずかしいけど笑ってほしいから見てほしい ―SMAお笑いカーニバル総集編―(2017年2月17日、ゴマブックス)

外部リンク

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