アンデウソン・シウバ : ウィキペディア(Wikipedia)

アンデウソン・シウバ日本では誤った発音の「アンデウソン」が通名となっているが、ポルトガル語での正しい発音は「アンデルソン」に近い。なお、UFC等では英語読みで「アンダーソン」と発音される。(Anderson Silva、1975年4月14日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。パラナ州クリチバ出身。アメリカ合衆国ロサンゼルス在住。チーム・ノゲイラ所属。キラービーズ・ムエタイ・カレッジ主宰。元UFC世界ミドル級王者。

概要

細長い腕と脚から、ザ・スパイダー(蜘蛛)の異名を持ち、長い四肢とバックボーンのムエタイで培った強烈かつスピーディーな打撃、また、優れた動体視力と反応速度を駆使したスウェーやダッキングなどの卓越したディフェンステクニックを武器に長期に渡ってUFC世界ミドル級王者として君臨し、総合格闘技におけるパウンド・フォー・パウンドの1人と目されていた。また、全盛期での圧倒的な強さとカリスマ性から「The Greatest Of All Time」(史上最高の意)と称されたThe Real-Life Diet of Anderson Silva, the Greatest UFC Fighter of All Time yahoo!sports 2019年2月12日。

UFCにおいて、全階級を通じて王座の在位期間がUFC史上最長(2457日間)であり、全階級を通じた最多連勝記録(16連勝)も保持する。王座最多連続防衛記録でも初代UFC世界フライ級王者のデメトリアス・ジョンソン(11回)に次ぐ歴代2位の記録(10回)を有する。

来歴

サンパウロに生まれ、経済的な理由から4歳の時にクリチバの叔母の下へ預けられた。クリチバでは、まず柔術を学び、テコンドーを8年間学んだ。その後ムエタイを3年間学んだ後、シュートボクセ・アカデミーに所属していたファビオ・ノグシの下で7年間トレーニングを積んだ『kamipro』No.147記事紹介・第五弾! アンデウソン・シウバの知られざる闇と優しき素顔 kamipro.com 2010年5月26日。

その後、才能がフジマール・フェデリコ会長の目に留まり、シュートボクセの本部へ移籍した。

2001年3月2日、初参戦となった修斗で加藤鉄史と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2001年8月26日、修斗ミドル級 (76 kg) タイトルマッチで王者の桜井"マッハ"速人に挑戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2001年11月26日、PRIDE参戦と階級転向を理由に修斗ミドル級王座を返上した。

PRIDE・Cage Rage

2002年6月23日、PRIDE初参戦となったPRIDE.21でアレックス・スティーブリングと対戦し、ドクターストップでTKO勝ちを収めた。

2003年3月16日、PRIDE.25で元UFC世界ウェルター級王者のカーロス・ニュートンと対戦し、タックルに合わせたカウンターの飛び膝蹴りでKO勝ち。同年6月8日、PRIDE.26で高瀬大樹と対戦し、三角絞めで一本負けを喫した。

2003年11月にアスエリオ・シウバらとシュートボクセ・アカデミーを離れ、ムエタイ・ドリームチーム(MTDT)を結成するもすぐに離脱。

2004年9月11日、Cage Rage世界ミドル級王座決定戦でリー・マーレイと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2004年12月31日、PRIDE 男祭り 2004で長南亮と対戦。打撃で優勢に試合を進めていたが、3Rに蟹挟みからのヒールホールドで逆転の一本負け。その後、シュートボクセ・アカデミーのフジマール会長の政治的圧力によってPRIDE離脱を余儀なくされ、主戦場をCage Rageに移す。

この頃から親交の深いアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラらと共に練習をするようになり、シウバも柔術茶帯で寝技のスキルはもともと低くなかったが、総合格闘技で高いグラップリング技術を持つノゲイラ兄弟の手ほどきを受け、さらにグラップリングのスキルを磨くことで後の活躍への基盤を作った。2005年には2人から黒帯を授与されているTatame has Anderson Silva Interview LOCKFLOW.com 2006年8月9日。

2005年8月5日、ミノタウロことアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが地元で主催した大会「ミノタウロ・ファイト」でボクシング戦を行い、KO勝ちを収めている。

2006年

2006年1月20日、Rumble on the Rock 8のウェルター級(79 kg)トーナメント1回戦で岡見勇信と対戦。優勢に試合を進めておきながらグラウンド状態の岡見に対して、ペダラーダ(グラウンドでの下からの顔面蹴り上げ)を放ってしまい反則で失格負けとなった。

UFC

2006年6月28日、UFC初参戦となったUltimate Fight Night 5でクリス・リーベンと対戦し、開始49秒で右膝蹴りによるKO勝ちを収め、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

UFC世界王座獲得

2006年10月14日、UFC 64のUFC世界ミドル級タイトルマッチで王者リッチ・フランクリンに挑戦し、1Rに首相撲からの膝蹴り連打でKO勝ちを収め、UFC2戦目にして王座獲得に成功。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2006年11月にはカーロス・バヘットをリーダーにビクトー・ベウフォート、リョート・マチダ、アスエリオ・シウバ、ニーノ・シェンブリらと共にブラック・ハウスに移籍した。

2007年

2007年2月3日、UFC 67でトラヴィス・ルターと対戦し、三角絞めを極めながらの肘打ち連打で2R一本勝ち。なお、この試合はUFC世界ミドル級タイトルマッチとなるはずだったが、ルターの体重超過でノンタイトルマッチとして行われた。

2007年7月7日、UFC 73のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のネイサン・マーコートと対戦。2Rにスウェーで上になり、すかさずパウンドでTKO勝ち。王座の初防衛に成功し、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2007年10月20日、UFC 77のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のリッチ・フランクリンと再戦。1R終盤に右フックでダウンで奪いダメージを与えると、2Rに右膝蹴りでTKO勝ち。2度目の王座防衛に成功し、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2008年

シウバ vs. ヘンダーソン

2008年3月1日、UFC 82のUFC世界ミドル級タイトルマッチでPRIDEウェルター級(83 kg)王者ダン・ヘンダーソンと対戦。スタンド、グラウンド共にヘンダーソンを圧倒し、2R終盤にリアネイキドチョークを極めて一本勝ち。3度目の王座防衛に成功し、ファイト・オブ・ザ・ナイトおよびサブミッション・オブ・ザ・ナイトを同時受賞したSilva, Henderson and Leben Earn "Fight Night" Bonuses MMAjunkie 2008年3月2日。なお、この試合によってPRIDEウェルター級王座はUFC世界ミドル級王座に併合された。

2008年7月19日、でジェームス・アーヴィンとライトヘビー級契約で対戦。アーヴィンのミドルキックをキャッチした状態から右ストレートでダウンを奪い、開始1分でパウンドによるKO勝ちを収めた。

2008年10月25日、UFC 90のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のパトリック・コーテと対戦。優勢に試合を進める中、3Rに突如コーテが右膝を脱臼し続行不能となり、4度目の王座防衛に成功した。

2009年

2009年4月18日、UFC 97のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のターレス・レイチに3-0の5R判定勝ちを収め、5度目の防衛に成功するとともに、UFC9連勝を達成し、それまでホイス・グレイシーの保持していたUFC最多連勝記録を更新した。

2009年8月8日、UFC 101で元UFC世界ライトヘビー級王者のフォレスト・グリフィンとライトヘビー級契約で対戦。階級差をものともせずノーガードで挑発しながら、スウェーとダッキングでグリフィンの攻撃を避けつつ、パンチで2度のダウンを奪い、最後は後退しながらのカウンターの右ストレートでグリフィンを大の字にKOし、1RKO勝ちを収めた。ファイト・オブ・ザ・ナイトおよびノックアウト・オブ・ザ・ナイトを同時受賞したUFC 101 bonuses: B.J. Penn and Forrest Griffin take $60K, Anderson Silva earns $120K MMAjunkie 2009年8月9日。

2010年

2010年4月10日、UFC 112のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のデミアン・マイアと対戦し、終始優勢に試合を進めて、3-0の5R判定勝ち。この勝利で、ティト・オーティズとマット・ヒューズが有していたUFC最多防衛記録を更新する6度目の王座防衛を果たしたが、試合中のマイアに対する度重なる挑発行為と、後半の消極的な試合運びに対して、試合終了後までブーイングが沸き起こった【UFC112】アンデウソンに不満爆発、ブーイング鳴りやまず MMAPLANET 2010年4月11日。

シウバ vs. ソネン

2010年8月7日、UFC 117のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のチェール・ソネンと対戦。腰を負傷していたためか、試合では終始多くの場面で有利なポジションを許し、またダウンを喫するなど苦戦を強いられ、4Rまでのジャッジの採点で(34-40、36-40、35-40)と大差をつけられて負けていたが、5Rに腕ひしぎ三角固めによる大逆転の一本勝ちを収め【UFC117】残り110秒の大逆転劇、アンデウソン防衛成功 MMAPLANET 2010年8月8日、7度目の防衛に成功するとともに、ファイト・オブ・ザ・ナイトとサブミッション・オブ・ザ・ナイトを同時受賞したUFC 117 bonuses: Struve, Silva, Sonnen and Hughes earn $60,000 fighter awards MMAjunkie 2010年8月8日。

2011年

シウバ vs. ベウフォート

2011年2月5日、UFC 126のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のヴィトー・ベウフォートと対戦。1R中盤に左前蹴りでダウンを奪い、追撃のパウンドでKO勝ちを収め8度目の王座防衛に成功【UFC126】アンデウソンが前蹴りで一撃、ヴィトー退ける MMAPLANET 2011年2月6日。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2011年8月27日、ブラジルで開催されたUFC 134のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者の岡見勇信と再戦し、2Rに右フックでダウンを奪い、パウンドでTKO勝ちを収め9度目の王座防衛に成功した。

2012年

シウバ vs. ソネン 2

2012年7月7日、UFC 148のUFC世界ミドル級タイトルマッチで挑戦者のチェール・ソネンと再戦。1Rは前回と同じく開始早々テイクダウンを奪われ、マウントポジションまで許すも、2Rにスピニングバックエルボーを外し尻餅をついたソネンにボディーへの膝蹴りを浴びせ、パウンドでTKO勝ちシウバ、TKOで10度目防衛成功/UFC nikkansports.com 2012年7月8日。UFC最多防衛記録を更新する10度目の防衛を果たし、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞。試合後には、トラッシュトークを浴びせられた因縁の相手であるソネンと握手を交わし、肩を組みながらマイクアピールを行った。

2012年10月13日、母国ブラジルで開催されたUFC 153でステファン・ボナーとライトヘビー級契約で対戦。自らケージ際に下がりノーガードでボナーのパンチをかわす余裕を見せつけた後、足払いで下がったボナーにすかさずボディーへの膝蹴りでダウンを奪い、パウンドを浴びせ1RTKO勝ちアンデウソンが貫録の1RTKO勝利 ノゲイラは一本勝ちで復活アピール sportsnavi.com 2012年10月13日。この勝利で、UFC最多連勝記録を更新する16連勝を達成した。

2013年

世界王座陥落
シウバ vs. ワイドマン

2013年7月6日、UFC 162のUFC世界ミドル級タイトルマッチでミドル級ランキング1位の挑戦者クリス・ワイドマンと対戦。激しく挑発を繰り返すも、2Rに左フックをスウェーでかわしきれずダウンを奪われ、追撃のパウンドでキャリア初のKO負け。約7年間、防衛回数10度に渡って守り続けてきたUFC世界ミドル級王座から陥落した。ブラジルではこの試合を大手地上派テレビ局のヘジ・グローボが録画で放送して約2400万人が視聴した ブラジルのMMA記者のツイッター 2013年7月9日。

ワイドマン vs. シウバ 2

2013年12月28日、UFC 168で王者クリス・ワイドマンに挑戦する形で再戦。2Rに放った左ローキックがワイドマンの膝に直撃し、シウバの脛骨と腓骨を完全に骨折。レフェリーに試合続行不可能とみなされTKO負けを喫し、王座獲得に失敗した。後日骨折の手術を受けるが、シウバが執刀医に最初に尋ねた質問は「いつトレーニングに復帰できるんだ?」であった ダナ・ホワイトのツイッター 2013年12月30日。別の日には「タイトルを再び手にするまで、引退するつもりはない」と復帰の強い意志を語ったAnderson Silva: I won’t stop fighting until I get my title back MMA Fighting 2014年9月27日。

2015年

復帰
シウバ vs. ディアス

2015年1月31日、1年1か月ぶりの復帰戦となったUFC 183でニック・ディアスと対戦し、3-0の5R判定勝ちを収めた。試合後、試合前に行われていた薬物検査から禁止薬物のステロイドの一種であるドロスタノロンとアンドロスタンの陽性反応が検出されたことが発表されUFC confirms Anderson Silva tests positive for steroids, Nick Diaz pops for marijuanaMMA Junkie 2015年2月3日Anderson Silva, Nick Diaz both fail UFC 183 drug screensYahoo.Spors 2015年2月4日、さらに後日、試合当日に行われた薬物検査でもドロスタノロンと不安障害や不眠の治療に使われる禁止薬物のオキサゼパムとテマゼパムの陽性反応が検出されたことが発表されたSilva also failed UFC 183 pre- and post-fight drug tests MMAjunkie 2015年2月28日Anderson Silva fails 2nd drug testESPN 2015年2月18日。これを受けてシウバは決まっていたTUFブラジル・シーズン4のコーチ役を降板しているBR04】アンデウソン・シウバ、TUFブラジル・シーズン04を降板。ミノタウロがコーチに就任 MMAPLANET 2015年2月10日。2015年8月の公聴会でシウバは、ドロスタノロンについて「性機能増進目的で服用したサプリメントに本来含まれているはずのないステロイドが混入していた」と潔白を主張し、オキサゼパムとテマゼパムについては、試合前夜に抗不安薬と睡眠薬としてベンゾジアゼピンを服用したことを認めたがSilva suspended one year for failed UFC 183 drug tests MMAFighting 2015年8月13日、ネバダ州アスレチック・コミッションはシウバの答弁を却下して1年間の出場停止と38万ドルの罰金処分を科し、試合結果もノーコンテストに変更したSTATEMENT ON ANDERSON SILVA UFC 2015年2月4日。

2015年4月、テコンドーでリオデジャネイロオリンピック出場を表明。しかし、6月10日、ドーピング違反の処分取り下げを求める訴訟の準備に専念するために五輪出場を断念する事を発表した 日刊スポーツ 2015年5月8日元UFC王者シウバ、テコンドーでの五輪挑戦を断念 日刊スポーツ 2015年6月10日。

2016年

2016年2月27日、1年1か月ぶりの復帰戦となったでミドル級ランキング7位のマイケル・ビスピンと対戦。3R終盤に飛び膝蹴りでダウンを奪い、優勢に試合を進めるものの、0-3の5R判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年7月9日、UFC 200でジョン・ジョーンズの代役として大会直前のオファーを受けてダニエル・コーミエとライトヘビー級契約で対戦【UFC】大会まであと2日、元王者アンデウソン・シウバが緊急参戦決意 efight 2016年7月8日。打撃で優勢になる場面もあったものの、テイクダウンを切れずグラウンドで劣勢となり0-3の判定負け。

2017年

2017年2月11日、UFC 208でミドル級ランキング8位のデレク・ブランソンと対戦し、約4年半ぶりの勝利となる3-0の判定勝ちを収めた。

2017年11月10日、米アンチ・ドーピング機構(USADA)が10月26日に実施した競技外の抜き打ち検査でシウバにアンチ・ドーピング規則違反(禁止薬物のメチルテストステロン代謝物とヒドロクロロチアジドの陽性反応)があったと発表【UFC】元絶対王者アンデウソンがまたも禁止薬物違反eFight 2017年11月11日。2018年7月18日、USADAは、シウバに陽性反応が検出された時に摂取していたサプリメントを提出させ、その中から禁止薬物が入っていた栄養サプリメントを特定して、シウバがその栄養サプリメントを購入していたブラジルの調剤薬局から独自に複数のサプリメントを入手し分析した結果、アナボリックステロイドや利尿薬が混入したいくつかの汚染サプリメントを確認したことを発表した。これによりアンチ・ドーピング規則違反が汚染サプリメントによるものと認められたシウバは出場停止期間が短縮され1年間の出場停止処分を受けたAnderson Silva receives one-year suspension by USADA for contaminated supplement, eligible to return in NovemberMMA Fighting 2018年7月18日Anderson Silva Accepts Sanction for Violation of UFC Anti-Doping PolicyUSADA 2018年7月18日Anderson Silva Receives 1-Year USADA Suspension for Contaminated Supplement 2018年7月18日。

2019年

2019年2月10日、2年ぶりの復帰戦となったUFC 234でミドル級ランキング6位のイスラエル・アデサンヤと対戦。スウェーやダッキングで打撃をかわすなど全盛期さながらの動きを見せ、時折パンチをヒットさせるなど健闘するも、0-3の判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。当初、同大会のメインイベントはロバート・ウィテカーとケルヴィン・ガステラムのUFC世界ミドル級タイトルマッチが予定されていたが、ウィテカーが腹壁ヘルニアで大会当日に欠場したため、アデサンヤとシウバの試合が同大会のメインイベントにスライドされる形となった。

2019年5月12日、UFC 237でミドル級ランキング10位のジャレッド・キャノニアと対戦。1R終盤に右インローキックを受けた際に右足を負傷してダウンし、そのまま起き上がれずTKO負け。

2020年

2020年10月31日、でミドル級ランキング10位のユライア・ホールと対戦し、4Rに右フックでダウンを奪われ、パウンドでTKO負け。

2020年11月19日、UFCからリリースされたUFC parts ways with former middleweight champion Anderson Silva, Dana White confirms releaseMMAFighting 2020年12月19日。

人物・エピソード

  • UFC世界タイトルマッチ史上最多フィニッシュ(KO・一本)決着記録(9回)、同最多KO記録(7回)。UFC世界ミドル級タイトルマッチ最多勝利記録(11勝)、同最多連続防衛記録(10回)。UFCミドル級最多フィニッシュ決着記録(11回)など、数々の記録を保持している。
  • 2017年にESPNが選定した「世界で最も有名なアスリート100人」にて39位にランクインし、格闘家としてはロンダ・ラウジー(16位)やコナー・マクレガー(25位)に次ぐ記録で、マニー・パッキャオ(59位)を上回ったWorld Fame 100 ESPN 2017年5月30日。
  • 柔術黒帯を授かったノゲイラ兄弟を尊敬しており、ノゲイラ兄弟について、「俺は彼らに自分の人生を捧げている。彼らに恩を着せようとかそういうことじゃないんだ。ホドリゴは俺の師匠で、ホジェリオは俺の兄弟であり先生なんだ。彼らの存在無くして今の自分はあり得ない」と語っているExclusive: Anderson comments on battle with Sonnen Graciemag.com 2010年8月8日。
  • 試合中にトリッキーな動きをしたり、相手に喋りかけるなどの行為がよく見受けられるが、シウバはこれらの行為について「相手を貶している訳ではない。これは戦略であり、自分のスタイルだ」と語っている168: Spider Silva says 'new Anderson is coming' for Chris Weidman MMA MANIA 2013年8月26日。
  • 人前で涙を見せることがよくあり、PRIDE 男祭り 2004では試合に敗れた後にバックステージで泣き、UFC 153では師のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが勝利した際に嬉しさのあまり自分の試合前であるのにも関わらず人目をはばからず号泣したUFC 153 Results: Anderson Silva and Antonio Rodrigo Nogueira cry and hug (animated gif) BLOODY ELBOW 2012年10月14日。また、UFC 162で敗れた事に八百長疑惑をかけられ、その事についてTV番組で聞かれた際に涙を流したVideo: Anderson Silva cries on Brazilian TV when asked about fight-fixing MMAjunkie 2013年7月21日。
  • ブラジルでは、ナイキやバーガーキングとスポンサー契約している。自身は格闘家になる前はマクドナルドでアルバイトしていたアンデウソン・シウバ UFC公式サイト。
  • 高級時計メーカーのウブロとスポンサー契約を結び、アンデウソン・シウバ限定モデルの時計が発売されたyour own Anderson Silva luxury watch for the low, low price of $30,000 2013年11月13日。
  • 22歳の頃結婚し、5人の子を儲けているAnderson Silva: 'A Lot Of People Thought I Was Gay' Bloody Elbow 2012年8月30日。
  • 息子の一人であるカリル・シウバ(Kalyl Silva)はラッパーであり、UFC 208に出場した際には息子のシングル曲「DOOM」を入場曲として使用したAnderson Silva to walk out to son’s new song at UFC 208, no more DMX MY MMA NEWS 2017年2月11日。
  • 自身が14歳の頃まで女装をして人形で遊ぶ事を一般的なことだと思っていたというエピソードや、ハイトーンな声質を持っていることなどから、以前はゲイだと勘違いされることもあったAnderson Silva: 'A Lot Of People Thought I Was Gay' Bloody Elbow 2012年8月30日。
  • ボクシング世界王者ロイ・ジョーンズ・ジュニアと、ボクシングルールで対戦することを熱望している。ロイ・ジョーンズもこの対戦に関して意欲的だが、UFCは選手に対して独占契約を結んでいるため、他団体や他競技で試合をすることが許されておらず、この対戦は実現していない。また、ロイ・ジョーンズは「MMAルールでも構わないからアンデウソンと対戦したい」と希望したが、UFC代表のダナ・ホワイトはこの対戦にも否定的である。
  • 2019年7月23日にロサンゼルス・コンベンション・センターで開催された帰化セレモニーに出席しアメリカ合衆国の市民権を取得した。シウバは「とても幸せな気持ちだし、これは自分や家族にとって素晴らしい瞬間だ」「母や兄弟はブラジルにいるが、今はここ(アメリカ合衆国)が自分の国だと思っている」と語ったBrazilian MMA legend Anderson 'Spider' Silva is sworn in as a US citizen: 'This is my country now' CNN 2019年7月26日。
  • 2019年に自身のスポーツブランド『SPIDER KICK』を立ち上げた。また、ロサンゼルスにジムをオープンしている。

戦績

総合格闘技

キックボクシング

獲得タイトル

  • 第5代修斗ミドル級王座(2001年)
  • 第2代Cage Rage世界ミドル級王座(2004年)
  • 第5代UFC世界ミドル級王座(2006年)

表彰

  • ムエタイ 黒帯
  • ブラジリアン柔術 黒帯三段
  • 柔道 黒帯
  • テコンドー 黒帯五段
  • UFC
    • ファイト・オブ・ザ・ナイト(5回)
    • ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(7回)
    • サブミッション・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • Sports Illustrated
    • ファイター・オブ・ザ・イヤー(2008年)
  • ESPN
    • ノックアウト・オブ・ザ・イヤー(2011年/ビクトー・ベウフォート戦)
  • SHERDOG
    • ビートダウン・オブ・ザ・イヤー(2009年)
    • SHERDOG 殿堂入り(2014年)

ペイ・パー・ビュー販売件数

開催年月日 イベント 販売件数 備考
2015年1月31日65万件
2013年12月28日102万5千件
2013年7月6日55万件
2012年10月13日41万件
2012年7月7日92万5千件
2011年8月27日33万5千件
2011年2月5日72万5千件
2010年8月7日60万件
2010年4月10日50万件
2009年8月8日85万件セミファイナルに出場
2009年4月18日65万件
2008年10月25日30万件
2008年3月1日32万5千件
2007年10月20日32万5千件
2007年7月7日42万5千件
2007年2月3日35万件
2006年10月14日30万件

出演

CM

  • NIKE
  • バーガーキング
  • ヴィーヴォ
  • バドワイザー
  • フォード・モーター
  • ホンダ
  • フィリップス
  • ルノー

映画

  • Like Water(2011年)
  • Tapped Out(2014年)
  • 無敵のドラゴン(2019年)

関連項目

  • 男子総合格闘家一覧
  • プロ修斗選手一覧
  • 修斗世界王者一覧
  • Cage Rage王者一覧
  • PRIDE選手一覧
  • UFC王者一覧
  • UFC選手一覧

外部リンク

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