佐藤信介 : ウィキペディア(Wikipedia)
佐藤 信介(さとう しんすけ、1970年9月16日 - )は、日本の映画監督、アニメ監督、脚本家、ゲーム制作者。広島県比婆郡東城町森(現・庄原市東城町森)出身。
経歴
庄原市立八幡中学校(現庄原市立東城中学校)、広島城北高等学校、一浪の後、武蔵野美術大学卒。
武蔵野美術大学在学中の1994年、河津太郎と、Angle Picturesを立ち上げ、2011年12月に法人化。
ぴあフィルムフェスティバル94 (PFF94)でグランプリを受賞した『寮内厳粛』(りょうないげんしゅく)が初監督作品。
監督デビューからオリジナルストーリー中心だったが、2008年公開の『砂時計』(芦原妃名子原作)で初めて本格的な原作もの佐藤信介氏;あの『砂時計』ですからね プレッシャーがなかったと言えば 嘘になります クリエーターズステーション、2008年2月1日 2020年2月9日閲覧に挑んだ。
Production I.G制作の『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』で初のアニメ監督。
ファンタジア国際映画祭「Outstanding Achievement Award 2018」賞を日本人監督としては三池崇史監督、押井守監督に次ぎ3人目の受賞。
父は出身地である東城町で中学英語の塾教師をしていた。 好きなゾンビ映画はダン・オバノン監督の『バタリアン』。
監督作品
映画
- 寮内厳粛(1996年)
- 月島狂奏(1996年)
- 正門前行(1997年)
- 三原有三(2000年)
- LOVE SONG(2001年)- 兼 脚本
- 修羅雪姫(2001年)- 兼 脚本
- COSMIC RESCUE The Moonlight Generations(2003年)
- いぬのえいが(2005年)- 兼 脚本
- 死亡時刻(2006年)
- 砂時計(2008年)- 兼 脚本
- ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜(2009年)- 兼 脚本
- GANTZ(2011年)
- GANTZ PERFECT ANSWER(2011年)
- 図書館戦争シリーズ(東宝配給)
- 図書館戦争(2013年)
- 図書館戦争 -THE LAST MISSION-(2015年)
- 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-(2014年)
- アイアムアヒーロー(2016年)
- デスノート Light up the NEW world(2016年)
- いぬやしき(2018年)
- BLEACH 死神代行篇(2018年)- 兼 脚本
- キングダム(2019年)- 兼 脚本
- キングダム2 遥かなる大地へ(2022年)
- キングダム 運命の炎(2023年)
- キングダム 大将軍の帰還(2024年)
- My Hero Academia(仮題) (TBA)
配信ドラマ
- 今際の国のアリス(2020年12月10日より配信、Netflix)
脚本
- 寮内厳粛(1996年)
- 月島狂奏(1996年)
- 正門前行(1997年)
- 東京夜曲(1997年)
- たどんとちくわ(1998年)
- ざわざわ下北沢(2000年)
- 三原有三(2000年)
- ひまわり(2000年)
- LOVE SONG(2001年)
- 修羅雪姫(2001年)
- ロックンロールミシン(2002年)
- COSMIC RESCUE The Moonlight Generations(2003年)
- 春の雪(2005年)
- 県庁の星(2006年)
- 砂時計(2008年)
- ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜(2009年)
- BLEACH 死神代行篇(2018年)※羽原大介と共同
- キングダム (2019年) ※黒岩勉、原泰久と共同
テレビドラマ
- 恋、した。 (1997年)監督(13,23話)、脚本(13,15,20,23話)
- ラッキーセブン(2012年)シリーズ構成・演出(1,4,10話)
- 図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ(2015年10月)監督
コンピュータゲーム
- 真・三國無双MR (オープニングムービー:監督)
- ブレイド・ストーム (オープニングムービー:監督)
- 三国志online (オープニングムービー:監督)
- 真・三國無双 オンライン (オープニングムービー:監督)
- 真・三國無双4 猛将伝 (オープニングムービー:監督)
- 真・三國無双4 (オープニングムービー:監督)
- 戦国無双2 (オープニングムービー・インゲームムービー:監督)
- 紅忍 血河の舞 (脚本)
- 決戦III (ムービー監修)
テレビ出演
- 映画の達人(フジテレビ)
受賞歴
- ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜(2009年度)
- 第33回日本アカデミー賞:優秀アニメーション作品賞日本アカデミー賞公式サイト
- 第9回映像技術賞:アニメ部門映像技術賞
- 第14回ファンタジア国際映画祭:特別賞
- 第14回ソウル国際マンガ・アニメーション映画祭:審査員特別賞
- 第4回Expotoons国際アニメーション映画祭:審査員賞
- 第25回デジタルコンテンツグランプリ:DCAJ会長賞
- 第13回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 審査委員会推薦作品
- キングダム(2019年度)
- 第43回日本アカデミー賞優秀監督賞
- 第44回報知映画賞・監督賞
- 第10回ロケーションジャパン大賞・監督賞
参考文献
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/25 01:26 UTC (変更履歴)
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