ウォルター・パラゼイダー : ウィキペディア(Wikipedia)
ウォルター・パラゼイダー(Walter Parazaider、1945年3月14日 - )はサクソフォーン奏者。ロック・バンドのシカゴの創立メンバー。フルート、クラリネットなどの木管楽器も演奏する。
略歴
シカゴ生まれで、9歳からクラリネットを始めた。10代の頃、彼の音楽的才能は、プロのオーケストラミュージシャンとして務まるほど開花した。デ・ポール大学でクラシック・クラリネットの文学士の単位を取得した後、ビートルズの「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」を聴いて、ホーン・セクションと融合したロック・バンドを結成する事を思い立った。彼の家での練習には、ギタリストのテリー・キャスとドラマーのダニー・セラフィンが加わり、元ザ・マザーズのジェームズ・ウィリアム・ガルシオも参加するようになった。
当初「ザ・ビッグ・シング」という名前だったバンドは、リー・ロックネイン(トランペット)、ジェームズ・パンコウ(トロンボーン)、ロバート・ラム(キーボード)、ピーター・セテラ(ベース)を迎えて、「シカゴ・トランジット・オーソリティ」を経てシカゴとして活動することになるガルシオは彼等のアルバムをプロデュ―スした。。彼がフルートを演奏した「カラー・マイ・ワールド」は、1970年代の高校のイベントでは、スローダンスに使用される人気曲となった。Slow dance songs for middle school, proms and weddings theday.com 閲覧日4 December 2024http://www.lowellsun.com/ci_14198926|title=You name it, he'll play it|last=Shaughnessey|first=Dennis|date=January 15, 2010|website=www.lowellsun.com|publisher=MediaNews Group|location=Lowell, Massachusetts| access-date=4 December 2024https://www.sj-r.com/article/20090414/News/304149863|title=Memories of prom night|author=Staff Report|date=April 14, 2009|website=The State Journal-Register|publisher=GateHouse Media|location=Springfield, Illinois|language=en| access-date=4 December 2024
パラゼイダーは「ぼくらの世界をバラ色に」や「君とふたりで」などで、ソプラノ・サクソフォーンやフルートのソロを披露。彼等がパワー・バラード路線へ方向転換した1986年以降は、ギターを担当することもあった。
2010年代にはライブへの参加が不定期となり、2016年にツアーから引退。2017年、シカゴから正式に脱退したレイ・ハーマンが代役を経て後任に迎えられた。
2021年、シカゴのオフィシャルサイトで、アルツハイマー病の治療を受けていることを公表した。
注釈
出典
関連項目
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