酒井辰雄 : ウィキペディア(Wikipedia)

酒井 辰雄(さかい たつお、1916年2月13日 - 1992年1月8日)は、日本の映画監督。

来歴

東京府東京市芝区白金三光町(現・東京都港区)出身『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.268。、1939年日本大学専門部藝術科(現・日本大学芸術学部)を卒業した。

、1939年新興キネマ東京撮影所監督部に入社する。1940年に退社後、溝口健二に師事して松竹京都撮影所に入り、『浪花女』以来、溝口の助監督を務め、1953年監督に昇進、主に時代劇を監督し、1964年に松竹を退社。その後はテレビ映画に転じた。

1992年1月8日、呼吸不全のため死去。

監督作

  • 大学の竜虎(1953年)
  • 次郎吉娘(1953年)
  • 長七郎捕物帳 若君逆襲す(1953年)
  • 若き日の誘惑(1954年)
  • 地獄への復讐(1954年)
  • 水戸黄門漫遊記 天晴れ浮世道中(1954年)
  • 風雲日月双紙(1955年)
  • 振袖剣法(1955年)
  • 若き日の千葉周作(1955年)
  • 「少年宮本武蔵」より 晴姿稚児の剣法(1956年)
  • 青空剣法より 弁天夜叉(1956年)
  • 青い夜霧の港町(1956年)
  • マリヤ観音 前後篇(1956年)
  • 紀州の暴れん坊(1956年)
  • この女に手を出すな(1956年)
  • 相馬の唄祭(1956年)
  • 野武士と女(1957年)
  • 勢揃い桃色御殿(1957年)
  • お富と切られ与三郎(1957年)
  • 清水の佐太郎(1958年)
  • 呪いの笛(1958年)
  • 太陽に背く者(1959年)
  • 命との対決(1960年)
  • こつまなんきん(1960年)
  • 続こつまなんきん お香の巻(1961年)
  • ひとり寝(1961年)
  • しのび逢い(1962年)
  • 海猫が飛んで(1962年)
  • 河内の風より あばれ太鼓(1963年)
  • あらくれ荒野(1963年)
  • 現代金儲け物語(1964年)

出演

  • ある映画監督の生涯 溝口健二の記録

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/02/03 13:13 UTC (変更履歴
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