秋山正子 : ウィキペディア(Wikipedia)

秋山 正子(あきやま まさこ、1950年 - )は、日本の訪問看護師、有限会社ケアーズ・白十字訪問看護ステーション代表取締役所長、特定非営利活動法人白十字在宅ボランティアの会理事長、新宿区介護サービス事業者協議会副会長、東京女子医科大学非常勤講師。異名は「市ヶ谷のマザー・テレサ」。

略歴

1950年(昭和25年)秋田県秋田市土崎港で9人きょうだいの末っ子として生まれる。1969年(昭和44年)秋田県立秋田高等学校卒業。1973年(昭和48年)聖路加看護大学衛生看護学部卒業。看護師、助産師、保健師の資格を取得。大学卒業後は京都府の日本バプテスト病院で産婦人科病棟に勤務。

大阪大学医療技術短期大学部看護学科助手、日本バプテスト看護専門学校専任教員を経て、1992年(平成4年)8月、医療法人春峰会白十字訪問看護ステーションに勤務。

2001年(平成13年)ケアーズ・白十字訪問看護ステーションを設立し、代表取締役所長に就任。2006年、特定非営利活動法人白十字在宅ボランティアの会理事長。2016年(平成26年)10月10日、日本初のがん相談施設「マギーズ東京」を設立し、初代センター長に就任。

2010年(平成22年)3月16日、『プロフェッショナル 仕事の流儀』「どんなときでも、命は輝く」(NHK総合テレビジョン)に出演。

受賞

  • 2009年(平成21年)11月 - 社会貢献支援財団「平成21年度 社会貢献者」
  • 2016年(平成28年)12月、ウーマン・オブ・ザ・イヤーチーム2017賞
  • 2019年(平成31年)5月、フローレンス・ナイチンゲール記章

著作物

  • 『在宅ケアの不思議な力』 2010年 医学書院 ISBN 978-4-260-01047-4
  • 『患者と家族のケアについて』(「医療関係者のためのアスベスト講座」 2006年 労働者住民医療機関連絡会議に収録)
  • 『在宅看護の現状と課題』(「健やかに…安らかに…」 2007年 自由民主党東京都参議院比例区第八十九支部に収録)

参考資料

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/29 20:21 UTC (変更履歴
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