穐山茉由 : ウィキペディア(Wikipedia)

穐山 茉由(あきやま まゆ、1982年 - )は、日本の映画監督・脚本家 。東京都生まれ。

人物・来歴

大妻女子大学の被服学科を卒業後、OEMメーカーに就職。当時ケイト・スペードニューヨークを取り扱っていたサンエーインターナショナルに転職後、ケイト・スペード ニューヨークのPRとして勤務 。

30歳の時に映画美学校のフィクションコースに夜間と土日を使って通い始め、修了制作『ギャルソンヌ -2つの性を持つ女-』が田辺・弁慶映画祭に入選。

2018年に長編デビュー作『月極オトコトモダチ』がMOOSIC LAB2018で長編部門グランプリほか4冠を受賞、第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品された。

2021年には、監督・脚本を務めたオリジナル作品であり、商業映画デビュー作である『シノノメ色の週末』が第31回日本映画批評家大賞・「新人監督賞」を受賞している。

2022年に公開された映画『左様なら今晩は』では脚本を担当した。

2024年には、テレビドラマ『春になったら』(関西テレビ)の監督を務めた。

作品

テレビドラマ

  • 『春になったら』(2024年1月15日 - 3月25日、関西テレビ)第4話・第5話・第10話 - 監督

映画

  • 『月極オトコトモダチ』(2019年6月8日公開、SPOTTED PRODUCTIONS) - 監督・脚本
  • 『蒲田前奏曲』呑川ラプソディ(2020年9月25日公開、和エンタテインメント) - 監督
  • 『シノノメ色の週末』(2021年11月5日公開、イオンエンターテイメント) - 監督・脚本
  • 『左様なら今晩は』(2022年11月11日公開、パルコ) - 脚本
  • 『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(2023年11月3日公開、日活・KDDI) - 監督

短編映画

  • 『ギャルソンヌ -2つの性を持つ女-』フィクション・コース第18期高等科修了制作作品・第11回田辺・弁慶映画祭2017入選作品。
  • 『嬉しくなっちゃって』(2019年12月27日配信) - 監督・脚本

ウェブドラマ

  • 猿に会う(2020年4月10日 - 18日、dTV) - 脚本

MV

  • 入江陽「5月」(2020年5月配信) - ディレクター
  • 佐藤ミキ「東雲の空」(映画「シノノメ色の週末」主題歌、22021年10月配信)- 監督・編集

小説

  • 穐山茉由『シノノメ色の週末』(2021年11月5日発売、主婦の友社、)

受賞歴

  • 第11回田辺・弁慶映画祭コンペ部門・入選『ギャルソンヌ -2つの性を持つ女-』
  • MOOSIC LAB2018・長編部門グランプリ『月極オトコトモダチ』

(長編部門グランプリのほか、最優秀男優賞〈橋本淳〉、女優賞〈徳永えり〉、ミュー ジシャン賞〈BOMIと入江陽〉の4冠)

  • 第31回日本映画批評家大賞・「新人監督賞」『シノノメ色の週末』

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/12 13:16 UTC (変更履歴
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