長野泰彦 : ウィキペディア(Wikipedia)

長野 泰彦(ながの やすひこ 1946年 - )は、日本の言語学者。専攻はチベット・ビルマ系諸語(特にチベット語とギャロン語)の歴史研究。国立民族学博物館名誉教授。総合研究大学院大学名誉教授。

来歴・人物

埼玉県生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。1980年にカリフォルニア大学バークレー校大学院(言語学)修了、1983年にPh.D.取得。東洋文庫研究員、カリフォルニア大学バークレー校講師、国立民族学博物館助教授を経て、1995年より同教授・副館長、2005-2008年人間文化研究機構理事、2008年より同民族文化研究部教授。2011年3月末をもって定年退職となり、同名誉教授。2011年4月から2014年3月末まで総合研究大学院大学理事・副学長。第13回金田一京助博士記念賞受賞。

主な著作

業績の詳細は下記の外部リンク。

単著

  • 『嘉戎語文法研究』(汲古書院、2018年)

共著

  • 『現代チベット語分類辞典』(北村甫との共著・汲古書院、1990年)

編著

  • 『時間・ことば・認識』(ひつじ書房、1999年)

共編著

  • 『チベットの言語と文化―北村甫退官記念論文集-』(立川武蔵との共編・冬樹社、1987年)
  • 『インド=複合文化の構造』(井狩弥介との共編・法蔵館書店、1993年)
  • 『西藏(チベット)全誌 』(青木文教著・高本康子との共編校訂・芙蓉書房出版、2010年)
  • 『チベットの宗教図像と信仰の世界』(森雅秀との共編・風響社、2019年)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/09 09:53 UTC (変更履歴
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