船越雅史 : ウィキペディア(Wikipedia)
船越 雅史(ふなこし まさし、1962年4月17日 - )は、日本のフリーアナウンサー。元日本テレビのアナウンサー、情報・制作局次長。奈良県奈良市出身。血液型A型。
来歴・人物
洛星中学校・高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部卒業。大学時代は、アナウンス研究会に所属。1986年に日本テレビ入社。同期に斉木かおりがいる。スポーツ中継を中心に担当し、。
巨人のシーズン開幕戦(開催が東京ドームの場合のみ)の実況を2002年(対阪神)、2003年(対中日)、2004年(対阪神)、2005年(対広島)、2006年(対横浜)の5年連続で担当した。また日本シリーズでは2002年の第1戦(対西武ライオンズ)で実況を担当した。
野球以外では、新春スポーツスペシャル箱根駅伝のセンター実況を2005年から2年間務めた。
その後、自身の不祥事により、2006年12月にコンプライアンス推進室ライツ審査部に異動するが、2011年7月、コンテンツ事業局マルチユースセンターライツ事業部に異動し、事業担当副部長に就任したPREセミナー2011年11月 「デジタル時代の放送番組二次利用の態様〜ビジネス的側面から見た今後の可能性〜」。2012年6月1日付でコンテンツ事業局ライツ事業部長に、2013年6月1日付で事業局コンテンツ事業部長に就任し、日本テレビ製作のアニメ事業全般に携わる。
アニメコンテンツ関係の業務に就いてからは、自ら企画に関わった『ガッチャマンクラウズ」』(ニュースキャスター役)『はじめの一歩 Rising』(実況アナウンサー役。キャラクターデザインは船越本人に似せている)『犬猫アワー47都道府犬&にゃ〜めん』(ニュースキャスター役)にて、声優として出演したこともある。
2014年に入り、1月のタツノコプロ買収、2月のHulu日本事業の譲受と、日本テレビが立て続けに行ったM&Aに実務責任者として関わっている日テレが、Hulu買収で仕掛ける「動画革命」 - 東洋経済オンライン・2014年3月14日。同年4月には日本テレビに籍は残しつつも、Hulu日本事業の受け皿会社として設立された「HJホールディングス合同会社」に出向、同社ヴァイス・チェアマンとなる。2015年4月には同社職務執行者社長に就任し、正式に同社を率いることになった。2017年4月、同社の合同会社から株式会社への組織変更に伴い、取締役副社長。
2017年6月、HJホールディングスからバップ株式会社に転属し、同社取締役副社長執行役員と株式会社バップ音楽出版取締役バップ音楽出版に、それぞれ就任。
2019年2月、日本テレビに帰向し現職。
2022年4月、日本テレビを定年退職。株式会社SFIDAと業務提携し、アナウンサーとしての活動を再開。
アナウンス部での担当番組
- ズームイン!!サタデー - ぐっ!とモーニングスポーツ
- 新春スポーツスペシャル箱根駅伝など、スポーツ実況全般
コンテンツ事業での担当番組
テレビアニメ
- それいけ!アンパンマン(企画)
- ちはやふる2(企画、製作委員会)
- GJ部(製作)
- 帰宅部活動記録(企画)
- ガッチャマン クラウズ(企画)
- はじめの一歩 Rising(企画)
- てさぐれ!部活もの(第2期まで、制作)
- ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜(企画)
- HUNTER×HUNTER(第2作)(企画)
- コンビニカレシ(企画)
サウンドドラマ
- 声優戦隊ボイストーム7(制作)
劇場アニメ
- 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ハンター協会スペシャルサポーターズ)
- 劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-(日本テレビスペシャルサポーターズ)
- それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星(制作)
関連項目
- 奈良県出身の人物一覧
- 多昌博志 - 同じく元日本テレビアナウンサーで、船越がHJホールディングスに出向した後にコンテンツ事業部長に就任している(2016年5月まで)。
外部リンク
- 船越雅史(SFIDAによるプロフィール)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/28 17:03 UTC (変更履歴)
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