中澤日菜子 : ウィキペディア(Wikipedia)

中澤 日菜子(なかざわ ひなこ、1969年3月11日About Us tsuoruku_sakyu - )は、日本の劇作家、小説家。

東京都出身『おまめごとの島』|インタビュー・対談|本の話WEB。慶應義塾大学文学部卒業【著者に訊け】中澤日菜子氏 色々な世代の恋愛描く『星球』 - エキサイトニュース。日本劇作家協会会員。

経歴

劇作家として

高校生のときに演劇を始める【著者に訊け】中澤日菜子氏 色々な世代の恋愛描く『星球』│NEWSポストセブン。1988年、不等辺さんかく劇団を旗揚げする中澤日菜子・公式プロフィール。同劇団の作・演出を務める。大学卒業後は、出版社勤務の傍ら劇作を継続する。出産をきっかけとして、2001年に退社、劇作家専業となる。2007年、戯曲「ミチユキ→キサラギ」で第3回仙台劇のまち戯曲賞大賞を受賞する星球 中澤日菜子 | 小説現代。2009年、「石灯る夜」が日本劇作家協会新人戯曲賞最終選考に選出。2012年、戯曲「春昼遊戯」で第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞優秀賞を受賞する。

小説家として

2012年ころより小説の執筆を始める。2013年、「柿の木、枇杷も木」で第8回小説現代長編新人賞を受賞する第8回「小説現代長編新人賞」に中澤日菜子氏 新文化 - 出版業界紙。2014年、同作を『お父さんと伊藤さん』に改題し刊行、小説家デビューを果たす『お父さんと伊藤さん』(中澤日菜子)|講談社BOOK倶楽部

人物

好きな作家として、ドン・ウィンズロウ梨木香歩を挙げている第8回 小説現代長編新人賞 公募ガイド。 好きな落語家として、立川談春を挙げている。「演劇出身のためか、読者をなるべく飽きさせたくない。自然に気持ちよく笑わせる作品を書くことはとても難しいが、そういう笑いを提供できる作家になりたい」との旨を語っている。

作品リスト

戯曲

  • 菜の花狩りに日は続き(2005年、『短編戯曲コンクール最終候補作品集』〈2005年3月、日本劇作家協会〉所収)
  • ミチユキ→キサラギ(2007年11月、仙台市市民文化事業団)
  • 石灯る夜(2009年、『優秀新人戯曲集 2010』〈2009年12月、ブロンズ新社〉所収)
  • 春昼遊戯(2012年)

長編小説

  • お父さんと伊藤さん(2014年1月 講談社 / 2016年8月 講談社文庫)
  • おまめごとの島(2015年2月 講談社 / 2017年8月 講談社文庫)
  • PTAグランパ!(2016年6月 KADOKAWA / 2017年3月 角川文庫)
  • ニュータウンクロニクル(2017年7月 光文社 / 2020年11月 光文社文庫)
  • Team383 (2018年4月 新潮社)
  • お願いおむらいす(2019年7月 小学館)

短編小説集

  • 星球(2015年7月 講談社)

短編小説

「」内が収録されている中澤日菜子の作品

  • 星球(『短篇ベストコレクション 現代の小説 2015』〈2015年6月、徳間文庫〉所収)
  • ユウマ(『きみは嘘つき』〈2017年8月、ハルキ文庫〉所収)

連載

  • アイランドホッパー(web 集英社文庫)

映像化作品

映画
ドラマ
  • PTAグランパ!(2017年4月2日 - 5月21日、全8話、NHK BSプレミアム、主演:松平健
:* PTAグランパ2!(2018年4月8日 - 5月27日、全8話、NHK BSプレミアム、主演:松平健)

出典

関連項目

  • 日本の小説家一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/03 22:52 UTC (変更履歴
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