フェルディア・ウォルシュ=ピーロ : ウィキペディア(Wikipedia)

フェルディア・ウォルシュ=ピーロ(、1999年10月12日 - )はアイルランドの俳優・歌手である。2016年のミュージカル映画『シング・ストリート 未来へのうた』で映画デビュー(主演)、ヒストリーのテレビシリーズ『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』でテレビドラマデビューした(2017年〜2020年出演)。2020年の映画『』(原題)、2021年の映画『コーダ あいのうた』にもメインキャストとして出演している。

教育

ウォルシュ=ピーロはウィックロー県で生まれ育った。ブレイのであるColáiste Ráithínに通い、その後同県のウィックロー・エデュケート・トゥギャザー・ナショナル・スクール (Wicklow Educate Together National School) に進学した。

キャリア

7歳でソプラノ歌手の母トニ・ウォルシュ (Toni Walsh) の指導を受け始め、彼はボーイソプラノとして音楽キャリアを始めた。活動し始めてすぐに様々な賞を獲得し、12歳の時にはモーツァルトの歌劇『魔笛』のキャストとしてアイルランド中を回った。その後ベンジャミン・ブリテンのオペラ『』でマイルズ役を得た。2012年にはアイルランドのテレビ番組『』でピアノの弾き語りを披露した。

2016年には、ミュージカルコメディ映画『シング・ストリート 未来へのうた』に出演し、ルーシー・ボイントンと共に同作の主演を務めた。この作品はジョン・カーニー監督作品である。サンダンス映画祭でこの作品が上演された後、同作で共演したマーク・マッケンナと共に、ウォルシュ=ピーロは作中曲のギター・ピアノ弾き語りを披露した。

2015年には、アメリカ合衆国内でのエージェントとしてウィリアム・モリス・エンデバーと、更にイギリスでのエージェントとしてインデペンデント・タレント (Independent Talent) と契約した。

2017年からはヒストリーのテレビシリーズ『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』に出演し(第5シーズンから)、アルフレッド大王を演じた。2021年には映画『コーダ あいのうた』に出演し、主人公ルビーの歌の相手となるマイルズ役を演じた。この作品は2021年のサンダンス映画祭で高い評価を受け、Appleが高額買い付けしてApple TV+オリジナル作品として配信された。

彼は子供たちに災害時の方策を伝えるUNICEFアイルランドのプログラム "Emergency Lessons" の親善大使としても活動している。

フィルモグラフィ

映画

作品名 役名 備考
2016年 シング・ストリート 未来へのうたSing Street コナー・"コズモ"・ロウラーConor "Cosmo" Lawlor
2018年 Dave Allen at peace 18歳のデイヴDave aged 18 テレビ映画
2020年 Topping Out トビー / Toby 短編映画
2020年 Troubled Times エオガン / Eoghan 短編映画
2020年 (原題)Here Are the Young Men レズ / Rez
2021年 コーダ あいのうたCODA マイルズ / Miles

テレビ

作品名 役名 備考
2017年2020年 ヴァイキング 〜海の覇者たち〜Vikings アルフレッド大王King Alfred

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/06/09 20:09 UTC (変更履歴
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