森尚子
愛知県名古屋市出身。父親の仕事の関係で4歳の時に家族で渡米し、12歳で英ロンドンに移住。2年後に両親が帰国してからも単身ロンドンに残り、ナショナル・ユース・ミュージック・シアターで演技を学ぶ。17歳の時にミュージカル「ミス・サイゴン」の主役に抜てきされ、日本人女優で初めてウエスト・エンドの舞台で主演を務めた。その後もロンドンを拠点に活動し、映画「スパイス・ザ・ムービー」(97)、BBCの大ヒットコメディシリーズ「アブソリュートリー・ファビュラス」(92~11)、長寿SFドラマ「ドクター・フー」(05)などに出演し、そのスピンオフドラマ「秘密情報部トーチウッド」(06~08)ではメインキャストのトシコ・サトウを演じる。国際共同制作のテレビ映画「ジョン・レノンの魂 アーティストへの脱皮 苦悩の時代」(10)ではオノ・ヨーコ、ハリウッド大作「エベレスト3D」(15)では実在の登山家・難波康子を演じた。