アレハンドロ・ガルシア : ウィキペディア(Wikipedia)
アレハンドロ・ガルシア・エルナンデス(Alejandro García Hernández、1979年7月18日 - )は、メキシコのプロボクサー。バハ・カリフォルニア州ティフアナ出身。元WBA世界スーパーウェルター級王者。
来歴
2000年2月4日、故郷ティフアナでライトヘビー級のウェイトでプロデビューし(初回KO勝ち)、無敗のまま全てKOもしくはTKOで22連勝を飾る。
2000年12月4日、ティフアナのフロントン・パラシオ・ジャイ・アライでメキシカンパシフィックコーストミドル級王者ミゲール・ゴンサレスと対戦し2回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2001年12月17日、ティフアナでエフレイン・ヴァレンズエラとNABO北米スーパーウェルター級王座決定戦を行い、8回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2003年3月1日、ラスベガスのトーマス&マック・センターでWBA世界スーパーウェルター級王者サンティアゴ・サマニエゴと対戦し、3回1分46秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2003年9月20日、コネチカット州のモヒガン・サン・カジノでアトランタオリンピックミドル級銅メダリストのローシル・ウェールズと対戦し、10回終了時ウェールズが棄権した為初防衛に成功した。
2003年12月13日、アトランティックシティのボードウォーク・ホールで8大タイトルマッチの一つのカードとしてトラヴィス・シムズと対戦し、初黒星となる5回1分41秒KO負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した。
2005年5月21日、シカゴのユナイテッド・センターで正規王者トラヴィス・シムズがWBAとの訴訟問題に伴うWBA世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦をローシル・ウェールズと行い、9回2分59秒TKO勝ちを収め暫定ながら1年5ヶ月ぶりの王座返り咲きに成功したRoshii Wells vs Alejandro Garcia RINGSIDE24 2018年5月17日閲覧。
2005年6月にシムズが正規王座を剥奪された為ガルシアが正規王座に昇格した。
2005年8月13日、シカゴのユナイテッド・センターでルカ・メッシと対戦し、12回3-0(2者が116-106、114-107)の判定勝ちを収め初防衛に成功したAlejandro Garcia vs Luca Messi RINGSIDE24 2018年5月19日閲覧。
2006年5月6日、マサチューセッツ州ウースターのDCUセンターでホセ・アントニオ・リベラと対戦し、12回0-3(2者が106-116、107-114)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落したAlejandro Garcia vs Jose Antonio Rivera RINGSIDE24 2018年5月17日閲覧。
2007年11月23日、ステイプルズ・センターでWBAインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦をローマン・カルマジンと行い、3回1分24秒KO負けを喫し王座獲得に失敗したRoman Karmazin vs Alejandro Garcia RINGSIDE24 2018年5月19日閲覧。
2008年6月21日、ティフアナのアウディトリオ・ムニシパルで元IBF世界スーパーウェルター級王者ルイス・ラモン・カンパスと対戦し、3度ダウンを奪われ初回1分48秒KO負けを喫した。
2009年3月21日、ビヴァリーヒルズのプレイボーイ・マンションでCABOFEカリブミドル級王者ミゲール・アンヘル・エスピーノと対戦し、6回終了時ガルシアが棄権した為王座獲得に失敗した。この試合での骨折が原因で引退した。
戦績
- プロボクシング:32戦 26勝 (24KO) 5敗 1分
獲得タイトル
- メキシカンパシフィックコーストミドル級王座
- NABO北米スーパーウェルター級王座
- WBA世界スーパーウェルター級王座(防衛1)
- WBA世界スーパーウェルター級暫定王座(防衛0=正規王座に昇格)
- WBA世界スーパーウェルター級王座(防衛1)
関連項目
- 男子ボクサー一覧
- 世界ボクシング協会(WBA)世界王者一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2018/05/19 13:15 UTC (変更履歴)
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