エレナ・カザン : ウィキペディア(Wikipedia)
エレナ・カザン(Elena Kazan)は、ロシア出身の女優。主にインド映画で活動しており、代表作には『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』『John Day』『Prague』がある。また、リアリティー番組『』での出演でも知られている。
生い立ち
モスクワのドイツ人家庭に生まれる。父は小学校の教師、母は看護師だった。エレナは幼少期をウクライナで過ごし、その後は両親と共にベルリンに移住した。16歳の時に高等教育を受けるためアメリカ合衆国に留学し、その後はインド・コルカタに留学してボランティア活動に従事する。同時期にマックス・ミューラー・バワンでドイツ語の普及活動も行い、3年間インド各地を旅した。
キャリア
当初はコルカタのの通訳として活動していた。同地で撮影されたオーストラリアの短編映画にスタッフとして参加し、その間にベンガル語映画に出演する機会を得た。2010年に『Clerk』でと共演して女優デビューした。2011年に『Dear Friend Hitler』に出演し、2012年には『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』に出演している。2013年に『John Day』で初めて主要キャストに起用され、『Prague』では自らのアイデンティティを求めてインドを訪れるジプシーの少女を演じた。同年には『Aasma』でカシミール人の少女を演じている。2014年に出演した『』は第27回東京国際映画祭でワールド・プレミア上映され、エレナの国際的知名度を上げるきっかけとなった。
フィルモグラフィ
- Clerk(2010年)
- Dear Friend Hitler(2011年)
- Rang Milanti(2011年) - リサ
- Egaro(2011年)
- エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ(2012年) - タチアナ・レンコ
- John Day(2013年) - タバッサム・ハビビ
- Prague(2013年) - ジプシーの少女
- Aasma(2013年) - カシミールの少女
- Taan(2014年) - NGO職員の妻
- (2015年)
- Uvaa(2015年) - 英語教師
- (2016年)
- The Final Exit(2017年) - 本人役
- 燃えよスーリヤ!!(2019年) - ブリジット・フォン・ハマースマルク・ナンディニ
- Battalion 609(2019年) - ルクシャナ
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/01/01 14:38 UTC (変更履歴)
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