伊藤衆人 : ウィキペディア(Wikipedia)
伊藤 衆人(いとう しゅうと、12月27日 - )は、日本のCMディレクター、映像監督。北海道釧路町出身。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。
株式会社ROBOT所属。劇団『低気圧ボーイ(ズ)』のメンバー。テレビCMやミュージック・ビデオ、ドキュメンタリー映画など幅広いジャンルの作品の監督を務める。
略歴
多摩美術大学時代に加藤諒や後藤文嘉らが所属する、劇団『低気圧ボーイ(ズ)』で脚本・演出・役者として活動。多摩美術大学映像演劇学科後期フィールドトライアルでは2009年、2010年と2年連続で優秀賞を受賞。
2011年、多摩美術大学造形表現学部を卒業。株式会社ROBOTに入社。
2013年より乃木坂46のPVやMVの演出を続けている。
2014年、Jリーグクラブ初のドキュメンタリー映画として浦和レッズを追った『We are REDS! THE MOVIE』シリーズの監督を金子陽太と共に務めた「浦和レッドダイヤモンズ×ROBOT、Jリーグクラブ初のドキュメンタリー映画を製作」映画.com 2014年3月10日。
2021年10月1日から開催された2020年ドバイ国際博覧会において、日本館の展示の映像の一部(シーン6)を担当。
2023年、監督した乃木坂46の楽曲「おひとりさま天国」のミュージックビデオが『MTV Video Music Awards Japan 2023』にてBest Group Video-Japan-(最優秀邦楽グループビデオ賞)を受賞。
作風・評価
乃木坂46のPVやMVの演出を数多く手掛けており、Real Soundでは「個性と一体感の表現、そして色彩表現が特徴的な作家」、EX大衆では「PVにいろいろな仕掛けをしてくる監督」と評価されている。伊藤はインタビューにおいて、メンバーのキャラクターを反映するために、MV制作前は乃木坂46が出ている雑誌を多く読むと述べている。
人物
スターウォーズのファンで、特にR2-D2のグッズを集めている。
作品
映画
- We are REDS! THE MOVIE -開幕までの7日間-(2014年) - 監督・撮影
- THE LAST -NARUTO THE MOVIE- 「Prologue for THE LAST」(2014年) - オープニングムービー演出
- We are REDS! THE MOVIE -minna minna minna-(2015年) - 監督・撮影
テレビ番組
- THE WAY (2015年〜2017年)
- 2015シーズン 関根貴大 編、阿部勇樹 編、武藤雄樹 編、宇賀神友弥 編、西川周作 編、鈴木啓太 編
- 2016シーズン 高木俊幸 編、平川忠亮 編、槙野智章 編
- 2017シーズン 田中マルクス闘莉王 編、中村憲剛 編
- 乃木坂46 meets Asia! 〜上海ver.〜 (2019年)
- 乃木坂46 meets Asia! 〜台北ver.〜(2019年)
- Documentary of UVERworld あの日のアンサー(2019年)
- みんなのUVERworld 業界CREW大集合!SP(2019年)
- 乃木坂46 meets Asia! ~上海ver.#2~(2019年)
- Documentary of UVERworld あの日のアンサー、そして此処から(2020年)
CM
- 赤い羽根共同募金TVCM(2013〜2015年)
- アオハライド 原作コミックスTVCM(2014年)
- オオカミ少女と黒王子 原作コミックスTVCM 壁ドン編・お弁当編・クリスマス編(2014年)
- マクドナルド オリジナルアニメーションWebCM「未来のワタシ」(2016年)
- ジェットスター「16歳のように、旅をしよう。」(2016年)
- amazon family(2016年)
- forTUNE music(2017年〜2019年)
- マクドナルド オリジナルアニメーションWebCM「未来のワタシ第二弾」(2017年)
- タイ国政府観光庁 乃木坂46「こんなタイ、知らなかった。」(2017年)
- ドラゴンクエストX「おじいちゃんと孫編」「おじいちゃんと孫とパパ篇」(2017年)
- Jリーグ「J識を超えろ。Jリーグ開幕」(2018年)
- ジェットスター「ジェットスタープロフェッショナルズ」全シリーズ(2018〜2019年)
- ドラゴンクエストX「屋上編」(2018年)
- デジタルハリウッド大学「高校生のあなたへ」(2018年)
- ドラゴンクエストX「ゴロパウTV」(2019年)
- マルコメ「プラス糀 糀甘酒」(2019年)
- ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神(2019年)
- マルコメ「雪の日も糀甘酒篇」(2019年)
- アサヒスーパードライ「お花見マナー講座」(2020年)
- 乃木坂46 ALL MV COLLECTION2 ~あの時の彼女たち~(2020年)
- forTUNE music(2020年)
- アサヒスーパードライ「バーチャルお花見」(2021年)
- 乃木坂46 新メンバーオーディション(2021年)
- 乃木坂46 おとな選抜 「NG坂46 お酒の正しい、楽しい飲み方」篇(2021年)
- マクドナルド「シャア専用マクドナルド」(2022年)
ミュージックビデオ
- 竹内まりや「Days Of Love」(2024年)
乃木坂46
- 「白米様」(2016年)
- 「ブランコ」(2016年)
- 「意外BREAK」(2017年)
- 「ライブ神」(2017年)
- 「失恋お掃除人」(2017年)
- 「トキトキメキメキ」(2018年)
- 「空扉」(2018年)
- 「のような存在」(2019年)
- 「図書室の君へ」(2019年)
- 「アナスターシャ」(2020年)
- 「さ〜ゆ〜Ready?」(2021年)
- 「あなたからの卒業」(2021年)
- 「忘れないといいな」(2022年)
- 「僕が手を叩く方へ」(2022年)
- 「アトノマツリ outtake ver.」(2022年)メンバー自身が撮ったself-making ver. は アドバイザーとして参加
- 「おひとりさま天国」(2023年)
- 「車道側」(2024年)
- 「チートデイ」(2024年)
その他
- 乃木坂46 個人PV 北野日奈子「勇者ひなこのドラゴン修学旅行」(2014年)
- 乃木坂46 個人PV 松村沙友理「ガチャ子さん」(2015年)
- 乃木坂46 個人PV 松村沙友理「ガチャ子さん23」(2016年)
- 乃木坂46 個人PV 岩本蓮加「駄菓子屋れんたん」(2017年)
- 乃木坂46 個人PV 向井葉月「ヘルシーパラドックス」(2018年)
- 乃木坂46 個人PV 桜井玲香「ブルー、レイ。」(2018年)
- 乃木坂46 個人PV 林瑠奈「発売延期(仮)(林)」(2021年)
- 乃木坂46 個人PV 中西アルノ「NO MORE!映画アルノ」(2023年)
- 乃木坂46 個人PV 一ノ瀬美空「片腕ドリル彼女 みーぎゅんぎゅん!」(2023年)
舞台
- NODAMAP パイパー(2009年、出演)
- FASTENER(2009年、作・演出・出演)
- フェスティバル/トーキョー ファスナー(2009年、作・演出・出演)
- BLUE OCEAN MAKERS(2010年1月21日 - 24日、作・演出)
- TAIFU-(2010年7月19日・20日、作・演出・出演)
- (株)EDF −地球防衛軍− (2011年1月23日 - 25日、作・演出・出演)
- 百景島シードパラダイス(2011年8月2日・8日・9日、作・演出)
- バベル一家(2011年10月7日・10月8日、作・演出・出演)
- 背水フォーメーションZ(2012年1月27日 - 29日、作・演出)
ナレーション
- 第一三共ヘルスケア 全身シャンプーミノン TVCM(2014年 - 2022年)
- 長野都市ガス TVCM(2023年)
- イオンシネマ マナーCM(2015年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/24 12:42 UTC (変更履歴)
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