アリーチェ・ロルバケル : ウィキペディア(Wikipedia)
アリーチェ・ロルヴァケル(Alice Rohrwacher、1980年12月29日 - )は、イタリアの映画監督。
経歴
1980年12月29日、フィエーゾレに生まれる。イタリア人の母とドイツ人の父を持ち、姉は女優のアルバ・ロルヴァケル。トリノ大学にて哲学と文学を専攻した後、脚本について学ぶスクールに通う。
2011年に『天空のからだ』イタリア映画祭2012にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2012/works.htmlで長編映画の監督デビューを果たし、カンヌ国際映画祭監督週間部門に招待される。その後、2014年には『夏をゆく人々』で長編2作目にしてカンヌ国際映画祭グランプリを、2018年には『幸福なラザロ』で脚本賞を受賞し、2019年には第72回カンヌ国際映画祭で審査員を務めた。
主な作品
長編映画
- Checosamanca (2006年) 「La fiumara」、監督
- 天空のからだ Corpo celeste (2011年) 監督・脚本
- 夏をゆく人々 Le meraviglie (2014年) 監督・脚本
- 9x10 novanta(2014年) 「Una canzone」、監督
- 幸福なラザロ Lazzaro felice(2018年) 監督・脚本
- Futura(2021年) - ピエトロ・マルチェッロ、フランチェスコ・ムンズィとの共同監督・脚本
- 墓泥棒と失われた女神 La chimera(2023年)監督・脚本
短編映画
- De Djess(2015年) 監督・脚本
- Ad una mela(2020年) ウィーン国際映画祭2020のトレイラー、監督
- Omelia contadina(2020年) 監督
- Quattro strade(2021年) 監督・脚本
- 無垢の瞳 Le pupille (2022年) 監督・脚本
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/28 09:49 UTC (変更履歴)
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