パトリック・ネス : ウィキペディア(Wikipedia)
パトリック・ネス(Patrick Ness、1971年10月17日 - )は、アメリカ合衆国・バージニア州フェアファックス郡生まれのイギリスの作家、ジャーナリスト。
南カリフォルニア大学で英文学を学び、1999年にイギリスに渡った。
2008年にガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、2009年にコスタ賞、2011年、2012年にカーネギー賞を受賞した。
受賞歴
- ガーディアン賞 2008年 (The Knife of Never Letting Go(『心のナイフ』)に対して)
- ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞 2008年 (The Knife of Never Letting Go(『心のナイフ』)に対して)
- コスタ賞児童文学部門 2009年 (The Ask and the Answer(『問う者、答える者』)に対して)
- カーネギー賞
- 2011年 (Monsters of Men(『人という怪物』)に対して)
- 2012年 (A Monster Calls(『怪物はささやく』)に対して)
主な作品
ヤングアダルト向け
- Chaos Walking(混沌の叫び)シリーズ
- [[:en:The Knife of Never Letting Go]](『心のナイフ』) (2008)
- [[:en:The Ask and the Answer]](『問う者、答える者』) (2009)
- [[:en:Monsters of Men]](『人という怪物』) (2010)
- The New World (2009)
- [[:en:The Wide, Wide Sea]] (2013)
- [[:en:Snowscape]] (2013)
- [[:en:A Monster Calls]](『怪物はささやく』) (2011) シヴォーン・ダウド([[:en:Siobhan Dowd]])原案
- Doctor Who: Tip of the Tongue
- More Than This(『まだなにかある』) (2013)
- Class(『CLASS/クラス』) (2016)
一般向け
- The Crash of Hennington (2003)
- Topics About Which I Know Nothing (2005)短編集
- The Crane Wife (2013)
日本語訳された作品
- 『怪物はささやく』(シヴォーン・ダウド原案、池田真紀子訳、あすなろ書房) 2011年
- 『混沌の叫び1 心のナイフ』上・下(金原瑞人, 樋渡正人訳、東京創元社) 2012年
- 『混沌の叫び2 問う者、答える者』上・下(金原瑞人, 樋渡正人訳、東京創元社) 2012年
- 『混沌の叫び3 人という怪物』上・下(金原瑞人, 樋渡正人訳、東京創元社) 2013年
- 『まだなにかある』上・下(三辺律子訳、辰巳出版) 2015年
映像化作品
- 怪物はささやく - 2016年公開。実写と劇中の挿し絵アニメが織り成す手法を手掛けるファンタジー映画。製作国アメリカ・スペイン合作。ゴヤ賞9部門受賞。主演 - ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー、怪物役リーアム・ニーソン他。監督J・A・バヨナ、製作ベレン・アティエンサ、パトリック・ネス作者本人がパンズ・ラビリンスのスタッフに加わり脚本と製作総指揮を担当。日本公開は2017年6月9日予定。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/23 05:03 UTC (変更履歴)
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