村本大輔 : ウィキペディア(Wikipedia)

村本 大輔(むらもと だいすけ、1975年6月29日 - )は、静岡県静岡市出身の元競輪選手。現役時代は日本競輪選手会静岡支部所属。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第77期生。師匠は伊藤勝也(54期)。

義理の息子(娘婿)は磯島康祐(105期、青森)磯島康祐が新婚ほやほやの参戦、新婚パワーで2月名古屋以来の準決目指す/川崎 - 日刊スポーツ、2022年3月26日。

来歴

静岡北高等学校を経て、競輪学校に第77期生として入学。

初出走は1996年4月20日の伊東温泉競輪場で、初勝利も同レース。

デビュー後から順調にS級に昇級して全ての方向に動きの良い追込選手として売り出した。また、静岡市葵区を流れる藁科川沿いをロード練習のコースとしている静岡所属の選手サークル「藁科軍団」のリーダー的存在であった。

2005年の第56回高松宮記念杯競輪で優勝、初のGIタイトルを獲得。

その後、練習中の大怪我で、左手小指を切断してしまう。村本本人によると「十指揃ってなければならない」競輪の規定にそぐわなくなったため、S級2班格付けながら引退を余儀なくされた【戦力外通告】を受けて強制引退になる競輪界のシステム【代謝制度】はトップクラスのS級選手には適用されないにも関わらず、静岡初のタイトルホルダーは、なぜ、S級で強制引退になってしまったのか? - 競輪ジャーニーkawamoto ryujiro(YouTubeチャンネル)、2024年5月26日。

2015年5月26日の宇都宮記念(GIII)最終日第8レース(特選)で4着となったのが現役最後のレースとなり村本 大輔選手の出走履歴 - 競輪ステーション、2016年11月7日に静岡支部にて引退手続きを済ませた村本大輔が現役引退 05年にG1高松宮記念杯制覇 - 日刊スポーツ、2016年11月8日引退 - 人生 山あり谷あり 人生楽しく、2016年11月7日。

2016年11月15日、選手登録消除。通算成績は1588戦347勝、優勝37回(うちGI1回)。

現役引退後は、静岡市内でマッサージ店を経営しているガーベラスポーツマッサージinstagram。

主な獲得タイトル

  • 2005年 - 高松宮記念杯競輪(大津びわこ競輪場)

エピソード

  • あだ名は「ゴルゴ」。お笑い芸人TIMゴルゴ松本に似ていることに由来する。このことでフジテレビ系列で放映されていた番組「力の限りゴーゴゴー!!」のコーナーにおいて本人と対面し、以降「競輪界のゴルゴ」と名乗ることが認められた。
  • レース中において選手がパフォーマンスを行うことは禁止されているが、村本大輔だけはスタート直前に何らかのポーズを取ることで有名であった。このパフォーマンスは競輪場側の「姿勢」に左右されるところがあり、立川競輪場でのレースにおいて、選手入場時に一礼するところをわざと「命!」のように左足を僅かにあげるような仕草をしたりなど(ただし頭はきちんと下げている)、普段は「明らかにならない範囲においてそれとなく織り交ぜる」ことが多かった。しかし寛容な競輪場では派手に行うこともあり、平塚競輪場において行われたKEIRINグランプリ05においては、発走台の上でゴルゴ13のスナイプポーズを数秒間行った。
  • 第56回高松宮記念杯競輪では、優勝後の表彰式で、ゴルゴ松本の持ち芸である「命!」のパフォーマンスを行った。

関連項目

  • 競輪選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/26 23:40 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「村本大輔」の人物情報へ