カロリーヌ・ド・モナコ : ウィキペディア(Wikipedia)
カロリーヌ・ド・モナコ(, 1957年1月23日 - )は、モナコ公女()。公位継承順位第3位。
経歴
モナコ大公レーニエ3世とその妃グレース・ケリーの長女(第1子)として生まれる。
パリ大学(ソルボンヌ)で哲学・心理学・生物学を専攻。哲学で学位を得た。
1978年にフランスの銀行家と結婚したが、1980年に離婚した。
1983年にイタリアの実業家・モーターボート選手のと結婚し、2男1女を儲けるが、1990年10月3日にモナコ沖でのボートレース時の事故により死別した。
1999年にハノーファー家家長のエルンスト・アウグスト5世と結婚した。そのためハノーファー王子妃()と尊称されることがある。
現在、ユネスコ親善大使として、女性の地位向上・離村での児童教育に尽力している。
家族
弟にモナコ大公アルベール2世、妹にステファニー公女がいる。アルベール2世に大公位継承権を持つ子供が2014年に生まれるまでは推定相続人とされていた。
2番目の夫ステファノ・カシラギとの間の長男アンドレア(1984年 - 、大公位継承権第4位)はその美貌から国内外に人気があり、タブロイド誌のネタになるなど注目を浴びる存在である。ステファノとの間には他に長女シャルロット(1986年 - 、大公位継承権第11位)、次男ピエール(1987年 - 、大公位継承権第8位)がいる。
現在の夫エルンスト・アウグスト5世との間には1女アレクサンドラ(1999年 - 、大公位継承権第13位)がいる。
称号と敬称
ハノーファー王子妃カロリーヌ公女殿下
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/02 10:43 UTC (変更履歴)
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