ジャンフランコ・ロージ : ウィキペディア(Wikipedia)

ジャンフランコ・ロージGianfranco Rosi,1964年11月30日-)は、イタリアの映画監督、撮影監督、映画プロデューサー、脚本家である。

来歴

エリトリア・アスマラで生まれる。エチオピア・エリトリア国境紛争の際、13歳だった彼は両親をエリトリアに残してイタリアへと移る。若年期にローマやイスタンブールで過ごした後、20歳の時にニューヨーク州に移り、ニューヨーク大学の映画学部に通った。

1993年に『Boatman』で映画監督としてデビューし、サンダンス映画祭、ロカルノ国際映画祭、トロント国際映画祭、などで上映された。2008年の『Below Sea Level』により第65回ヴェネツィア国際映画祭でオリゾンティ・ドック賞を獲得した。

2013年には『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』が第70回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、ドキュメンタリー映画として初の金獅子賞を受賞した。

フィルモグラフィ

  • Boatman (1993) 監督
  • Below Sea Level (2008) 監督・製作・撮影
  • El Sicario, Room 164 (2010) 監督・脚本・製作・撮影
  • 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 Sacro GRA (2013) 監督・撮影・音響
  • 『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』 Fuocoammare (2016) 監督・脚本・製作・撮影
  • 『国境の夜想曲』 Notturno (2020)
  • 『旅するローマ教皇』 In Viaggio (2022)

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/14 13:25 UTC (変更履歴
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