スコット・キャロル : ウィキペディア(Wikipedia)

スコット・アレクサンダー・キャロル(Scott Alexander Carroll, 1984年9月24日 - )は、アメリカ合衆国・ミズーリ州カンザスシティ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。

経歴

プロ入り前

のMLBドラフトで16巡目(全体492位)でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから指名されたが、契約には至らなかった。

プロ入りとレッズ傘下時代

のMLBドラフト6巡目(全体104位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。この年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級で6試合に登板し、0勝1敗・防御率2.93だった。

はA級デイトン・ドラゴンズで9試合に登板し、1勝2敗・防御率3.75だった。5月にA+級サラソタ・レッズへ昇格。14試合に登板し、6勝5敗・防御率3.51だった。

はA+級サラソタで7試合に登板し、2勝2敗・防御率2.68だった。7月にAA級カロライナ・マドキャッツへ昇格し、2試合に登板した。

はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツで5試合に登板し、1勝2敗・防御率2.10だった。5月にAA級カロライナへ昇格。20試合に登板し、3勝9敗・防御率3.68だった。

はAAA級ルイビル・バッツで25試合に登板し、7勝8敗・防御率5.39だった。

はAAA級ルイビルで25試合に登板し、2勝3敗・防御率5.90だった。6月22日に放出された。

ホワイトソックス時代

2012年7月11日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ。契約後は傘下のAAA級シャーロット・ナイツとAA級バーミングハム・バロンズでプレー。AAA級シャーロットでは9試合に登板し、2勝3敗・防御率3.78だった。

はルーキー級で5試合に登板し、防御率1.69だった。8月にAA級バーミングハムへ昇格。同球団では6試合に登板し、0勝2敗・防御率4.32だった。

はAAA級シャーロットで開幕を迎え、4試合に登板し、3勝1敗・防御率1.57と好投。4月14日にはインターナショナルリーグの週間MVPに選ばれた。4月27日にホワイトソックスとメジャー契約を結び、同日のタンパベイ・レイズ戦で先発起用され、メジャーデビュー。7.1回を6安打2失点(自責点1)2四球3奪三振に抑え、メジャー初勝利を挙げた。この年は、先発登板19試合を含む26試合に投げて、5勝10敗・防御率4.80に終わったものの、メジャー1年目から129.1イニングに投げた。オフの11月25日にアダム・ラローシュの加入に伴って戦力外となったが、1月22日にマイナー契約で再契約した。

2015年シーズンは開幕をAAA級シャーロットで迎えた後、4月26日に昇格した。前年は先発で投げる機会が多かったが、2015年はリリーフのみで18試合に登板し、防御率3.44をマークした。

7月14日に40人枠を外れる形でAAA級シャーロットへ配属された。

レンジャーズ傘下時代

2016年7月20日に金銭トレードでテキサス・レンジャーズへ移籍し、22日に傘下のAA級フリスコ・ラフライダーズへ配属され、翌23日にAAA級ラウンドロック・エクスプレスに配属されたが8月3日にAA級フリスコに降格し、11月7日にFAとなった。

レンジャーズ退団後

5月16日にアメリカンアソシエーションのカンザスシティ・ティーボーンズと契約した。8月15日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級アイオワ・カブスに配属された。11月6日にFAとなった。

6月2日にカンザスシティ・ティーボーンズに復帰した。7月3日にメキシカンリーグのティフアナ・ブルズと契約したが、7月27日に自由契約となった。この年限りで現役を引退した。

詳細情報

年度別投手成績

CWS261900051000.333573129.11471345112645181694.801.48
1800001100.50016236.24021323274019143.441.45
300000000----102.1201012003311.571.29
MLB:3年471900061100.353745168.118915593169391103864.601.40

背番号

  • 67 (2014年 - 2016年)

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 C

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/01/24 16:32 UTC (変更履歴
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