コラリーナ・カタルディ=タッソーニ : ウィキペディア(Wikipedia)

コラリーナ・カタルディ・タッソーニ(Coralina Cataldi-Tassoni、1971年2月24日 - )はアメリカ合衆国ニューヨーク生まれの女優。現在はニューヨーク在住。

略歴

アメリカ生まれ、イタリア育ちのバイリンガルであり、英語とイタリア語が堪能。

父親は世界的に著名なオペラの舞台監督のウォルター・カタルディ・タッソーニ、母親のヴェリア・ボッティも元舞台女優で、祖父はジャコモ・プッチーニと交友のあった指揮者という家系に生まれる。

3歳の時に父親のオペラカンパニーにメンバーとして参加し、プッチーニのラ・ボエームのファーストロールを歌っており、以降10代後半まで世界中の公演で父親のオペラカンパニーをサポートし続けた。

4歳の時にイタリアのローマへ移住。

10代の頃にTV番組に出演しているところをダリオ・アルジェントに発見され、『デモンズ2』で最初にデモンズになってしまう少女サリー役を演じる。

その後はホラー映画中心に活躍。アルジェント作品の常連でもあり『デモンズ2』以降も、『オペラ座/血の喝采』『オペラ座の怪人』『サスペリア・テルザ 最後の魔女』の3作に出演。

2010年にはショートムービー「Based on a True Life」で監督デビューを果たす。この作品では、監督の他に製作・脚本・音楽・出演も務めている。

2011年のホラー映画『HIDDEN ヒドゥン』では原案を担当した。

アーシア・アルジェントと交友関係にある。

画家や歌手としても活動しているSee Coralina Cataldi-Tassoni's Smart Innocence Art Exhibit

フィルモグラフィー

出演

公開年邦題原題役名備考
1986 肉体のバイブル/禁断の賛美歌La monaca di Monza
デモンズ2Dèmoni 2: L'incubo ritorna サリー
1987 オペラ座/血の喝采Opera ジュリア
1988 ゲロゾイドIl bosco 1 シンディ ビデオ別タイトル『悪霊のはらわた 屍の棲む森』
1998 オペラ座の怪人The Phantom of the Opera オノリーヌ
2007 サスペリア・テルザ 最後の魔女La terza madre 副館長ジゼル
2010 Based on a True Life コラリーナ ショートムービー日本未公開

監督

公開年邦題原題備考
2010 Based on a True Life ショートムービー日本未公開

脚本

公開年邦題原題備考
2010 Based on a True Life ショートムービー日本未公開
2011 HIDDEN ヒドゥン Hidden 3D 原案

参照

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2021/03/04 09:37 UTC (変更履歴
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