川崎ヒロユキ : ウィキペディア(Wikipedia)
川崎 ヒロユキ(かわさき ヒロユキ、本名:川崎 裕之〈かわさき ひろゆき〉、1965年11月17日 - )は、日本の脚本家、小説家。神奈川県横須賀市出身。ぶらざあのっぽを経て、川崎ヒロユキ脚本研究所主宰。主にアニメの脚本を手掛けている。
来歴
中学の頃に映像業界への道を志し、独学で脚本を学ぶ。神奈川県立横須賀大津高等学校卒業後、東京映像芸術学院特殊技術科へ進学、押川國秋と実写脚本の小山高男に師事しアニメ脚本の技術を学ぶ。
在学中に1988年『魔神英雄伝ワタル』第25話「ミニミニワタルの大冒険」で脚本家としてデビューし、以後アニメを中心に多数の作品の脚本やシリーズ構成を手がける。1996年『機動新世紀ガンダムX』では全話の脚本を一人で執筆した。またアニメ作品のノベライズも手がけ、初のオリジナル作品『はっぴぃセブン』シリーズはドラマCDやアニメ、漫画化もされた。デビュー当初から、サンライズ制作の作品やタカラトミーとその前身企業がスポンサードする作品に参加する機会が比較的多い。
また脚本家としての活動のみならず、1995年には後進の育成のため川崎ヒロユキ脚本研究所を設立。高山カツヒコなどといった面々が研究員として所属している。『黄金勇者ゴルドラン』などのように、設立後の一時期はこの名義でクレジットされることもあった。
ゲームクリエイターの時田貴司は高校時代の同級生であり、NHKコンテストにおいて時田主演作品を監督、発表している。
参加作品
アニメーション
特撮
小説
- 『はっぴぃセブン』シリーズ(集英社スーパーダッシュ文庫)
- 『テイルズ オブ エターニア』(集英社スーパーダッシュ文庫)
- 『プリンセスメーカー』(ワニブックス)
- 『ラブひな(2)秘湯解禁』(講談社ノベルス)
- 『宇宙の騎士テッカマンブレードII 水晶宮の少女』(メディアワークス電撃文庫)
- 『サクラ大戦』シリーズ(富士見書房富士見ファンタジア文庫)
- 『機甲警察メタルジャック』(大陸書房ネオファンタジー文庫)
ゲーム
関連項目
- 日本の小説家一覧
- ライトノベル作家一覧
- 小山高生
- アニメ関係者一覧
外部リンク
- (旧アカウント)
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/10 13:58 UTC (変更履歴)
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