中島一郎 : ウィキペディア(Wikipedia)
中島 一郎(中嶋、なかじま いちろう、1897年(明治30年)10月25日 - 没年不明)は、大正後期から昭和時代前期の台湾総督府官僚。
経歴・人物
熊本県菊池郡に生まれる。第一高等学校を経て『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、237頁。、1921年(大正10年)4月、東京帝国大学法学部政治学科を卒業。同年、大蔵省に入省し理財局属となる。翌年11月、高等試験行政科に合格。水戸税務署長、両国橋税務署長を経て、1929年(昭和4年)12月、台湾総督府に出仕。
財務局主計課長、台湾電力管理官、台湾官有財産評価委員会幹事、防衛委員会幹事、山地開発調査委員会幹事を経て、1939年(昭和14年)7月に嶺田丘造に代わり財務局長に就任した。1943年(昭和18年)退官した。
参考文献
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/11/05 15:02 UTC (変更履歴)
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