キム・ユソン : ウィキペディア(Wikipedia)

キム・ユソン(金 裕聖、ハングル:、、2009年6月12日 - )は、大韓民国のフィギュアスケート選手(女子シングル)。

経歴

幼少期

2009年6月12日にソウル特別市で誕生。双子(一卵性双生児)の姉ユジェもフィギュアスケート選手。

8歳の時に姉妹でフィギュアスケートを始めた。当時住んでいた地域にスケートリンクがなかったため、2019年に果川市に引っ越して、チェ・ヒュンキュンの指導を受けた。

ジュニア時代

2022–23シーズン

2022年デニステンメモリアルチャレンジのジュニア部門で銀メダル獲得。2023年韓国フィギュアスケート選手権では25点差以上をつけて金メダルを獲得した。

2023–24シーズン

7月下旬の韓国ジュニアグランプリシリーズ予選で4位となり、ジュニアグランプリシリーズ2大会に出場することになった。ジュニアグランプリシリーズのデビュー戦となったタイ大会では、1位の中井亜美に0.73点差で銀メダル獲得。この大会のフリースケーティングでトリプルアクセルの着氷に成功した。9月下旬には姉妹のコーチがチェ・ヒュンキュンから池炫靜とキム・ジンソに変更されたと発表された。ハンガリー大会では、トリプルアクセルが失敗に終わったものの、銀メダル獲得。

2024年江原道ユースオリンピックの国内予選で銀メダルを獲得し、韓国選手権を制覇したシン・ジアとともに韓国代表になった。

ジュニアグランプリファイナルでは、ショートプログラムでトリプルルッツのエッジエラー宣言を受け4位となり、フリースケーティングではトリプルアクセルと他のトリプルジャンプを成功させたものの、再びルッツのエッジ判定を受けて4位。全体では3位の上薗恋奈に5.98点差で4位となった。2024年韓国フィギュアスケート選手権では4位となり、5位の姉とともに2024年世界ジュニアフィギュアスケート選手権の韓国代表に選出された。

ユースオリンピックでは4位。世界ジュニアフィギュアスケート選手権では姉妹で出場し、15位と16位に終わった。

2024–25シーズン

7月下旬の韓国ジュニアグランプリシリーズ予選で2位となり、ジュニアグランプリシリーズ2大会に出場することになった。

2024年8月、姉妹のコーチが再びチェ・ヒュンキュンに変更されたと発表された。

9月のトルコ大会で金メダルを獲得し、自己ベストを更新した。その後、10月の中国大会では銀メダルを獲得し、ジュニアグランプリファイナル出場が決定した。

競技成績

ISUパーソナルベストスコア

  • SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
  • TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
  • TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)

主な戦績

  • JGP - ISUジュニアグランプリシリーズ
  • J - ジュニアクラス

詳細

  • マークが付いている大会はISU公認の国際大会
  • パーソナルベストは太字で表示

プログラム使用曲

シーズン SP FS EX
2024–2025* Clair de lune * Swift Sword* Warriors * A Love Before Time
2023–2024* Fly Me To The Moon * The Lark Ascending
2022–2023

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/02/28 04:02 UTC (変更履歴
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