加藤健二郎 : ウィキペディア(Wikipedia)
加藤 健二郎(かとう けんじろう、1961年1月 - )は、日本の軍事ジャーナリスト、バグパイプ奏者。
来歴
兵庫県尼崎市で生まれ、5歳の時に東京都小金井市へ引っ越す。その後、神奈川県横浜市に移る。東京学芸大学附属幼稚園、小金井市立小金井第四小学校、小金井市立東小学校、小金井市立東中学校、横浜市立神奈川中学校を経て、1979年に神奈川県立港北高等学校を卒業。東京理科大学理工学部機械工学科に進学するも中退。1985年に早稲田大学理工学部土木工学科を卒業。東亜建設工業に3年間勤務した後、1988年から海外に飛び出す。フランス外人部隊を志願するが近眼で不採用とされ、戦場ジャーナリストの道を選ぶ。
軍事問題を理科系的な視点から捉える一方、兵士の休暇の過ごし方など、戦争のヒューマンファクターにも注目する視点を持つユニークな軍事ジャーナリストである。湾岸戦争、ユーゴスラヴィア内戦、イラク戦争などを戦地で取材し、著作を発表している。1997年より防衛庁オピニオンリーダーに任命される加藤健二郎・古是三春 『ホントに強いぞ自衛隊!中国人民解放軍との戦争に勝てる50の理由』 徳間書店 2010年。
43歳からバグパイプ奏者となり、バグパイプ歴5年目の2008年に、日本人初の職業バグパイプ奏者として名乗り上げ、冠婚葬祭など各種イベントやコンサートなどで演奏する。上海万博関連行事、目黒雅叙園英国フェアなどの演奏も行なった。
著書
単著
- 『女性兵士』 講談社文庫 2010年
- 『戦場のハローワーク』 講談社文庫 2009年
- 『戦場の現在戦闘 - 地域の最前線をゆく』 集英社新書 2005年
- 『<いまこそ知りたい>自衛隊のしくみ』 日本実業出版社 2004年
- 『攻撃か、それとも自衛か - 自衛隊・米軍・戦場最前線からの報告』 現代人文社 2004年
- 『密着報告自衛隊 - 戦闘部隊としての行動と実力』 ぶんか社 2003年
- 『35ミリ最前線を行く - 一カメラマン戦場の旅』 光人社 1997年
- 『戦場へのパスポート』 ジャパンミリタリーレビュー 1996年
- 『戦争からギャルまで - 加藤健二郎写真集 (Bee books)』 光村印刷 1993年
共著
- 『ホントに強いぞ自衛隊!中国人民解放軍との戦争に勝てる50の理由』 徳間書店 2010年
- 『意外と強いぞ自衛隊!- 解き明かされた55の真実』 徳間書店 2009年
- 『最新!自衛隊「戦略」白書(別冊宝島Real(057))』 宝島社 2004年
- 『戦友が死体となる瞬間 - 戦場ジャーナリストが見た紛争地』黒井文太郎、村上和巳 アリアドネ企画 2001年
- 『軍事ジャーナリストが追跡する自衛隊最前線 (ARIA’DNE MILITARY) 』 アリアドネ企画 2001年
DVD
論文
- 国立情報学研究所収録論文(No.1-10) 国立情報学研究所
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/20 02:30 UTC (変更履歴)
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