ワンダ・サー : ウィキペディア(Wikipedia)

ワンダ・サーWanda Sá、1944年7月11日 - )は、ブラジルのボサノヴァ歌手でギタリスト。ヴァンダ・サーワンダ・ヂ・サー(Wanda de Sah)ともいう。彼女は1964年から音楽活動をしている。

経歴

出身はリオデジャネイロ。ワンダの最初のギター教師はホベルト・メネスカルであった。後にワンダは「ブラジル'65」にてセルジオ・メンデスと活動を共にし、マルコス・ヴァーリやとも活動した。ワンダの1964年のデビュー・アルバム『ヴァガメンチ』では、とが演奏をしている。

ワンダは1969年から1982年まで、作詞・作曲家のエドゥ・ロボと夫婦であった。

1999年以来となる米国での公演を、2011年にニューヨークのバードランドにてマルコス・ヴァーリとともに行った。ウォール・ストリート・ジャーナルはワンダを「伝説的」と述べ、ナショナル・パブリック・ラジオはワンダを「ブラジルの最もよく守られている音楽的な秘密のひとつ」と呼んだ。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『ヴァガメンチ』 - Vagamente (1964年、RGE)
  • 『ソフトリー!』 - Softly (1965年、Capitol)
  • 『ブラジル'65』 - Brasil '65 (1965年、Capitol) ※セルジオ・メンデス・トリオ名義
  • 『ブラジレイラス』 - Brasileiras (1994年、CID) ※with セリア・ヴァス
  • 『私と音楽』 - Eu E A Música (1995年、CID) ※with ホベルト・メネスカル
  • Uma Mistura Fina (1997年、Albatroz) ※with ホベルト・メネスカル、ミエーレ
  • Estrada Tokyo-Rio (1998年、RDS Fonográfica) ※with ホベルト・メネスカル
  • 『ワンダ・サー・ウィズ・ボッサ・トレス』 - Wanda Sá With Bossa Três (2000年、Guts)
  • Bossa Entre Amigos (2001年、Albatroz) ※with ホベルト・メネスカル、マルコス・ヴァレ
  • 『ドミンゴ・アズール・ド・マール』 - Domingo Azul Do Mar (2002年、Deckdisc)
  • 『ワンダ・サー・ウィズ・ジョアン・ドナート』 - Wanda Sá Com João Donato (2003年、Deckdisc) ※with ジョアン・ドナート
  • 『ボッサ・ド・レブロン』 - Bossa do Leblon (2005年、Deckdisc)
  • Bossa Nova, Ao Vivo (2005年、Albatroz) ※with Andrade、Marcos Valle、Miéle、Os Cariocas、Roberto Menescal、Zimbo Trio
  • 『スウィンゲイラ』 - Swingueira (2005年、Albatroz) ※with ホベルト・メネスカル
  • Bossa Nova (2006年、Crystal)
  • Photograph: The Song Of Antonio Carlos Jobim (2014年、Albatroz)
  • Ao Vivo (2014年、Biscoito Fino)
  • A Música De Tom E Vinícius (2018年、Biscoito Fino) ※with Gilson Peranzzetta、Mauro Senise

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/10/12 21:35 UTC (変更履歴
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