吉本真由美 : ウィキペディア(Wikipedia)
吉本 真由美(よしもと まゆみ、1954年4月1日 - )は、日本の女優・司会者・タレント。大阪府出身。身長160cm、血液型はAB型。劇団ホリホックアカデミー所属。別名義:吉本 真由み。
略歴
京都精華女子高等学校卒業後、劇団ホリホックアカデミー入り週刊テレビ番組 1978年12月22日号 p.27。最初は裏方を務めていたが、役者に憧れて、1974年に団員となる。同年、同劇団の定期公演『デッドエンド』で初舞台。1975年の演劇『女殺し油地獄』で、関西俳優協議会第1回新人賞受賞。テレビドラマと演劇で活動し、地元関西製作ドラマ、又はロケの時代劇を中心に出演している。裸身で演技するシーンにも体当たりでのぞんでいた。女優以外では1981年から1989年まで情報番組『2時のワイドショー』の司会とアシスタントをしていた。
人物
千葉真一の熱烈なファンで、千葉が主演映画『魔界転生』のキャンペーンで『2時のワイドショー』に出演した際には、司会の奥田博之から「この吉本くんは大変千葉さんのファンでしてね。(前日から)眠られない、眠られないと。自分が好きな俳優さんが来られると、この人(吉本)はものを言わなくなってしまうんですよ」と紹介されている。
出演
情報番組
- 2時のワイドショー(1981年 - 1989年、ytv) - 司会・アシスタント
演劇
- 女殺し油地獄(1975年)
- JAPAN DANCE INNOVATION『LOVE IS ALL 2023』(2023年)
- 神話音楽劇ドラマティック古事記 FIRST LOVE 神々の愛の物語(2024年) - 涙の精霊 役
テレビドラマ
- 必殺シリーズ (ABC)
- 助け人走る 第36話「解散大始末」(1974年6月22日) - おさき
- 必殺仕業人 第20話「あんたこの志をどう思う」(1976年5月21日) - 美緒
- 必殺からくり人 第10話「お上から賞金をどうぞ」(1976年10月1日) - おさと
- 新・必殺仕置人(1977年)
- 第6話「偽善無用」(3月4日) - おたよ
- 第24話「誘拐無用」(7月8日) - おしん
- 第27話「約束無用」(7月29日) - おしん
- 必殺商売人 第12話「裏口を憎む男にない明日」(1978年5月12日) - おしの
- 必殺からくり人・富嶽百景殺し旅 第3話「駿州片倉茶園ノ不二」(1978年9月8日) - 琴路
- 必殺仕事人
- 第12話「三味の音は七つの柩のとむらい唄か?」(1978年8月3日) - 石坂きぬ
- 第48話「表技魔の鬼面割り」(1980年4月25日) - おゆき
- 第61話「脅し技闇医術千両潰し」(1980年8月8日) - お新
- 翔べ! 必殺うらごろし 第8話「足の文字は生まれた時からあった」(1979年1月26日) - おさき
- 必殺仕事人・激突! 第15話「夢次、女盗賊にほれる」(1992年2月4日) - おきぬ
- 大岡越前 第4部 第24話「姿なき怪盗」(1975年3月17日、TBS / CAL)
- どてらい男(激動篇)第109話「悪の算段」(1975年11月9日、関西テレビ) - 看護師
- お耳役秘帳 第1話「仕掛けた罠の大盗賊」(1976年、KTV) - お市
- 新 木枯し紋次郎 第2話「年に一度の手向草」(1977年、12ch) - お千 / お咲
- 江戸を斬る・III 第26話「八百八町は日本晴れ」(1977年7月11日、TBS / CAL) - 女中
- 水戸黄門 第8部 第23話「黄門さまは時の氏神 -大洲-」(1977年12月19日、TBS / CAL) - 女中
- 桃太郎侍(1976年 - 1979年、NTV) - おみよ
- 犬神家の一族(1977年4月2日 - 30日、毎日放送 / 角川春樹事務所 / 大映京都) - 青沼菊乃
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍 第21話「纏は見ていた」(1978年6月3日、ANB) - おとき
- 斬り捨て御免! 第25話 「野獣討つべし」 (1980年9月17日、TX) - 園江
- 銀河テレビ小説(NHK)
- 極楽日記(1980年) - 春美
- いのち燃ゆ(1981年、NHK) - おりん
- 新・部長刑事 アーバンポリス24 第107話 - 第309話(1992年 - 1997年、ABC 朝日放送) - 黒木刑事の妻
- 土曜ワイド劇場 京都殺人案内13「現代忠臣蔵事件」(1987年、ABC)- 富山勝子
- 京都サスペンス「夕顔の寺 殺人事件」(1989年10月30日、関西テレビ) - 祇園芸者うめか
- 華心中(1991年、TBS)- 加奈子
- 長七郎江戸日記 第3シリーズ 第14話「雪に舞うわらべ唄」 (1991年1月29日、NTV) - 小せん
- 幕府お耳役檜十三郎 第9話「女郎蜘蛛の罠」(1991年6月2日、TX)
- いのちの現場から(1992年 - 2001年、MBS) - 広岡久美小児科部長
- 赤かぶ検事の逆転法廷第4話「容疑者は赤かぶ検事夫人」(1992年1月27日、ANB)- 本庄姿子
- 松本清張作家活動40年記念・球形の荒野(1992年2月7日、CX)
- 喧嘩屋右近 第3シリーズ 第11話「二人のお千代に手を出すな」(1994年、TX)
- 大江戸を駈ける! 第6話「狙われた休日」(浅草) (2001年、TBS) - お甲
- 盤嶽の一生 第6話「流れ者」(2002年、CX) ‐ 桔梗屋の女将
映画
- セピア色の風景(2000年、人権・同和教育映画 / 共和教育映画社) - 植山浩子
受賞
- 関西俳優協議会第1回新人賞(1975年)
楽曲
- 大阪サタディ・ナイト / 最後のグラス(1984年4月20日、発売元:日本クラウン・CWA-232)※奥田博之とデュオ
作詩:たかたかし、作曲:弦哲也、編曲:桜庭伸幸
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/24 17:06 UTC (変更履歴)
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