岡田麻衣子 : ウィキペディア(Wikipedia)

岡田 麻衣子(おかだ まいこ、1983年1月17日『アニメスタイル017』岡田麻衣子インタビュー、2023年6月27日、スタイル、p.30-p.34 - )は、日本のアニメーションプロデューサー。WIT STUDIO所属。埼玉県出身。

経歴

デルタ・ピーク・プロダクションでアニメーターとして活動していたが、先輩や同期が次々と辞めていくのを見て、「仕事を続けたいアニメーターが辞めないような図式はどうしたらできるのか」と思うようになり、制作に転向する。

2003年、シンエイ動画に入社し、『ドラえもん』班に配属される。2005年のリニューアル後は『クレヨンしんちゃん』『あたしンち』の制作に異動するが、2008年に設定制作として『ドラえもん』班に復帰した。

2014年、『パロルのみらい島』で初めてのプロデューサーを務める。プロデューサーのみならず、岡田にとって初めてのオリジナル企画だった。当初は、劇場用に作った企画だったがお蔵入り。しかし、文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」向けに短編で作り直すことになり、アニメミライで採択されることが決まった。アニメ監督の今井一暁は、このとき岡田がアニメ監督の道に誘った人物である。岡田によれば、技術的な成長という面では手応えがあったものの、チームとしては継続してアニメ制作をすることはできず、すぐに解散してしまった。この年には、プロデューサーを務めた映画『STAND BY ME ドラえもん』が公開された。

シンエイ動画を退社した後はWIT STUDIOに移籍する。2019年には『Hello WeGo!』で『パロルのみらい島』に続き2回目となる文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト(あにめたまごに改称)に挑戦。前回の反省を踏まえ、継続的な作品作りを目標に掲げた。

その後も、『GREAT PRETENDER』、『王様ランキング』など、次々とプロデュース作品を世に送り出している。

作品

テレビアニメ

劇場アニメ

Webアニメ

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/09/04 11:54 UTC (変更履歴
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