太田光 : ウィキペディア(Wikipedia)

太田 光(おおた ひかり、1965年5月13日 - )は、お笑いタレント、漫才師、作詞家、文筆家。

田中裕二との漫才コンビ爆笑問題のボケならびにネタ作成を担当。埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)出身。タイタン所属。

略歴

1965年5月13日、埼玉県上福岡市に生まれる。父親の三郎は建築士で、書道も嗜んでおり文学やお笑いにも興味を持っていた。「光」と命名したのは父三郎で、正しい「right」と明るい「light」という意味を掛けて「ライト」と名付けたかったが、漫才師のコロムビア・トップ・ライトと同じになるのでそれは避けて「光」としたといい、光り輝くように、という意味も込めたという。母親の瑠智子は女優志望で、俳優養成所に所属していた事があり、光は幼少時より母に連れられて舞台を観にいっていた。女優志望であった母は発声が得意だったため寝る時には必ず光に本を毎晩読み聞かせており、光は楽しみにしていた。その事がきっかけで自ら児童文学を読むようになり、父親も文学に興味があるため家には大量に本があり、光が欲しがるならば本を買い与えた。

1972年、上福岡市立第二小学校(現:ふじみ野市立上野台小学校)に入学し、1975年に上福岡市立第六小学校(現:ふじみ野市立元福小学校 )へ転入、1978年3月同校卒業。同年4月上福岡市立第二中学校(現:ふじみ野市立葦原中学校)に入学、1981年3月同校卒業。同年大東文化大学第一高等学校入学、1984年3月同校卒業。同年4月日本大学芸術学部入学、1985年に中退(『太田光自伝』では1986年がやめた年としている)。

日本大学芸術学部演劇学科で田中裕二と知り合う。二人で1988年3月に爆笑問題を結成し現在に至る。(→爆笑問題#過去の出演番組、#出演番組)

1990年9月26日、当時同じ事務所(太田プロダクション)だった元芸人、タレントで現在のタイタン社長である太田光代(当時は松永光代)と結婚。恐妻家。妻は豪快な人物で、彼女との奇妙な結婚生活はエピソードに事欠かない太田光代 『爆笑夫婦問題』 幻冬舎〈幻冬舎文庫〉、2004年2月。。

人物・エピソード

芸風

公の場で無軌道な言動・行動・ボケ・意見をすることが多く、それが批判されることが多いにもかかわらず、あまりにもそうしたことを繰り返すため、「バカッター芸人」とも呼ばれている。自身の過激な言動・行動が原因で妻の光代から叱責されることもよくあり首相バカ発言の太田光、妻のフォローは効いたのか 「旦那の事思っているんだな!」の声も - J-CASTニュース 2015年4月、自身のラジオでたびたび反省の弁を述べることもある太田光 日野皓正氏への「大した音楽家じゃない」発言を反省ライブドアニュース。漫才や雑誌の連載で他人の失言を批判する発言やボケをすると、田中から「日頃から失言しているお前に言われたくない」と突っ込まれることもよくある。また、くりぃむしちゅー・上田晋也からは「アンタから言論の自由を奪いたい」と冗談交じりに言われた事もある爆笑問題30周年記念ライブ編 未公開ムービーChuun。太田はこれらの振る舞いや自分の意見を番組で述べることについて「自分は憧れているビートたけしとは別物である」といった思いの表れであることも述べている Yahoo!ニュース 。

漫才で時事ネタを扱う理由として「ネタがつきないから」「社会に対して言いたいことなど何もない」「私のネタにはメッセージなどない。ウケればそれでいい」と述べている爆笑問題 『爆笑問題の日本原論2000』 メディアワークス、1999年、p.237。爆笑問題の漫才を「風刺」として捉える見方があることについては、太田のボケには下記したとおりナンセンスなものも含まれているため、「時事ネタを話題にはしているけれど、ボクらの漫才は1個も社会風刺してないことがわかるよ」とコメントしている森友、加計…爆笑問題が“お騒がせ”出来事ぶった切る! 最新DVDで80分超のノンストップ漫才披露zakzak。

古館伊知郎は太田のボケを「あたかも意味のある興味深いトークをしているようで、どこまで意味があるの?っていう思いが募った時に、完全にその意味のあるテレビサイズのトークを無意味化する。これって気持ちいいんですよ」と評している爆問・太田、古舘伊知郎の褒め言葉を“無意味化”「小学生の吉田さん状態」 - スポニチ Sponichi Annex 2016年9月18日。

お笑い評論家のラリー遠田は、爆笑問題の漫才における太田のボケには、「シンプルボケ」「毒舌ボケ」「ナンセンスボケ」という3つの種類が存在すると評しており『爆笑問題のツーショット』に見る、太田光の"3種類のボケ"とは? (1/3ページ) エキサイトニュース、とくに「ナンセンスボケ」については爆笑問題の漫才の隠し味になっているとし、「毒舌ボケ」よりも高く評価している『爆笑問題のツーショット』に見る、太田光の"3種類のボケ"とは? (2/3ページ) エキサイトニュース。

共演する女性に対しては太田独自のあだ名を付けるが、「ワンちゃん」(番組で顔立ちが犬に似ているとされたTBSアナウンサー・外山惠理)、「アプリ子ちゃん」(スマートフォンアプリを紹介する「アプリソムリエ」として活動する石井寛子)、「イランちゃん」(イラン出身のサヘル・ローズ)など単純なものが多い。

代表的ギャグ

一部のフレーズは「新語・流行語大賞のノミネートを狙う」としながら思いつきで乱発していたものであるが、現時点ではノミネートされたことはない。

  • (中指と人差し指を額につけ、相手に向けて)ピップ
    2005年頃に行っていたギャグ。『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)でも「私もピップやってみました」というコーナーをつくって、リスナーに流行させようとした。
  • (親指と人差し指でメガネを作ったあと両人差し指を前に出し)プシュー!
  • プーライ!
    その前はプレイ!というフレーズを述べていたが、のちにこれに定着した。
  • どゆこと!?
    2010年頃に『笑っていいとも!』でタモリと行ったギャグで、2010年女子中高生ケータイ流行語大賞にもノミネートされ佐野正弘の“日本的”ケータイ論 「女子中高生ケータイ流行語大賞2010」の舞台裏 - 日経トレンディネット 2010年12月15日、若者が使用する略語の元となった。このフレーズは爆笑問題が司会を務める『世界の日本人妻は見た!』(MBS系)でも多用されていた。
  • とても楽スミダ
    2011年に行なわれていたギャグ。
  • こっちかんぴょう巻き、この人かっぱ巻き
    2013年頃に『笑っていいとも!』でタモリと行っていたギャグ。2014年3月26日放送ではこれをベースにした漫才をタモリと行っている。
  • ションベンちびるかと思った〜!!
    2013年頃に行なっていたギャグ。事務所の後輩の日本エレキテル連合もこのギャグをコントで使用したことがある日本エレキテル連合、素顔はかわいい報道で「風評被害」 - シネマトゥデイ 2014年9月29日。しかし、流行語大賞を先に獲られてしまうという皮肉な結果になった"日本エレキテル連合「ダメよ~ダメダメ」が新語・流行語年間大賞に".お笑いナタリー(2014年12月1日).2017年2月20日閲覧。。
  • はい、こちらポンポコ商事です
    2015年に『爆笑問題カーボーイ』のコーナー「太田流行語大賞」をきっかけに行っていたギャグ。このギャグを流行させたいため、田中が山口もえと結婚した際にはこの結婚を「ポンポコ婚」と勝手に命名していた。しかし、2016年ごろに太田が「ポンポコ商事は倒産した」と言っていたため、自然消滅した。田中は“ポンポコ婚” - デイリースポーツ 2015.10.4。同年のガジェット通信主催のネット流行語大賞2015にノミネートされていた選んで!『ガジェット通信ネット流行語大賞2015』一般投票開始! 締め切りは28日(土)18時 - ガジェット通信 2015.11.24(ノミネートの表記は「ハイ!こちらポンポコ商事です。」)。また、『カーボーイ』のリスナーでもある真木よう子、爆笑問題・太田光のつぶやきに笑顔で感激 - ザテレビジョン 2017/08/31女優の真木よう子が自身のInstagram真木よう子 on Instagram: “はい、こちらポンポコ商事です‼”(2015年6月11日)などで使用したことがある。
  • 替え歌
    太田が思い付きで述べるもの。これらがきっかけで『爆笑問題カーボーイ』ではリスナーに替え歌を募る「私も卒業歌ってみました」「私も福山歌ってみました」が作られたこともある。
    「家族になろうよ」(福山雅治)の替え歌で「明日おいらが出てきたときにはお前は誰だ」「いつか坊さんみたいに愉快にハゲた頭で」
    「15の夜」(尾崎豊)の替え歌で「盗んだパンツで走り出す」
    「千の風になって」(秋川雅史)の替え歌で「私のお墓にニスを塗らないでください」「私のお墓の前で死なないでください」
    「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)のAメロの替え歌で「酒に戸惑う〜」太田上田 大忘年会 後半編 完全版 2018年12月25日(火)放送分Chuun
    など。
  • 存在しない架空の人物を勝手に作る
    おさだはるこ(自身が『ボキャ天』で「王貞治」を捩ったダジャレを作ろうとしたが、ダジャレのセンスが全くなかった故に出来たフレーズ)
    のり山ピー子(2009年に酒井法子の話題が多く報じられた際の漫才で使っていた)
    すどうまほ(スマホが流行した頃の漫才で多用していた)
  • 独特な略称を作る
    漫才やラジオで度々披露する。主な例は以下の通り。
    えいきっつぁん(矢沢永吉を「きんぱっつぁん」風に略したボケ。正しい愛称は「永ちゃん」)
    ザキハマ(浜崎あゆみを略したボケ。田中から「ザキヤマみたいな言い方するな!」とツッコミが入る。正しい愛称は「あゆ」)
    わたた(渡辺麻友を略したボケ。正しい愛称は「まゆゆ」)
    北ちゃん(北島三郎を略したボケ。正しい愛称は「サブちゃん」)
    ボージョレー(暴力団排除条例を略したボケ。田中から「ワインじゃねえんだよ!」といったツッコミが入る)
  • 自分以外の人物の名前を名乗る
    代表的な例は以下の通り。
    〇〇の友達の××です。(TBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の冒頭で発言する。〇〇の部分は基本的にその時々に話題になった人物。××は前者やそれに関する事柄をもじったフレーズや○○の人物と同姓であるのみで無関係の人物である事が多い)爆問太田、カルロス・ゴーン会長は「剛力と付き合いたい?」ZOZO前澤社長を引き合いにリアルライブ 2018年11月21日
    ○○××!(『太田上田』(中京テレビ)のタイトルコールで行う。○○と××の部分にその時々に話題になった人物を入れたり#29 Coco壱番屋編① 2016年3月21日(月)放送分 Chuun、「いくよとくるよ」#74 スタジオ ルケイブ編① 2017年2月6日(月)放送分 Chuun「ワカメカツオ」 画像大喜利編 2017年4月18日(火)放送分 完全版 Chuun「太陽とシスコムーン」五木ひろし参上編 2017年6月20日(火)放送分 完全版 Chuunなどのパターンもあり、硬軟幅広くネタを取り入れている)
    木村拓哉です。(2008年12月に脱腸の手術で全身麻酔を受け、確認の為に医師から名前を聞かれた際に発言したといい、太田曰く「鼻で笑われた」という脱腸じゃなかった!? 太田光「パイプカット」 12月7日14時57分配信 スポーツ報知)
    ドナルド・トランプです。(2016年11月に亡くなった母・瑠智子の告別式での喪主のあいさつの冒頭と終盤に発言。ただし、それ以外は真面目に母への感謝の言葉を述べている爆問太田「ドナルド・トランプです」最後の笑い、亡母へ届けるデイリースポーツオンライン 2016年11月16日)
  • あけおめ、ことよろ、○○
    基本的に年末年始に行っており、○○には「ユニクロ」「キャバクラ」「チャゲアス」「豊丸」「マナカナ」などのセリフが入っており、基本的に太田が思いつきで述べたものが多い。
  • 下ネタ
    多くの番組で行っており、共演者や朝の生番組である『サンデージャポン』(TBS系)のスタッフから止められる事もある。花田紀凱は爆笑問題の下ネタを「品が悪くない」と肯定的に評価している爆笑問題ほか 『爆笑問題とウルトラ7』 新潮社〈新潮社文庫〉、2002年12月、257頁。。
  • 他の芸能人のギャグ・ネタ・話題となったフレーズを発する
  • 太田が聴取している地方局のラジオ番組(後述)のパーソナリティの名前(「横山コノヤロー!」)やギャグ(和歌山県を中心に活動する落語家・桂枝曾丸の「あで~」)を叫ぶ
  • その時々に流行っている楽曲をビートたけし口調で歌う
  • 本筋とは全く関係のない言葉を発する

など。

映画への造詣

映画鑑賞が趣味である。敬愛する映画監督にチャールズ・チャップリンウディ・アレンジョージ・ロイ・ヒル週刊プレイボーイ 2014年9月22日号「爆笑問題の笑えるニュース解説」、テリー・ギリアム黒澤明などを挙げている。

1991年に森田芳光総指揮のオムニバス映画『バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ』で、第一話「泊ったら最後」の監督を務めた。その後、自らの指揮での映画製作を目標に挙げており、制作に向けて映画製作会社と内容に関して打ち合わせした際に「シナリオがつまらない」という理由でことごとく否決されていることを明かしていた。2018年にはオムニバスの1編の脚本・監督を務めた映画『クソ野郎と美しき世界』(「光へ、航る」)が公開。受賞は逃したものの、第61回ブルーリボン賞監督賞にノミネートされていた。同作品についてRHYMESTER・宇多丸は「映画としてこういう見せ方をすると、垢抜けないんだけどな……みたいなところも、少なくない」としながらも、「(本職の映画監督が担当した他の編と比べて)映画監督ではない太田光さんのパートがいちばん見ごたえがある」と評価している。

読書・文学への造詣

読書家で、年100冊を超えるペースで本を読む。敬愛する作家にヴォネガットアーヴィングサリンジャーカポーティ太宰治宮沢賢治向田邦子司馬遼太郎板倉俊之など。高校時代の愛読書は亀井勝一郎、島崎藤村。ヴォネガットファンとして有名で、事務所の名前「タイタン」や飼っていたオカメインコの名前「キルゴア」はヴォネガットの作品に由来するもの。アーヴィングとは新潮社出版『対談の七人』にて対談を行ったこともある。

村上春樹については『羊をめぐる冒険』などの初期の作品については肯定しているが、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』以降の作品から否定的で「会話が翻訳的であり、登場人物に人間味がない」と意見を述べている。一方で村上作品についてはすべて読んでいる。

『知るを楽しむ・私のこだわり人物伝』(NHK教育、2005年6月)では、向田邦子とドラマ『阿修羅のごとく』を語った「女と男の情景」と題した講義を担当し、2006年元日には村松友視とお互いの講義した人物について語る特別番組が放送された。

2009年から文藝春秋社で刊行されている『向田邦子全集〈新版〉』の月報をはじめ、向田邦子関連のコラムを多く執筆している。

『小説新潮』1997年12月号に近未来SF短編『終末のコメディ』が掲載された。また、2010年には短編集『マボロシの鳥』、2012年には短編集『文明の子』を出版している。

太田の父親・三郎が文学青年だったころ、小説持ち込みのために太宰治のもとを訪ねたことがあるといっている。

落語への造詣

父親の影響もあり落語鑑賞も好んでおり、好きな落語家として立川談志、三遊亭圓生、古今亭志ん朝、古今亭志ん生を挙げているほぼ日刊イトイ新聞。太田は落語の魅力を「落語を知らない人は、たぶん、「笑わしてくれる話なんだ」って単純に思ってるじゃないですか。でも、じつは落語って、すべての気持ちがあるんですよね。笑いたい人も、泣きたい人も受け入れる。だから、誰にでもお勧めできる娯楽だと思うんですよね。だって、「落語好きなんです」っていう人はいろんな分野にいるじゃないですか。だから、ほんとに、いろんなタイプのものがそろってるんですよ」と述べている国語、算数、理科、社会、「落語」。 - ほぼ日刊イトイ新聞。

アニメ・ゲームマニア

本人によると、アニメマニアで、テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本家の虚淵玄を『爆笑問題の日曜サンデー』のゲストに呼んで対談もした。アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』には、切なくて立ち直れなかったと語っている。『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)で放送されたTBSアナウンサー・宇垣美里のプレゼンを聞いて「『コードギアス』を見始めた」と話したこともある。

また、手塚治虫藤子・F・不二雄藤子不二雄A石ノ森章太郎赤塚不二夫などの作品も好きだとのべている。

漫画・アニメ『ど根性ガエル』のファンである。テレビ・ライブの出演時を除くラジオなどの仕事中や就寝中を含むプライベートでは、主人公が着用する洋服を模した「ピョン吉Tシャツ」を着用することが多く、そのために同じTシャツを多数所有している。自身が着用する以外にも、共演した優香や中国放送(RCC)アナウンサー・中根夕希に「ピョン吉Tシャツ」を贈ったことがある。

スタジオジブリ作品に関しては、『未来少年コナン』以外の宮崎駿作品は説教臭くて嫌いで、高畑勲を好むことを公言しており、2014年には高畑の『かぐや姫の物語』の映像ソフト化に際して、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫から新しいキャッチコピーを創出する「特命コピーライター」に任命された爆笑問題・太田、"宮崎駿ぎらい&高畑勲びいき"を公言し過激発言連発! - CinemaCafe.net(2014年10月17日)。

ゲーム『MOTHER』の大ファンで、製作者の糸井重里の公式ウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』では対談が掲載された。『ドラゴンクエスト』もプレイしており、製作者ともゲームについて語っている。

政治・社会への関心

自らの番組、エッセイ等で政治的信条を語ることがある。これについては前述の通り「自分はビートたけしとは別物である」といった思いの表れであるとともに、そうした事をしない方がかっこいいと思っている旨と、自らの主張の表現方法を「稚拙ですよね」と自己評価する発言をしている太田光(爆笑問題): 情熱大陸毎日放送。自らの政治的立場については右派でも左派でもない中道と述べている太田光・中沢新一 『憲法九条を世界遺産に』 集英社〈集英社新書〉、2006年8月。。また、政界進出の噂がささやかれることもあるが、太田本人は否定的な発言をしている。

『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)で、「太田総理」を担当した頃は自身が極端なマニフェストを提案し、石破茂をはじめとした政治家にかみつく姿がネット上で賛否両論になっていたブッチニュース。太田も『太田総理』放送当初や『憲法九条を世界遺産に』出版時にはネット上の批判などを気にしていたが、次第に慣れてきたといいしごとのはなし】第1回 しごとのはなし ぴあ映画生活 【太田光 しごとのはなし】第1回 しごとのはなしぴあ映画生活、自らの発言がネット上で話題となることについては「気にならない」と述べている。

『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)でたびたび共演した大橋巨泉とは時折意見の違いで、太田と論争になることも多かった。ただし、両者とも一定の信頼関係の下で議論をしており、そのやりとりを端で見ていた田中は「口調も親子のケンカみたいになってくるので、楽しかったです」とコメントしている巨泉さんとの“けんか”に感慨深げ「寂しいですね」 - スポニチ Sponichi Annex 2016年9月5日。

好きな芸能人・交友関係

ビートたけしの大ファンである。たけしのファンになる前は萩本欽一三波伸介 (初代)のファンだった。

サザンオールスターズの大ファンで、2008年のラジオ共演をきっかけに桑田佳祐とメールでの親交もある上野公園 不忍池編5,中京テレビ。他に好きな歌手はアリス デイリーニュースオンライン、ジャニス・ジョプリン、スティーヴィー・ワンダー、エルヴィス・コステロ石野真子さだまさし佐野元春、Mr.Children、エレファントカシマシ、GLIM SPANKY、藤岡みなみ&ザ・モローンズ、ASKAなど。

『ボキャブラ天国』に出演中、爆笑問題の優勝が多く、嫉妬されていた事もあり、太田が楽屋の電気を急に消すや、奇行で笑いを取ろうとすると周囲は「またか」と呆れて無視していたが、ネプチューン・名倉潤とくりぃむしちゅー(当時は海砂利水魚)・上田晋也だけは「何やってるんだよ!」と毎回ツッコミを入れたり、太田を無視する風潮を嫌っており、嫉妬する事はなく友達として接していた。2人は太田のことを「ピーちゃん」と呼んでおり、太田は名倉の事を「関西一のツッコミ」と呼ぶほどである。

SMAPの大ファンであることを公言しており、メンバーの仲の良さなどをラジオやテレビで熱く語ることが多かった。また、元メンバーの木村拓哉とメールで親交を持っている,中京テレビ 。そうした事が縁で「We are SMAP!」の作詞も担当したほどであり、それゆえに同グループが解散することが発表された際にはショックを受けたことと、内情について「本人たちにしかわからない事」と前置きをし、メンバー全員を心配する発言をしている太田光、SMAPへ「デリケートだから心配」 今後の活動への心配も,デイリースポーツ 太田光、SMAPに「友達同士、仲直りしてほしい」,ライブドアニュース 。解散後も太田は、木村が主演を務めたドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)を絶賛したり太田光 木村拓哉が主演ドラマの共演者への影響を指摘「気合の入り方が違う」 - ライブドアニュース、ジャニーズ事務所を退所した直後の香取慎吾と『おじゃMAP!!スペシャル』(フジテレビ系、2017年10月18日)で共演したり萩本欽一と香取慎吾が「欽ドン!」再現、爆笑太田は香取と爆チュー問題 - お笑いナタリー、稲垣吾郎草彅剛・香取の主演した映画『クソ野郎と美しき世界』のエピソード「光へ、航る」で監督を務めるなど、メンバー達と交流を続けている。

2016年以降、radikoのエリアフリー機能を利用して地方ラジオ局のローカル番組を聞くことを日課としており、そのことを『爆笑問題カーボーイ』などで話題にすることが多いが爆笑問題・太田光の止まらないラジオ愛 radikoの特性を生かし地方番組を次々と紹介 - ORICON NEWS 2017-08-01、特に広島県ローカルのRCCラジオ『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』や同番組のパーソナリティであるRCCアナウンサー・横山雄二についてはほぼ毎回話題にしている。『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)や『初笑い東西寄席』(NHK総合テレビ)など、広島県やラジオとは無関係の番組に出演した際にも「横山コノヤロー!」などと叫んだことがある爆笑問題、稲垣・草なぎ・香取『72時間テレビ』出演を回顧 - ORICON NEWS 2017-11-04。『サンデージャポン』(TBS系)で広島県を含む西日本で大きな被害があった平成30年7月豪雨を取り上げた際には、横山の発言を引用してコメントした爆笑問題・太田光、災害時の政治家に苦言「なんで一枚岩になれない?」 - RBB TODAY 2018年7月15日。また、横山が自身初の小説『ふるさとは本日も晴天なり』(角川春樹事務所・ハルキ文庫 ISBN 978-4758442091)を出版した際には太田が帯のコメントを寄せた『ふるさとは本日も晴天なり』発売!! - ごぜん様さまブログ 2018年10月13日。横山と共演したのは話題にするようになって以降数回程度ではあるが、プライベートでメールの親交がある。

松田優作を敬愛しており、『蘇る金狼』など優作が出演した映画のセリフを暗記している。『太田上田』内で、『野獣死すべし』の中の優作と室田日出男の有名なシーンのセリフ穴埋め問題が出た際すべて正解している。また、自身が監督したクソ野郎と美しき世界「光へ、航る」の草彅剛演じる工藤修という役名は『探偵物語』で松田優作が演じた工藤俊作と『傷だらけの天使』で萩原健一が演じた小暮修からとられている。

その他
  • ヘビースモーカーでタバコを多い時には1日に40本を吸うことがある。しかし、2008年の人間ドックでの肺検査(呼吸機能・胸部CT・喀痰細胞診)では異常が見られなかった。
  • 携帯電話を所有していない。
  • 身長は170cm。
  • 尊敬する落語家・立川談志から「(相方の)田中だけは切るなよ」「別れなさんな(コンビを解消するな)」と忠告された立川談志、太田光、ビートたけし『最後の大独演会』新潮社、2012年。。
  • 田中編と太田編で特集された『情熱大陸』(MBSテレビ・TBS系、2010年5月16日・5月23日)では田中編の方が視聴率が高く、「ショック隠しきれないですから」と発言した爆笑問題・太田 田中に『情熱大陸』視聴率で負ける - アメーバニュース 2010年5月30日(田中編は5月16日に、太田編は5月23日にそれぞれ放送された)。
  • 前述のとおり、地方ラジオ局のローカル番組を聞くことを日課としており、そのことを『カーボーイ』などで話題にすることが多い。その際に、横山雄二に他のローカル番組のパーソナリティとの交流を一方的に持ちかけることがあり、それをきっかけにローカル番組同士の交流が生まれている(平成ラヂオバラエティごぜん様さま#「太田光被害者の会」を参照)。
  • 『あまちゃん』、『ひよっこ』といったNHK『連続テレビ小説』の作品を視聴しており、見たうえで内容を酷評することもある爆笑問題・太田光 NHK朝ドラを辛口批評「クソつまんなくて観られない」,リアルライブ,2016年3月16日。

出演

コンビでの出演は、爆笑問題#出演を参照のこと。

現在の出演番組

  • 太田上田(中京テレビ、2015年9月 - 2017年4月:月曜 - 金曜深夜、2017年4月 - :火曜深夜)

過去の出演番組

バラエティ

  • 笑っていいとも!(2000年4月 - 2014年3月、フジテレビ) - 水曜レギュラー
  • 侃侃諤諤(2013年10月 - 2014年3月、テレビ朝日)
  • 太田と上田 能天気な人生論(2014年5月20日 - 2015年1月10日、BeeTV)
  • おはよう、たけしですみません。(2017年10月2日 – 6日、テレビ東京)

単発・ゲスト出演

  • 王様のブランチ(2010年10月30日、TBS)
  • SMAP×SMAP(2011年1月10日、フジテレビ)「みんなで歌おう!!SMAPniのど自慢!」にて自らが作詞した「We are SMAP!」をSMAPと共に歌う
  • しゃべくり007(2011年1月24日、日本テレビ)
  • あさイチ(2012年2月3日、NHK総合)
  • S☆1(2012年11月17日・18日、TBS) - 田中が緊急入院(田中裕二 (お笑い芸人)#来歴を参照)した際の代理キャスター
  • A-Studio(2013年5月17日、TBS)
  • 櫻井有吉アブナイ夜会(2014年4月17日、TBS)
  • ザ・プレミアム 138億年の超絶景!宇宙遺産100(2014年8月、NHK BS)
  • THE 博学新春スペシャル(2015年1月3日、テレビ朝日)
  • サワコの朝(2015年4月18日、TBS)
  • さんまのお笑い向上委員会(2015年4月18日 - 5月2日、5月30日 - 6月20日、2016年5月21日、5月28日、7月9日、7月16日 フジテレビ)
  • SONGS(2017年7月13日、NHK)
  • 新理論バラエティー!太田光の正義か悪か!?(MC 2017年9月2日、日本テレビ)
  • ぐるぐるナインティナイン(2017年10月26日、日本テレビ)「グルメチキンレース・ゴチになります!」
  • おじゃMAP!!スペシャル(2017年10月18日、フジテレビ)
  • R-1ぐらんぷり2018優勝者特番 濱田祐太郎のした事ないこと!(2018年6月3日、フジテレビ)
  • 石橋貴明のたいむとんねる(2018年6月4日、フジテレビ)
  • 天国からのお客さま(2018年10月20日 NHK BSプレミアム)
  • FNS27時間テレビ(2019年11月2日、フジテレビ)
  • 新美の巨人たち(2019年11月16日、11月23日、テレビ東京)
  • ファミリーヒストリー(2019年11月25日、NHK)

ドキュメンタリー

  • 知るを楽しむ・私のこだわり人物伝「向田邦子・女と男の情景」(2005年6月、NHK教育)
  • ラストデイズ「忌野清志郎×太田光」(2014年5月2日、NHK総合)

テレビドラマ

  • 世にも奇妙な物語「不幸の伝説」(1992年、フジテレビ)
  • 悪いこと「確率」(1992年、フジテレビ) - 脚本兼任

映画

  • バカヤロー!2 幸せになりたい。第2話「こわいお客様がイヤだ」(1989年)
  • おいしい結婚(1991年) - マネー・トランジットセブンの店員A 役
  • マコトノハナシ第4話・第5話(1992年)
  • 草の上の仕事(1993年)後藤直樹との共主演
  • たどんとちくわ(1998年) - タクシーの乗客 役
  • 模倣犯(2002年) - 太田光 役
  • 東映まんがまつり 映画 おしりたんてい カレーなる じけん(2019年) - アルパチ 役

ゲーム

  • TIZ -Tokyo Insect Zoo-(1996年) - ザッカ 役

海外アニメ

  • アイス・エイジシリーズ - シド 役
    • アイス・エイジ(2002年)
    • アイス・エイジ2(2006年)
    • アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの(2009年)
    • アイス・エイジ クリスマス(2011年)
    • アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険(2012年)
    • アイス・エイジ5/止めろ! 惑星大衝突(2016年)

人形劇

  • 連続人形活劇 新・三銃士(2010年、NHK教育) - ルミエール 役

ラジオ

  • 立川談志・太田光 今夜はふたりで(2007年10月6日 - 2008年3月29日、TBSラジオ)
  • 今晩は 吉永小百合です(2010年8月8日・8月15日、TBSラジオ)
  • 桑田佳祐のやさしい夜遊び(2010年10月30日、JFN系)
  • よんぱち 48hours 〜WEEKEND MEISTER〜(2012年2月3日 - 、TOKYO FM)
  • ラジオワールド - 爆笑問題・太田光が訊く 瀬戸内寂聴の戦後70年(2015年7月19日、TBSラジオ)
  • ゆく小木、くる小木、ぼく矢作(2015年12月31日、TBSラジオ) - 番組後半に乱入。
  • おぎやはぎのメガネびいき(2016年1月1日、TBSラジオ) - 「ゆく小木、くる小木、ぼく矢作」の後半から引き続き出演。
  • 中四国ライブネット 平成ラヂオバラエティごぜん様さま 神ってる広島 最高で~すスペシャル(2016年12月4日、RCCラジオ) - 電話出演

DVD

  • 笑う超人 立川談志×太田光(2007年)※企画・演出・出演
  • 日常にひそむ数理曲線(2010年、ベネッセ教育研究開発センター 慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室)※ナレーション

CM

  • アサヒビール「スーパーモルト」
  • 明治製菓「MINTZ」
  • U-NEXT 今田美桜と共演

インターネット配信

監督

  • バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ 第1話「泊ったら最後」(1991年)
  • クソ野郎と美しき世界「光へ、航る」(2018年)

著書

爆笑問題名義の著書は爆笑問題#出版を参照のこと。なお、爆笑問題名義でも多くは太田1人で執筆している(原稿料・印税は田中にも配分されている)。

  • カラス(34歳までの人生をインタビュー形式で振り返る虚実入り乱れた自伝、1999年、小学館、 ISBN 978-4093593618)
    • 爆笑問題 太田光自伝 (『カラス』を改題・文庫化、2001年、小学館文庫、ISBN 978-4094022865)
  • ザ・ロングインタビュー(4) 人は、なぜ笑うのか?(BSフジの番組『ザ・ロングインタビュー』を再構成、2001年、扶桑社、ISBN 978-4594033491)
  • パラレルな世紀への跳躍(2003年、ダイヤモンド社、ISBN 978-4478942048 / 集英社文庫版:2007年、ISBN 978-4087461435)
  • 天下御免の向こう見ず(爆笑問題名義の単行本から太田のエッセイのみを選り抜き文庫化、2004年、幻冬舎文庫、ISBN 978-4344405288)
  • ヒレハレ草(同上、2004年、幻冬舎文庫、ISBN 978-4344405561)
  • 三三七拍子(同上、2004年10月、幻冬舎文庫、ISBN 978-4344405745)
  • NHK知るを楽しむ(火) 私のこだわり人物伝 (「向田邦子 女と男の情景」、2005年、日本放送出版協会、ISBN 978-4141891246)
  • トリックスターから、空へ(2006年、ダイヤモンド社、ISBN 978-4478942321 / 新潮文庫版:2009年、ISBN 978-4101383514)
  • マボロシの鳥(2010年、新潮社、ISBN 978-4103285113)
    • 絵本マボロシの鳥(影絵・藤城清治、2011年、講談社、ISBN 978-4062169561)
  • 向田邦子の陽射し(2011年、文藝春秋、ISBN 978-4163743509)
  • しごとのはなし(2011年、ぴあ、ISBN 978-4835617954)
  • 文明の子(2012年、ダイヤモンド社、ISBN 978-4478017715)
  • 違和感(2018年、扶桑社、ISBN 978-4-594-07942-0)

共著

  • 憲法九条を世界遺産に(中沢新一との共著、2006年、集英社新書、ISBN 978-4087203530)
  • 禁煙バトルロワイヤル(奥仲哲弥との共著、2008年、集英社新書、ISBN 978-4087204636)
  • 爆笑問題と考える いじめという怪物(NHK「探検バクモン」取材班との共著、2013年、集英社新書、ISBN 978-4087206913)

編集

  • チビカミ(小沢友紀子著、『爆笑問題のススメ』の企画により発行、2004年、フィールドワイ、ISBN 978-4901722421)

音楽

  • アラレ!パラレ!(作詞を担当、フジテレビ系テレビアニメ『ドクタースランプ』オープニングテーマ、作曲・編曲:太田美知彦)
  • 飲茶楼で、めちゃうまかろう(作詞を担当、白部真一との共作、作曲:山野直子・内山肇、編曲:會田茂一、JT・清涼飲料水CM曲)
  • We are SMAP!(作詞を担当、歌:SMAP、作曲・編曲:久石譲
  • ヒマワリ(作詞を担当、歌: 田原俊彦、作曲: 宮地大輔・大野裕一、編曲:大野裕一)

注釈

出典

参考文献

関連項目

  • 太田プロダクション

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2020/01/01 15:27 UTC (変更履歴
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