岩井澤健治 : ウィキペディア(Wikipedia)

岩井澤 健治(いわいさわ けんじ)は、日本のアニメ監督・映画監督・アニメーター・脚本家。

人物

東京都出身。高校卒業後、実写映画のスタッフとして石井輝男監督に師事。 その傍ら独学でアニメーション制作を始め、2008年に短篇『福来町、トンネル路地の男』を発表。 長篇第1作となる『音楽』は脚本・絵コンテ・キャラタクターデザイン・作画監督・美術監督・編集を務め、自主制作体制で7年半の歳月をかけて完成後、2020年1月11日より劇場公開され、約9ヶ月に渡ってロングラン上映された。2023年現在、新井英樹氏原作の『ひな』(英題:『Hina is Beautiful』)を企画、約3分のパイロット・フィルムを元に企画・提案、資金調達と長編アニメーション映画化を目指す。2023年のカンヌ国際映画祭アヌシー・アニメーションショーケースで上映された。

作品

長編映画

  • 音楽(2020年) - 監督・脚本・絵コンテ・キャラタクターデザイン・作画監督・美術監督・編集
  • ひな (2023年) - 監督
  • ひゃくえむ。 (2025年) - 監督

短編映画

  • 福来町、トンネル路地の男(2008年) - 監督・脚本・絵コンテ・キャラタクターデザイン・作画監督・美術監督・編集
  • NICKY(2008年) - 監督・脚本・絵コンテ・キャラタクターデザイン・作画監督・美術監督・編集
  • 嘆きのアイスキャンディー(2009年) - 監督・脚本・絵コンテ・キャラタクターデザイン・作画監督・美術監督・編集
  • 山(2010年) - 監督・脚本・絵コンテ・作画監督・美術監督・編集 (原作=大橋裕之)
  • こたつ魔人(2012年) - 監督・脚本・編集 (実写作品)
  • MOOSIC PRODUCTS!/Big Boss(2012年) - 監督・脚本・絵コンテ・作画監督・美術監督・編集
  • 太郎は水になりたかった(2019年) - 監督・脚本・絵コンテ・作画監督・美術監督・編集 (原作=大橋裕之)

参加作品

  • 盲獣vs一寸法師(2001年) - 録音
  • DV(2010年) - タイトルアニメーション
  • 石井輝男映画魂(2010年) - 出演
  • 新世紀末 奴との遭遇(2013年) - 人形制作
  • フラッシュバックメモリーズ 3D(2013年) - アニメーション
  • サイモン&タダタカシ(2017年) - アニメーション

その他

  • 石井輝男闘病日誌(2006年)(本)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/27 07:56 UTC (変更履歴
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