オードリー・ヘプバーン : ウィキペディア(Wikipedia)
『オードリー・ヘプバーン』(原題:Audrey)は、女優オードリー・ヘプバーンの生涯を描いた2020年のイギリスのドキュメンタリー映画。オードリー・ヘプバーンの息子のショーン、孫のエマ、『ニューヨークの恋人たち』の監督のピーター・ボグダノヴィッチ、『オールウェイズ』でヘプバーンと共演したリチャード・ドレイファスなどがインタビューで出演する。日本国外ではDVD、ブルーレイ、ネット配信で公開されたが、日本では2022年5月6日にスター・チャンネルによって劇場公開された。5.1ch、ビスタ・サイズ。
概要
女優オードリー・ヘプバーンの生涯や私生活を、数多く残されたヘプバーンの貴重なアーカイブ映像と写真をリマスターし、ヘプバーンの長男 、孫の など本当のヘプバーンを知る、今や数少ないヘプバーンと関わりのあった友人やその子供たち、監督、共演者などのインタビューで解き明かしていく。
またヘプバーンの若い頃の夢であった職業のバレリーナ3人によってヘプバーンが表現されている。振付師は 。
あらすじ
1929年に生まれたオードリー・ヘプバーンは両親の離婚、第二次世界大戦、バレエ・ダンサーとしての挫折を乗り越えて大スターになり、やがて映画界とファッション界のアイコンとなっていく。二度の結婚の失敗のあと1993年に亡くなるまで、晩年はユニセフで世界の恵まれない子どもたちのために尽力した。しかし愛の塊であったヘプバーンは、実は愛に飢えていた人でもあった。
出演者
※括弧内は日本語吹替
- オードリー・ヘプバーン(アーカイブ映像での出演)(池田昌子)
- (谷昌樹) - ヘプバーンの長男。
- (佐藤里緒) - ヘプバーンの孫。ショーンの娘。
- ピーター・ボグダノヴィッチ(秋元羊介) - ヘプバーンの『ニューヨークの恋人たち』を監督。
- リチャード・ドレイファス(樋浦勉) - ヘプバーンの遺作『オールウェイズ』で共演。
- (沢田敏子) - ヘプバーンの友人。『愛と哀しみの果て』のプロデューサーの1人であり、ヘプバーンに主役を演じるように説得していた。
- (早川毅) - ヘプバーンの写真を数多く撮った写真家リチャード・アヴェドンの孫。
- (桜岡あつこ) - ジバンシィの元アーティスティック・ディレクター。
- エディス・レデラー(久保田民絵) - 戦場ジャーナリスト。
- クレマンス・ブールーク(八十川真由野) - ヘプバーンの伝記作家。
- ジョン・アイザック(佐々木省三) - ユニセフの写真家。
- (小林操) - ティファニーの名誉デザインディレクター。
- ニロ・イアコボーニ(石原辰巳) - メイクアップアーティスト。
- アンドリュー・ウォルド(楠見尚己) - ヘプバーンの親友コニー・ウォルドの息子。
- ピエルルイジ・オルネス(後藤光祐) - ヘプバーンの家で働いていた女性の息子。
- マレリーナ・ヒラ - ヘプバーンの家族ぐるみの友人。
- ミタ・ウンガロ(高島雅羅) - ヘプバーンの家族ぐるみの友人。
- モリー・ハスケル(小夏ゆみこ) - 映画評論家。
ヘプバーンを表現する3人のバレエ・ダンサー
- キーラ・ムーア - 子どもの頃のヘプバーンを表現。
- - 英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル。ハリウッド時代のヘプバーンを表現。
- アレッサンドラ・フェリ - 今までに13人しか授与されていない最高位の「プリマ・バレリーナ・アッソルータ」の称号を持つバレエ・ダンサー。晩年のオードリーを表現。
出典
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/12 04:48 UTC (変更履歴)
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