山崎幸子 : ウィキペディア(Wikipedia)

山崎 幸子(やまざき さちこ、1962年6月3日 - )は、日本の元競泳選手。東京都出身。日本人女子で初めて100m自由形で1分の壁を破った。1976年モントリオールオリンピック・1980年モスクワオリンピック日本代表。50m・100m・200m自由形の元日本記録保持者。結婚後の姓は金田。競泳選手で2012年ロンドンオリンピック日本代表の金田和也は息子。

経歴

昭和女子大学附属昭和中学校2年のときに、1976年モントリオールオリンピックに出場した。100m自由形では1分00秒43の日本新記録を樹立したが、予選落ちに終わったスポーツ記録編集委員会編 『スポーツ記録―オリンピックをはじめ全記録総覧 栄光と挑戦の記録』 教育社、1990年、793頁。400mメドレーリレーでは予選から4分25秒81という日本新記録を出して、決勝進出を果たした。決勝では予選の記録をさらに更新する4分23秒47で7位に入った。

1977年7月26日、東京都中学水泳大会の100m自由形で59秒90の日本新記録を樹立。日本人女子初めてとなる1分切りを果たした。

1978年アジア競技大会に出場。100m自由形・400mフリーリレー・400mメドレーリレーで3冠を達成し、200m自由形でも銅メダルを獲得した。

1980年モスクワオリンピック日本代表に2大会連続で選出されたが、ボイコットにより出場することは出来なかった。

主な実績

関連項目

  • 50m自由形の歴代日本記録一覧
  • 100m自由形の歴代日本記録一覧
  • 200m自由形の歴代日本記録一覧
  • 4×100mフリーリレーの歴代日本記録一覧
  • 4×100mメドレーリレーの歴代日本記録一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/28 15:09 UTC (変更履歴
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