松本創 : ウィキペディア(Wikipedia)
松本 創(まつもと はじむ、1970年 - )は、日本のノンフィクション作家、フリーランスのライター、編集者。
人物・来歴
大阪府生まれ。少年期を吹田市や豊中市、仙台市や青森市で過ごし、高校は函館市の函館ラ・サール高等学校で寮生活を経験した。
1992年3月、同志社大学経済学部卒業。 同年4月、神戸新聞社に就職。記者として、阪神・淡路大震災の取材、支局勤務、兵庫県庁の取材、整理部などを経験し、2006年3月に退社した。
退社後は、フリーランスとして関西を中心に様々な媒体に寄稿するようになった。
2016年には『誰が「橋下徹」をつくったか:大阪都構想とメディアの迷走』が日本ジャーナリスト会議賞を受賞し、広く知られるようになった。2019年には、『軌道:福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』が講談社本田靖春ノンフィクション賞、井植文化賞を受賞した。
著書
単著
- 『日本人のひたむきな生き方』講談社、2015年7月。ISBN 978-4-06-219632-1
- 『誰が「橋下徹」をつくったか:大阪都構想とメディアの迷走』140B、2015年11月。 ISBN 978-4-903993-23-2
- 『軌道:福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』東洋経済新報社、2018年4月。 / 新潮文庫、2021年4月。ISBN 978-4-10-102681-7
編著
- 『大阪・関西万博「失敗」の本質』ちくま新書、2024年8月。ISBN 978-4-480-07641-0
共著・共編
- 『ふたつの震災:〈1・17〉の神戸から〈3・11〉の東北へ』西岡研介共著、講談社、2012年4月。 ISBN 978-4-06-217580-7
- 『生きるためのサッカー:ブラジル、札幌、神戸 転がるボールを追いかけて』ネルソン松原著、サウダージ・ブックス、2014年6月。
- 松本創:取材・構成、小笠原博毅:取材・解説。 ISBN 978-4-907473-04-4
- 『水道筋読本:商店街と市場のある暮らし』慈憲一・松本創・永井和浩:企画・編集、水道筋商店街協同組合、2021年2月。
連載
- 「みちのくフード記:神戸 ⇔ 東北『食』の縁」全13回、140B公式サイト、2015年3月 - 同年12月"みちのくフード記."140B公式サイト. 2024年11月28日閲覧。。
出演
映画
- 劇場版 センキョナンデス(2023年2月18日、監督:ダースレイダー、プチ鹿島)
ウェブ番組
- ポリタスTV(YouTube、2023年7月4日)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/28 06:26 UTC (変更履歴)
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