宮原賢次 : ウィキペディア(Wikipedia)
宮原 賢次(みやはら けんじ、1935年(昭和10年)11月5日 - )は、日本の実業家。第七代住友商事社長・現相談役、日本電気取締役、日立製作所社外取締役。社団法人日本貿易会会長。元日本経団連副会長。21世紀政策研究所理事長。日本機械輸出組合理事長。財団法人国際民商事法センター会長。
来歴
- 1935年(昭和10年) - 京都府生まれ。
- 1958年(昭和33年) - 京都大学法学部卒業、住友商事入社
- 1972年(昭和47年) - 鋼管貿易第一課長
- 1979年(昭和54年) - 鋼管貿易第二部長
- 1986年(昭和61年) - 取締役 鉄鋼貿易本部副本部長
- 1990年(平成2年) - 常務 米国住友商事社長
- 1993年(平成5年) - 専務就任
- 1996年(平成8年) - 社長就任
- 2001年(平成13年) - 会長就任
- 2003年(平成15年) - 日本経団連副会長就任。モンゴル国より邦人民間人初の友好勲章・ナイラムダル・メダルを授与される。
- 2007年(平成19年)11月 旭日大綬章受章。
人物
ニューヨークに通算9年間(1966年 - 1972年、1990年 - 1993年)駐在した米国通。在米期間中の米国の金融機関との付き合いから学んだ、リスク・リターンをベースにした「改革パッケージ」のモデルを1998年に作成。全社のビジネスラインを約250に分解し、徹底した不採算事業の整理と、不良債権処理によって、財務体質を改善した。またアジア各地の工業団地建設に積極的に投資し、工業団地の入居企業に対するバリューチェーン構築支援という総合商社として、新しいビジネスモデルの開発に尽力した。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/04 07:42 UTC (変更履歴)
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