海勢頭豊 : ウィキペディア(Wikipedia)
海勢頭 豊(うみせど ゆたか、1943年 - )は、沖縄県与那城町(現うるま市)平安座島出身の日本の作曲家、シンガーソングライターである。
概要
1962年にギターの演奏および音楽理論、編曲、作曲法を独学で習得し、琉球大学ギターアンサンブルを創設する。
1982年、東京国立劇場にて文化庁主催・沖縄県本土復帰10周年記念『沖縄のこころとかたち』コンサートにて「さとうきびの花」がNHK「みんなのうた」で放送された。
2007年には沖縄那覇市民会館にてバレエ「血の婚礼」を公演し、冠船流川田禮子芸歴70周年記念公演「川田禮子の世界」(前進座劇場にて)三隅治雄作・演出の創作琉球舞踊劇「伊野波節の女」の音楽を担当する。
2008年には劇団文化座公演「月の真昼間(まぴろーま)」の音楽を担当し、2009年には那覇市総合文化祭沖縄芝居「アカインコが行く」の音楽を担当した。また、同年4月28日にアルバム「サンの島」およびマキシシングル「ハルラ山」の発売記念コンサートを開催した。
作品
作曲
- 月桃(作詞・作曲)- 映画『GAMA 月桃の花』主題歌。
- ハルラ山
- トラジの花
交響詩
- ニライカナイの歌(1998年)
- ひめゆり(1999年)
音楽担当
映画
- かんからさんしん(1989年)
- GAMA 月桃の花(1996年)
オペラ
- 太陽の反逆(1984年、原作:伊波南哲、台本・演出:廣田寛治)
- マムヤ(1987年、台本:岡田輝雄)
- 百十踏揚(1992年、台本:岡田輝雄、演出:西澤敬一、指揮:儀部寛)
オペレッタ
- マッチ売りの少女(1985年、原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン)
- 竜宮城の玉手箱(1995年)
舞台
- 万国津梁……鐘の声を永遠なれ(1990年) - 沖縄コンベンションセンター劇場 杮落とし公演
- 椎の川(1995年)
- 洞窟〜ガマ〜(1995年)
楽曲提供
作曲・編曲
- 都はるみ
- さとうきびの花(1982年) - 作詞兼
映画
- GAMA 月桃の花(1996年)
- 月桃 - 主題歌
テレビ
- NHK系 みんなのうた
- さとうきびの花(1982年) - 歌・都はるみ
- TBS系 NEWS23
- 月桃(1996年7月~9月) - エンディングテーマ
琉球舞踊
- 古謝弘子独演会 百十踏揚(1989年、原作:岡田輝雄)
- 百十踏揚
- 後花風(作詞:三隅治雄)
関連項目
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/10/07 12:08 UTC (変更履歴)
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