乾はるか : ウィキペディア(Wikipedia)
乾 はるか(いぬい はるか、本名:中園 博文〈なかぞの ひろふみ〉、1959年12月25日 - )は、日本の漫画家。山口県下関市出身。山口県立下関第一高等学校、淑徳大学卒業。男性。既婚。
概要
1981年、週刊少年チャンピオンにおいて、『パラレル亜美』にてデビュー。その後『未来警察ウラシマン』のコミカライズも手がけるギャグタッチな第二部のみ担当。アニメ版に近い第一部は明石のぼる。少年誌においてはあまり脚光を浴びなかったが、青年誌に移籍し『プレイコミック』で連載された『お元気クリニック』でブレイク。フェティシズムあふれるネタと、グラマラスな女性描写で人気を得て、同作品はにっかつで1988年に映画化されるなど数回実写化された。
2009年4月、脳梗塞の後遺症により右半身に痺れ麻痺ではないもあったが、現在回復し今後も漫画制作において意欲的に活動中である。
作風
海外モデルのようにグラマーで脚の長い女性を描く。エナメルの質感描写や小道具に凝り、代表作『お元気クリニック』では当時日本ではあまり一般的でなかった性具(ペニスバンドなど)やレザー、ラバーのコスチュームを毎回登場させ、様々なフェティシズムを描いた。パンストや網タイツなどにもこだわる(『日本黒パンス党宣言』という単行本も出している)。
主な作品
- パラレル亜美
- 未来警察ウラシマン
- 学園戦士L
- お元気クリニック
- Q嬢の物語
- 女王様ウォーズ
- 乱丸XXX(とりぷるえっくす)
- 電子書籍は「悩殺!パンティ教師乱丸」と改題
- 売る女
- 恋身女子高生パティ
- 日本黒パンス党宣言
- 女豹のイブ
関連項目
- 日本の漫画家一覧
- 日本の成人向け漫画家の一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/08/31 08:36 UTC (変更履歴)
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