富山治夫 : ウィキペディア(Wikipedia)

富山 治夫(とみやま はるお、1935年2月25日 - 2016年10月15日)は、東京都出身の日本の写真家。

概要

1935年2月25日、東京府東京市神田区(現・東京都千代田区神田)に生まれる。定時制高校(東京都立小石川高等学校)に通うが1957年に中退し、独学で写真技術を習得。「女性自身」の嘱託写真家を経て、朝日新聞出版写真部に移るが、1966年よりフリーランスになる。 以降、「佐渡島」などの多数の写真集を出版、数々の賞を受賞する。2016年10月15日、新潟県佐渡市で、肺がんのため死去した。享年81。

主な受賞歴

  • 日本写真批評家協会新人賞(1965年)
  • 講談社出版文化賞(1978年)
  • 日本写真協会年度賞(1980年)
  • 芸術選奨文部大臣新人賞(1981年)
  • 写真百五十年マスター顕彰 (1989年)
  • 日本写真協会文化振興賞 (1995年)
  • 紫綬褒章(2003年)
  • スポニチ芸術大賞(2005年)
  • 旭日小綬章(2012年)

主な著書

  • 現代語感(中央公論社)
  • 佐渡島(朝日新聞社)
  • 日本の挽歌(角川書店)
  • 中国 全3巻(日本交通公社)
  • 京劇1・2(平凡社)
  • 市川団十郎(平凡社)
  • 佐渡万華鏡(郷土出版社)
  • 三国志(TOW企画)
  • その他多数

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/26 18:21 UTC (変更履歴
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