能重真作 : ウィキペディア(Wikipedia)

能重 真作(のうじゅう しんさく、1933年 - )は、日本の教育者・教育評論家。

人物・来歴

千葉県生まれ。1955年、東京学芸大学国語科卒。中学校教師となる。1979年、非行とその克服の記録『ブリキの勲章』が話題となり、1981年に映画化された(中山節夫監督、中村嘉葎雄主演)。1988年、退職。教育評論家、日本生活指導研究所所員、日本生活指導学会会員、NPO法人非行克服支援センター理事長、「非行」と向き合う親たちの会代表。

著書

  • 『ブリキの勲章 非行をのりこえた45人の中学生と教師の記録』民衆社 1979
  • 『非行克服と家庭教育』民衆社 非行シリーズ 1980
  • 『非行克服と学校教育』民衆社 非行シリーズ  1980
  • 『ブリキの勲章 ヤング版』民衆社 手をつなぐ中学生の本 1982
  • 『思春危期の子育て 現場の教師が事例で示す』講談社 1983
  • 『第三の非行 いま、教育の課題を問う』青木書店 1983
  • 『いじめはなくせる 教師と親と子どもたちの解決法』あけび書房 シリーズ・なくそう!いじめ・体罰 1986
  • 『子どもといじめ』大月書店 国民文庫 現代の教養 1987
  • 『能重真作の学級通信 青春のドラマをつづる』民衆社 実践資料12か月 1987
  • 『非行・問題行動で悩む教師へ』全生研常任委員会編 明治図書出版 教師入門 1988
  • 『中学時代の危機をのりこえる』大月書店 国民文庫 現代の教養 1989
  • 『子どもをいじめで死なせない 大人たちはいま何をすべきか』自由国民社 1997
  • 『自分さがしの旅立ち』岩崎書店 シリーズ・いきいき学校生活 1997
  • 『居場所を求める子どもたち 不登校・登校拒否を考える』あゆみ出版 1998
  • 『「十七歳」が心をひらくとき』新日本出版社 2001
  • 『それでも愛してくれますか 非行克服の現場から』新科学出版社 思春期問題シリーズ 2003
  • 『砂漠の中でも花は咲くよ』新日本出版社 2004

共編著

  • 『非行 教師・親に問われているもの』正続 矢沢幸一朗共編 民衆社 1976-78
  • 『非行克服のみち 人間教育の再生』丸木政臣共著 星林社 1982
  • 『私たちは逃げない 非行と闘う教師親たちの記録』編著 学陽書房 1982
  • 『親と子 積木くずしの世界から』穂積隆信共著 民衆社 1983
  • 『いつか雨はあがるから 支えあう「非行」と向き合う親たちの中で』浅川道雄,春野すみれ共著 かもがわ出版 2004

参考

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