佐藤久美子 : ウィキペディア(Wikipedia)

佐藤 久美子(さとう くみこ、旧姓・大川、1946年2月22日 - )は、大阪府出身の女性フィギュアスケート選手で、現在はフィギュアスケートコーチ。1964年インスブルックオリンピック、1968年グルノーブルオリンピックフィギュアスケート女子シングル日本代表。大阪女学院高等学校、関西大学卒業。夫の佐藤信夫はフィギュアスケートコーチ、娘の有香はプロフィギュアスケーター、振付師、コーチ。

人物

中学、高校時代より数多くのフィギュアスケート大会で活躍していた。その後、関西大学商学部に入学。後に夫となる佐藤信夫と共に日本人初のユニバーシアード優勝、二度の冬季オリンピック出場を果たし、世界フィギュアスケート選手権5位(当時の日本人選手最高位)を記録するなど、日本のフィギュアスケートに歴史を刻んだ。

1968年グルノーブルオリンピックのフィギュア女子シングルに出場した佐藤(大川)、石田治子、山下一美の3人は、共に大阪出身であることから「銀盤のいとはんトリオ」と呼ばれた(「いとはん」とは大阪弁で「お嬢さん」の意)。

1969年に同じ関西大学出身でフィギュアスケート選手の佐藤信夫と結婚する。1990年代に活躍したフィギュアスケート選手佐藤有香は娘である。2006年トリノオリンピックフィギュアスケート女子シングルで金メダルを獲得した荒川静香のコーチをニコライ・モロゾフと共同で務めた。現在は夫の信夫をサポートする格好で小塚崇彦らの指導、振付なども行っている。

主な戦績

大会/年 58-59 59-60 60-61 61-62 62-63 63-64 64-65 65-66 66-67 67-68
オリンピック 13 8
世界選手権 13 12 10 5 5
全日本選手権 3 3 3 3 2 2 2 2 1 1
ユニバーシアード 2 1

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/28 11:17 UTC (変更履歴
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